尾道市、共助の井戸を検討
くもり時々雨
今日の中国新聞から。7月豪雨災害でほぼ全域が断水した尾道市の井戸水活用に関する記事。尾道市では災害時に家庭などの井戸を活用する「共助利用の井戸」制度導入を検討しています。
事前に井戸を登録し、災害時に開放して生活用水の確保につなげることを目的としています。
9月定例会の一般質問で「井戸水の活用」について同様の提言をさせていただきました。内容としては、自己水源(約15%)が乏しい江田島市です。
所有者の協力のもと、災害時に備えた井戸水マップの作成および、学校も含む公共施設内に打ち抜き(井戸)を掘ってはどうかというもの。
江田島市もこのたびの災害で市内全域が断水となり、生活水(飲料、炊事、洗濯、トイレ、風呂など)でお困りの市民の声を聞きました。
12年前の断水よりも高齢化、水洗化率ともに10ポイント上昇したことも大きな要因です。(下水道事業の整備エリアが広がったこと、下水道事業計画外地域の合併浄化槽補助金制度により水洗化人口が増加。)
このたびの断水時には、民間企業、商店、お寺などが井戸水の一般開放をしていただき感謝しています。情報は市HP、防災行政無線、facebookなどで発信されました。
一方、市も井戸水水質検査を無料で行ないました。こういったデータの利活用をすることも大切。
(追記)広島呉道路(クレアライン)の通行止め解除の見通しについて
7月豪雨災害により被害のあった坂北IC~呉ICですが、9月27日15時に解除されることになりました。これで広島~呉の陸路 渋滞緩和に繋がるものと思います。
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