県内漁協、周防大島で海浜清掃
雨
9月8日の中国新聞から。広島県内の29漁協 約270人が山口県周防大島町の5海岸で一斉清掃を行なったという記事。これはカキ養殖用のプラスチックパイプが山口県の瀬戸内海沿岸に大量に漂着し、山口県の要望を受けて広島かき生産対策協議会などが呼びかけて実施したもの。
呉や江田島から45人が参加した白鳥ケ浜海岸では、パイプやイカダの浮きに利用する発泡スチロール片など、2時間でごみ袋150袋ほど回収したという。
広島県では今年度、カキ養殖場の実態調査に乗り出しています。推定3億本使われているというパイプ(イカダは約1万2千台、イカダ1台あたり2万5千本の換算)。養殖の過程でどの程度の量が流出するかの把握から始める。
世界的にマイクロプラスチックの問題意識が高まっており、広島県産カキのブランドを守っていくためにも効果的な解決策が必要です。 産官学の連携によるゴミを発生させない仕組みや現在のパイプに代わる資材開発(例えば、バイオマスプラスチック)も急がれます。
(参考)プラスチック漂着ゴミ→H30.6.27
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