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2018年7月

2018年7月31日 (火)

H30年7月の終わり

晴れ
 7月も最終日です。広島・岡山などの西日本で甚大な豪雨災害が発生し、江田島市においても犠牲者はでませんでしたが、市になって最大級の災害になりました。豪雨による土砂災害だけでなく、9~17日間の断水もあり、市民の生活にも大きな影響がありました。土砂崩れ等による土砂流入や道路通行止め・片側通行の復旧も含め、これから長い時間をかけての復旧作業になります。
 明日、8月1日には市から中田ポンプ所(農林水産課所管)の周辺(中町・見浪地区、高田・前田地区)で発生した床上浸水(34戸?)について住民説明会が開催される予定です。

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2018年7月30日 (月)

H30年度第4回大柿高校学校活性化地域協議会

晴れのちくもり

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 18時30分から大柿高校で開催された学校活性化地域協議会を傍聴しました。本日は県教育委員会が示した特例の対応方針(案)について活性化地域協議会が意見を述べ、最終的に(案)に同意しました。(参考→H30.7.14
 これに基づいて8月10日開催予定の県教育委員会会議で正式に方針として決定されることになります。

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2018年7月29日 (日)

台風12号と議会災害支援本部

雨のちくもり

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 通常の台風とは異なるコースをたどった台風12号ですが、江田島市内には大きな被害も無く、気象に関する警報が全て注意報に変更されたため、市内全域の避難勧告は14時で解除になりました。(→2台風12号に伴う現況についてH30.2.29.14:00
 江田島市では7月27日に豪雨災害に伴う【災害復旧対策本部】を設置しました。今後は、早急な復旧に向けて全力で対応することになります。尚、災害復旧対策本部設置後も、災害対策本部の体制は継続しています。
 一方、市議会では7月13日に議会災害対策支援本部を設置しています。(→H30.7.18)構成員は正副議長及び議会運営委員会委員。これは平成29年2月に災害時の議会の対応について制度ができたもので、このたびの豪雨災害で初めて設置されました。(→江田島市災害対応マニュアル等
 今後は、市の災害復旧本部の支援及び災害被害・復旧等に関する行政と住民との協議の場がある場合には、災害支援本部長(議長)が指名する議員が出席し、議会として適切な支援及び対応を講じていくことになります。
(参考)平成28年6月大雨災害→H28.6.24

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2018年7月28日 (土)

応急的な補正予算を専決処分

くもり

H30726hosei_senketsu 今日の中国新聞から。このたびの西日本豪雨の復旧と被災者支援のための事業費として4億8800万円を専決処分したという記事。
 尚、7月25日に開催された第6回全員協議会で事前説明を受けています。(→資料)主な補正内容としては、

①災害救助費 約1億2100万円
 災害救助法に関連する費用。住宅の応急処理(6657万円)、災害援護資金(1750万円)、障害物除去委託(1540万円)など。
②災害対策費(新設) 約6300万円
 災害関連で市役所の全庁的に必要となる費用。職員給与費(5950万円)、罹災者・断水世帯向けシーサイド温泉のうみ無料入浴料(200万円)など。
③災害復旧費 約2億円
 被災施設ごとに科目を整理。土木施設(1億9400万円)、公園施設(250万円)、教育施設(300万円)など。
④その他 約1億500万円
 流入土砂撤去事業補助金(6120万円)、農地再生特例補助金(300万円)、応急仮設住宅借上料(1200万円)、ごみ収集運搬業務(726万円)

 補正財源は基金繰入金として、財政調整基金(平成29年度末残高は59億4857万円)からの繰り入れを予定(約3億1800万円)。その他特定財源として、国・県支出金など。本格復旧に向けた経費については、9月議会での対応となります。

専決処分とは、予算や条例などを首長が議会の議決を経ずに自らの権限で決めること。地方自治法で定めており、緊急で議会を招集する時間が無い場合のほか、議会が議決すべき議案を議決しない時などでも認めている。処分後には、議会で報告して承認を求める必要があるが、承認を得られなくても決定は有効とされる。

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2018年7月27日 (金)

H30 台風12号の動きに注意を

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 7月27日の夕方に書いています。左が気象庁、右が米軍関係の予報図です。
 今後、台風は北のち西北西に進み、7月29日(日)の昼前から昼過ぎにかけて広島県に最も接近する予報となっています。29日には非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
 7月6日から7日にかけての豪雨災害があったばかりの西日本です。土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫に十分警戒することが大切で、早めの避難を心掛けましょう。

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災害時における情報発信~やさしい日本語編

晴れ

 7月6日からの豪雨による西日本豪雨災害。復旧までには相当の時間を要しますが、記憶が新しいうちに災害対応について一つ一つ検証していくことが次に繋がります。今回は災害時における情報発信の『やさしい日本語』について。

 人口の3%を超える外国人市民への情報発信ですが、7月6日の避難所案内についてはどうだったか。市内小中学校で英語を教えるアメリカ人(江田島市民)からは避難所がどこなのか妻(えたじま日本語クラブ・コーディネーター)に連絡があり、無事、たどり着きました。

 大柿町に在住で、旧・大柿公民館(大柿市民センター)を幸いにも知っていたのでスムーズに場所も理解していただけました。

 このアメリカ人が何故、『避難所』を知っていたのか。実は、5月20日の日本語クラブで危機管理課が第1回「サイレンが鳴ったら・・」と題した出前講座をしていただき、『避難所』という言葉を知ったからでした。(→H30.5.20)他の外国人市民は避難所の情報を入手できたのか不明ですが、検証する必要があります。

 一方、断水による給水サービスです。ベトナム人から『水』のことについて相談がありました。防災行政無線で流れる『給水所』は外国人市民にとって理解できません。『水をくばります』という『やさしい日本語』が必要です。

 また、あるベトナム人は家に水が無いとの連絡があり、同じ町内の『日本語クラブ』スタッフが水を持っていきました。技能実習生が大半を占める江田島市なので企業や監理組合も十分に対応してくれていたと思いますが、全てに情報が行き渡っていなかったことが見て取れます。

 この状況のなか、江田島市はHPおよびFacebookで7月9日の夕方には、『やさしい日本語』による『水』についての情報発信をしました。

 この情報により、外国人市民の間で情報共有ができたのではないだろうか。そして『おふろ』と『いどみず』についても追加で発信し、このような動きは他市町よりも早かったと思います。

 今年度、国際交流協会えたじまが立ち上がる予定です。生活者としての外国人市民への支援として、このたびの災害時における経験が活かされればと思います。

参考:えたじま日本語クラブ→災害時の外国人~現実と課題

7月9日16:04発の江田島市Facebook
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2018年7月26日 (木)

西日本豪雨、牡蠣養殖にも影響

晴れ

 テレビ朝日のニュースから。このたびの7月豪雨で牡蠣養殖に影響が出ているという話。すでにカキヒビが流されたり、大量の土砂が流れ込んだことによりホタテの貝殻を吊るせないヒビもある。
 また、大量の土砂が海に流れたことにより、稚貝の栄養分が豊富になったため大量発生し、ホタテの貝殻に付着する稚貝も多く、これによる生育などにも影響がでてくるそうです。
 昨年は採苗率50%と不調であり(→H30.1.1.23)、今年が大量発生により付着しすぎてしまっているという悩ましい問題に直面しています。

(参考)テレビ朝日ニュース→こちら

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2018年7月25日 (水)

H30第6回全員協議会

 午後から開催された第6回全員協議会が招集され、執行部から以下の議題についての報告がありました。詳細については省略します。

()平成30年7月豪雨災害について~江田島市内の被災状況~
()平成30年7月豪雨災害について~消防部活動状況~
()災害救助法による救助の実施及び被災者生活再建支援法適用による被災者生活再建支援金の支給について
()平成30年7月豪雨に伴う民有地内土砂等撤去について
 全市域対象で単独市費。分かりやすい広報をお願いしました。
 ※環境省の補助メニューは土砂交じりの瓦礫(災害ゴミ)が対象であり、自然の木・石が混じる土砂では対象にならないとのこと。(参考→H30.7.24
()平成30年7月豪雨に伴う新たな住宅支援について
 市HPに掲載しています。(→こちら
()平成30年7月豪雨に伴う農地再生特例補助について
()災害対応に係る補正予算案について
 応急復旧に関する経費を補正予算として専決処分する。規模は48000万円。本格復旧に向けた費用は補正予算案を9月議会に提出。

 議会としてはこれまでの各議員の活動により得た情報及び気付き等を取りまとめて市への提案等に繋げていくことになります。

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市内全域で断水解消

晴れ

201807242030 7月豪雨により広島県の送水トンネルに土砂が入り込んで給水が不能となったことにより、7月7日から江田島市内全域が断水となりましたが、多くの皆さんのご尽力によって、本日、全面解消となりました。

 土砂災害などによる復旧にはまだまだ時間はかかりますが、お互いの協力によって乗り切っていきましょう。午後から7月豪雨災害について全員協議会が開催されます。

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2018年7月24日 (火)

民家流入瓦礫などに関する環境省の方針

晴れ

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 今日の中国新聞から。西日本豪雨の被災地で土砂やがれきを個人が撤去すると費用負担が自己負担になる問題について、環境省が被災者からの全額の事後清算に応じると決定した記事。

 事後清算の対象となるのは、全壊や半壊した自宅の破片やがれき、倒壊を免れた民家に流れ込んだがれき混じりの土砂。
 広島市ではすでに環境省の補助金制度を利用して、私有地に流れ込んだ流木や壊れた住宅などの災害廃棄物を住民が自分で重機を使って撤去したり、業者を雇って処理した際の費用を全額還付することを決定しておりますが、他市町の多くはまだ情報収集している段階です。
 江田島市内においても災害ボランティアの皆さんに撤去をお願いしている市民の方々もおり、今後、このような制度が利用できれば、市民の経済的負担も軽くなり、業者等による重機を使用した作業で早急な撤去が可能になるのではないでしょうか。今後の市の動向に注目です。

(参考)
河井克行衆院議員ブログ(広島市)→こちら
広島市の対応→こテレ朝news(7/22)

(追記)

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 左は災害土砂搬入場所に指定されている大柿町大君の泉公園(早瀬大橋下)の対面にある稼働中の倉庫と地図。敷地内に土砂崩れによる土砂が流入しています。少し気になるのが早瀬大橋に向かう国道487号線の下であるという点です。
 このたびと同程度の豪雨が降った場合、道路が大丈夫なのか早急に確認する必要があります。(午前中、土木建築部建設課には連絡しています。)また、敷地内に流入した土砂ですが、江田島市が上記の環境省の補助金制度を利用する場合、適用されるか気になります。(人が住んでいない倉庫のため難しいかもしれません。)

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2018年7月23日 (月)

激甚災害制度

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22日の中国新聞から。安倍総理が21日に西日本豪雨で被災した広島県内の32町を視察し、明日24日の閣議でこのたびの災害を『激甚災害』に指定すると表明したとの記事。具体的な内容については明日以降、判明するものと思います。

地方財政の負担を緩和し、又は被災者に対する特別の助成を行うことが特に必要と認められる災害が発生した場合に、中央防災会議の意見を聴いた上で、当該災害を激甚災害として指定し、併せて当該災害に対して適用すべき災害復旧事業等に係る国庫補助の特別措置等を指定するものです。指定されると、地方公共団体の行う災害復旧事業等への国庫補助のかさ上げや中小企業事業者への保証の特例など、特別の財政援助・助成措置が講じられます。(→概要

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2018年7月22日 (日)

災害ボランティア参加とSNSの活用

晴れ

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 午前中は江田島市社会福祉協議会が運営する災害ボランティアに参加しました
 担当したのは、能美町中町に床上・下浸水した高齢者世帯。災害ゴミを6人のチームで指定場所まで搬出する作業。軽トラック8台分でしたが、チームワークで予想より約1時間早く終わって任務完了しました。

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 その後、小古江地区2件、深江地区2件の被災場所を巡回しました。復旧作業の進捗状況を確認し、また、地域の方にお話を伺いながら、行政に繋げていく部分は伝えていくことにします。
 順調に復旧が進んでいるところもありますが、手が付けられない場所(車が入れないなどの事情)もあり、少しでも回復に向かうよう知恵を出していきたい。

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 先週、給水や洗濯サービスを提供した『さとうみ科学館』(→H30.7.16)ですが、グランド・体育館は陸上自衛隊・災害支援部隊の駐留所として活用されています。鹿児島・沖縄から派遣されいる皆さんですが、本当に感謝です。
 午後から約30世帯が床上浸水した中町の地域に伺い、被災者の方とお話しました。家の中でも90cmは浸かったということで、外壁をみると約1.5mの高さまで水がきていた跡が確認できます。消防のレスキューボートで救出されたということですが、なぜ、このような浸水が発生したのか検証が必要です。
 市民の方から聞いた様々な意見や議員各位がそれぞれの地域で実際に見聞きしたことを7月25日の議会全員協議会で意見交換し、議会として意見集約して行政に提言・提案(要望)をすることになると思います。

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 左は今日の中国新聞から。このたびの西日本豪雨災害において、広島・岡山・愛媛各県の犠牲者がでた24市町で災害情報の発信にSNS活用でバラツキがあるという記事。
 SNSの主流となっているFacebook(フェイスブック)とtwitter(ツイッター)の両方を利用しているのは11市町。
 尚、江田島市は犠牲者が出ていないので調査対象から外れていますが、FacebookとTwitterの両方をしています。
 ただ、Twitter(江田島市防災情報)は殆ど発信されておらず、今日7/22現在で、7月9日の発信で終わっています。これまで防災行政無線で発信した災害支援情報などもTwitterでお知らしてはとも思いますが、今後の運用方法を検討することが必要です。
 東日本大震災などの大きな災害において、マスメディア等で『必要な情報の拡散』についてSNSの有効性が盛んに伝えられているはずですが活用がなされていないことが残念です。

江田島市(フェイスブック)→こちら
江田島市防災情報(ツイッター)→こちら  

 尚、江田島市防災情報ツイッターですが、私が2010年(平成22)9月定例会で提言し(→H22.10.31)、最終的に運用されたのは4年後の2014年(平成26)12月1日(→H26.11.28)からです。

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2018年7月21日 (土)

災害情報FM

晴れ

H30720community_fm_radio 昨日の中国新聞から。平成307月豪雨災害の復旧作業は道半ばですが、改めて、防災対策と地域情報基地としての【ラジオ局】を考えることも必要です。

 平成162004)年の台風18号接近により、昼過ぎからの停電、そして電話がつながらない。

 今どこで何が起こっているかわからない。先ずは、ラジオに電池を入れて、RCCラジオ(中国放送)を聴いたことを思い出します

 しかし、ラジオも県内各地域の大まかな情報しかなく、台風の進路状況だけが、唯一、私たち島民にとって有益な情報でした。どの道が通れなくて、どこに行けば避難場所として安全か、といった江田島・能美島情報はありませんでした。(→創新7

 このたびの豪雨災害ですが、豪雨翌日77日(土)は朝から自宅は停電でした。ラジオ頼みの情報でしたが、お昼過ぎには競馬中継をしており、空しく思ったものです。

 翌日78日は携帯電話の通信障害により朝から夕方まで利用できない状況であり、WiFi環境下の外出先で情報収集です。

 防災行政無線も有効ですが、室内受信機を持っている家庭であれば暴風雨時にも聞き取りやすい。電話で放送内容を確認することも出来る(→こちら)が集中するとどうだろう。いろいろなことを考えてしまいます。

 もうひとつのやり方として、防災行政無線の内容を江田島市Facebookで伝えることも検討してはどうか。近年、Facebookを利用する市民も多く、情報拡散するには有効です。

 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことのないよう、このたびの災害への対処を十分検証し、次に活かしたい。

(追記)

Suikeip07211300 沖美町畑・岡大王・是長地区において水道が再開されました。尚、一部(畑地区約30軒)では7/25ころの復旧のようです。

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2018年7月20日 (金)

広島市の似島~災害ボランティアは運賃無料

晴れ

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 江田島市外から災害ボランティアをされている方からのご連絡で、江田島市に災害ボランティアとして東京から来られている方の話を伺いました。その方は広島市内でホテルまたはシェアハウスに泊まっているそうで、宇品~中町の高速船運賃が負担になるとのこと。
 現在、江田島市社会福祉協議会が災害ボランティアセンターを開設して、復旧作業をコーディネートしています。写真は社協ブログ(→こちら)から作成した表です。
 広島市南区の似島では民間航路事業者のご好意により、似島地区で災害ボランティア活動をされる方は、フェリーの運賃が無料という。(乗船する際に「災害ボランティア活動に来ました」と船員に伝える。→広島市社会福祉協議会HP
 現在、江田島市は災害ボランティアが不足しているそうで、高速船等の運賃補助をすることで市外からの参加者が増加しないものだろうか。この件について江田島市議会事務局に意向を説明し、執行部に問いかけていただくことにしました。

7/20市の回答(要約):
①災害ボランティアが少ないのは周知不足(知られていない)。
②現時点で運賃補助等は考えていない。

 似島の場合は民間航路事業者の善意であり、税金での補助は難しいのかもしれません。
 因みに長崎県(→こちら)、鎌倉市(→こちら)は住民が災害ボランティア活動をする際の交通費助成制度があります。こちらは県民・市民のボランティア活動の環境・基盤づくりや支援事業という趣旨です。

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2018年7月19日 (木)

民有地内の土砂・流木等の撤去

晴れ

 このたびの7月豪雨災害ですが、水道の復旧については、沖美町地区が残るのみとなっています。以下の通り完全復旧には1週間ちかくかかる見込みです。

第3水系: 沖美町畑、岡大王、是長 7/21ころ
三高水系: 沖美町三吉、高祖、美能 7/25ころ

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 7月19日午前9時現在の江田島市内における住家被害、災害箇所(土砂崩れなど)の暫定数値は左写真の通り。まだ報告されていない件数もあります。
 一方、自宅などに流れ込んだ土砂、木などの撤去作業は、住民(ボランティア含む)、自衛隊、災害ボランティア(江田島社会福祉協議会)の皆さんの協力により少しずつ行なわれています。昨日書いたように、江田島市議会から市長に対して、『民有地内の土砂・流木等の撤去について,必要な措置を講ずること。』を要望しています。(→H30.7.18
 自民党の衆議院議員、河井克行代議士のブログには、広島市では、民地での土砂・流木・ゴミ撤去費用はすべて広島市が払うことになったという記事がありました。(→こちら)江田島市において広島市と同じ仕組みの対応が出来るかわかりませんが市のほうに要望することにします。(議会事務局経由で確認すると、前向きに検討するとの回答)

【ひろしま満点ママ!!】の江田島特集(2018/07/19放映、取材2018/07/17))

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2018年7月18日 (水)

H30年7月豪雨災害~市議会の動き

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 このたびの7月豪雨災害ですが、沖美町地区ではまだ断水しており、また、市民の生活及びインフラ復旧には時間を要します。
 これまでの江田島市議会の対応ですが、7月13日(金)午後3時に議長により、市議会内に「江田島市議会災害支援本部」を設置しました。設置の経緯は以下の通り。

【設置経緯】
 7月6日の豪雨発生により,市内全域の断水,土砂崩れ等による各幹線道路の寸断など,生活に支障がある状況であり,各議員においては,地域での災害状況の把握や住民の安全確保のための活動を最優先した。
 災害発生から1週間の初動期が経過した現在,復旧・復興期を迎えていることから,市議会に災害支援本部を設置し,情報収集・整理を行うとともに地域の災害対応に資するものとする。
 なお,依然として市内全域が断水していることにより,給水活動等地域支援が必要なため,支援本部を設置するものの,招集は行わず,災害対策本部からの災害情報を,継続的に議員にタブレット配信するものとし,議員からの情報は,緊急を要する場合を除き,議会事務局へ提供するものとする。
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 尚、7月13日には議長より市長に対して以下の項目についての要望書が提出されました。

【要望項目】
1 被災者に対する生活支援のための緊急措置を講ずること。
2 断水の早期解消に向けて,迅速な対応を行なうこと。
3 民有地内の土砂・流木等の撤去について,必要な措置を講ずること。

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断水地区などの市民に無料開放~シーサイド温泉のうみ

晴れ

 江田島市の水道も本日、秋月地区が再開し、残るは沖美町地区となります。まだ復旧していない地域の方々及び床上浸水により帰宅が困難な方を対象として、復旧までの間、シーサイド温泉のうみが無料サービスを提供することになりました。営業再開は7月19日(木)です。
 尚、シーサイド温泉のうみの営業再開により、自衛隊による入浴支援である海上自衛隊(呉基地係留の輸送艦『しもきた』は7月18日まで、陸上自衛隊(柿浦漁港埋立地、『尾張の湯』)は7月20日までとなります。(→こちら

市HP(→こちら)からの転記です。
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 シーサイド温泉のうみの営業再開にあわせて、市内にお住まいの次の方を対象に無料開放します。

○開始日 7月19日(木)から
○対象者 ・断水地域
       ・床上浸水により帰宅が困難な方
○無料期間
  断水地域にお住まいの方は、給水開始日まで
  ・沖地区(畑・岡大王・是長)…7月21日(土)まで
  ・三高地区(沖美町:三吉・高祖・美能)…7月24日(火)まで
  ・り災された方は、7月24日(火)まで

※7月25日(水)は館内清掃のため休館日です。

利用方法 入場の際に、氏名等を記入
営業時間 午前10時~午後9時(受付は午後8時まで)
その他 一般の方も通常どおり利用できます。

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2018年7月17日 (火)

水道の復旧も少しずつ

晴れ

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 連休明けの火曜日。江田島市の水道再開も進んでいます。本日から切串、幸ノ浦、大須地区が復旧しました。
 明日18日は秋月地区が復旧予定です。沖美町沖地区21日、三高地区25日と後しばらく時間がかかります。沖地区では給水ポイントを増やしました。

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2018年7月16日 (月)

ボランティア洗濯機サービスと移動給水

晴れ

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 先週金曜日(7/13)から7/15まで、若いボランティアが『さとうみ科学館』に洗濯機を設置し、給水と洗濯サービスを提供しました。
7/16から大柿町エリアを含む大部分が水道再開との情報により7/15までとなりました。
 水は宝持寺のご好意による井戸水(飲むことも可能→こちら)で、300500リットルのポリタンクで輸送し、プラスチック・プールに貯めます。バケツにて2槽式洗濯機で重曹や『洗たくマグちゃん』を使用しての洗濯です。洗剤を使用しないことによる排水に気を使いました。

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 お子様のいらっしゃる家庭では洗濯物も多く、井戸水などがなくお困りの方々もいらっしゃり、短い期間ですがご利用者には喜んでいただけました。このサービスを聞きつけた小古江、是長の方もいらっしゃいました。

 また、軽トラックに300リットルタンクを載せて、必要な方々に給水活動も行ないました。短い期間でしたがボランティアの方々のこのような活動に感謝です。
  近所から井戸水をいただいて洗濯板で洗濯されている方もいらっしゃいます。暑い季節で洗濯物も多く、大変労力を要します。給水再開に日数のかかる沖美町エリアにおいても井戸水を活用した洗濯できる拠点がひとつでも多くあればと思います。

【ご利用者】

7/13
○洗濯機利用 5
○使用水量(給水及び洗濯水)2トン

7/14
○洗濯機利用 10+α
使用水量(給水及び洗濯水)1.5トン

7/15
○洗濯機利用 10+α
○使用水量(給水及び洗濯水)1.5トン

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2018年7月15日 (日)

一部地域で断水解除へ

晴れ

 午前中、宮ノ原地区、切串地区を回りました。術科学校付近では土砂崩れにより家屋に土石流が投げ込んだ地域があり、ボランティアおよび海上自衛隊の方々が復旧作業をされていました。

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 その後、さとうみ科学館の洗濯サービスへ。昨日に防災行政無線から江田島市の水道再開の情報が流れてきました。この情報をもって、洗濯サービスをお昼過ぎまでとしました。
 水道再開は左の通り、江田島町(切串・幸ノ浦・大須・秋月除く)、能美町、大柿町が16日から再開することになりました。切串・幸ノ浦・大須は17日、秋月は18日。
 沖美町では少し時間がかかり、沖地区21日、三高・美能地区25日ということです。
 夕方、小古江地区の民家に流れ込んだ土砂等の復旧作業のお手伝いをさせて頂きました。
 水道水の復旧目処が立ったことにより、市民のみなさんの気持ちも幾ばくか明るくなったのではないでしょうか。 

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2018年7月14日 (土)

海浜清掃と洗濯サービス

晴れ

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 朝は6時30分から地元漁協の皆さんと海浜清掃。このたびの西日本豪雨で海は川から流出した木切れ、流木などで海岸も多くのゴミが漂着しているものと思っていましたが、意外にも海岸はそれほどでもありませんでした。ペットボトルや空き缶などの回収作業を行ないました。

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折り返して、さとうみ科学館(大柿町深江、旧・深江小学校)へ。地域の若者を主としたボランティア団体が、井戸水を活用した水の提供及び洗濯サービスを始めました。私もボランティアの一人として参加。
大柿中学校の生徒さんもボランティアとして陸上自衛隊の給水活動を手伝っていました。

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 このたびの断水では飲み水のほか、風呂、洗い物、洗濯にお困りの方々がいらっしゃいます。暑い夏の盛り、お子様をお持ちのご家庭でも洗濯は悩みの種です。

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大柿高校存続案件に光見える

晴れ

30714oogaki_hs 今日の中国新聞から。2年連続80人を割った大柿高校の再編について、広島県教育委員会は来年度(2019)に生徒数が80人以上になれば、検討対象から外し、80人に満たない場合でも、生徒数が増えるなどの成果があれば、さらに1年伸ばし、2020年度の生徒数で最終的に判断するという。

 現在73人の大柿高校です。江田島市・江田島市教育委員会では、公営塾運営補助、バス・船などの公共交通機関利用生徒への通学定期代補助を行なっています。 

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2018年7月13日 (金)

原水、前早世浄水場に届く

晴れ

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 今日の中国新聞から。昨日、県が呉・江田島に原水の送水を再開し、それぞれの浄水場に届いたことが確認されました。

 江田島市でも前早世浄水場に届いたと確認され、水道管の洗浄や点検のため、試験送水を行ないました。鷲部・飛渡瀬にお住まいの方から一時的に水が出たということを聞きました。
 明るい兆しです。安心・安全な飲料水はあと少し。自衛隊の支援による給水・入浴サービス、霧島市(鹿児島県)などの他県自治体の給水車、企業や市民の井戸水解放など、みなさんの協力でがんばっています。あともう少し、協力し合って乗り切りましょう。

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2018年7月12日 (木)

断水解消には今しばらくかかる

晴れ
H30712water  今日の中国新聞から。昨日の県が発表した6号トンネルの送水見通し(原水、飲料水の原料)に関する記事です。市HP(→こちら)にもあるとおり、江田島市内の各家庭に飲料水を配水するまでには時間がかかります。

 これまでと同様、お互いが助け合いながらこの困難を乗り切りましょう。

 ※市HP→地区によって段階的に点検作業を実施するため,安全・安心な水(飲料水)として提供できるまでには,まだ2週間程度を要する見込みです。(被災状況により,遅くなる場合があります。)

(追記)日本テレビ系列 断水の江田島市の現状→こちらYoutube  

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2018年7月11日 (水)

断水に明るい兆し

 7月7日から断水が続く呉市や江田島市です。広島県の送水トンネルに入り込んでいた土砂ですが、本日、撤去作業が完了しました。トンネル自体には損傷が無いことを確認したそうです。(→6号トンネルの送水見通しについて第6報
 湯崎県知事はこれを受けて、今後、トンネルの泥水を排水して新しい水を送り込んだ上で、7月13日には送水を再開できるという見通しを示しました。
 尚、送水(原水)を再開しても、江田島市の場合、前早世浄水場での作業(飲料水への加工)があるため、各家庭まで飲料水として供給されるまでには時間がかかります。



 このたびの西日本豪雨災害では自衛隊の災害復旧支援には感謝です。本日も災害支援ヘリが海上自衛隊・呉教育隊に複数回の離着陸がありました。

 江田島市内では鹿児島市(→こちら)や霧島市(→こちら)など鹿児島県の給水車、陸上自衛隊第10師団の災害支援車両を見受けることができました。本当に有難うございます。

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給水場所~やさしいにほんご と 地図~

晴れのちくもり

Index

 7
7日(土)からの断水により、江田島市各所で給水場所が設置されました。このたびは災害復旧のための給水場所を地図にしてくださっている団体があります。(→こちら
蛇口のマークが給水場所になります。(→地図
 また、江田島市には700人を超える外国人市民がおり、市HPには【やさしいにほんご】で水の配布について案内しています。(→こちら)災害支援の情報提供をきめ細かくすることが大切です。
 尚、自衛隊の給水船2艘(容量240㎥)により、江田島市の浄水場への応急給水を行っています。

※『いどみずが もらえます』(民間企業の井戸水提供)→こちら
※『おふろにはいることができます』→こちら

※呉市では災害復旧支援金(ふるさと納税)のご協力をHPに掲載。(→こちら

---引用開始---

 水(みず)について 知()らせます。

 江田島(えたじま)の 全部(ぜんぶ)で 水(みず)が 出()ません。

 水道(すいどう)のパイプが こわれて 水(みず)が 出()ません。

 なおったら また おしえます。

 次(つぎ)の ところで 水(みず)をもらうことが できます。

 一人(ひとり) 1回(かい) 20リットル まで です。

 お金(かね)は いりません。

 ふたがある 入()れ物(もの)を 持()ってきてください。

 (みず)を もらうことが できる ところ

 ・第1術科学校(だいいちじゅっかがっこう)

 ・旧(きゅう)(きり)(くし)中学校(ちゅうがっこう)

 ・能美(のうみ)市民(しみん)センター(旧(きゅう)役場(やくば)

 ・能美(のうみ)運動(うんどう)公園(こうえん)

 ・三()高支所(たかししょ)

 ・沖美(おきみ)市民(しみん)センター

 ・大柿(おおがき)市民(しみん)センター(旧(きゅう)大柿(おおがき)公民館(こうみんかん)

 ・ゆめタウン江田島駐車場(たうんえたじまちゅうしゃじょう)


(みず)を もらうことが できる 時間(じかん)

  8:00 a.m.~8:00 p.m.


 聞()きたいことが あるときは ここに 電話(でんわ)してください。

 TEL 0823-43-1635(人権(じんけん)推進課(すいしんか)

---引用終了---

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西日本豪雨による交通と水への打撃

晴れ

201807101718370001  昨日梅雨明けした広島県地方、暑い一日でした。大雨災害による交通網の麻痺ですが、特に呉市が大変です。道路、鉄道の寸断により、海上交通での移動が唯一の頼み。

 松山航路を利用して宇品港と呉港を行き交う通勤者の記事もあったり、江田島・小用港での乗換えを活用して、呉⇔小用⇔広島と移動する方々も見受けられます。

 本日、東広島呉道路の全線開通および山陽自動車の本郷IC~河内ICの通行止め解除により福山方面から呉へのアクセスが確保されました。

 また、山陽自動車道(広島IC~河内IC)は今後、一週間程度で通高度を解除見込みですが、本日10時から緊急車両に加え、救援物資等を輸送する車両の通行が可能になりました。

 これにより呉・江田島地域への物資輸送に明るい兆しが出てきました。品薄であった食料や飲料水、ガソリン等も確保できるのではないかと思います。(→参考

 尚、本日、海上自衛隊の輸送艦「しもきた」が、広島県呉市へガソリン、軽油を輸送するため、タンクローリーを宇品港から呉基地まで輸送したそうです。

 断水についてですが、昨日からの調査結果に対する対応をしています。県HPをご参考にしてください。(→7/10発表【第5報】

201807101714320001 左は海田町-呉市間の送水トンネルに関する記事となっており、2006年(平成18)の事故について纏めています。 

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2018年7月 9日 (月)

議会運営委員会(H30.7.9)

晴れ

 午前中は議会運営委員会。7/6からの大雨による災害に関する状況の説明を受けました。また、7/11から開催予定の議会報告会を中止することを確認。 

 現在、江田島市全域が断水になっています。(県営水道6号トンネル、海田~呉の閉塞)平成18年の送水トンネル崩落事故における断水以来ですが、長期化する恐れもあります。井戸水の共用などお互いに助け合うことが大切です。

※災害に関する江田島市の情報→HP

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2018年7月 6日 (金)

H30年7月総務常任委員会

午前中は総務常任委員会に出席しました。協議事項は以下の通り。
(1)未利用財産の処分方針について

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 企画部制作推進課から左写真に基づいて説明がありました。現在79件の未利用財産処分予定物件があります。一部は売却されましたが、今後も引き続き取り組んでいきます。私も含めての委員からは適正価格で処分すること、および目標数値(例えば10年間で30%処分など)を設定して取り組むことを要望しました。
(2)「犠牲者が発生した住宅火災の概要とその後の対策について」の調査方向について(修正)
 6月の委員会で確認したことの議長宛報告書を策定しました。
(3)議会報告会想定質問について
 7月中旬に予定される議会報告会の総務常任委員会所管の資料の確認。
(4)視察研修について
 今年度予算にある消防本部の高機能消防指令センターの導入について、同規模程度の近年導入した消防本部を視察する予定。
 尚、午後から議会広報特別委員会の予定でしたが、10時39分に、大雨による土砂災害に関する避難準備・高齢者等避難準備開始の発令が出されたため、中止になりました。

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2018年7月 5日 (木)

事業者の情報公開と市民団体

くもりのち雨

 台風4号が日本海を北上した後、広島県地方は梅雨空に戻っています。汚染土壌処理施設については事業者と漁業関係者の話し合いが膠着状態になっていることは書きました。(→H30.7.3反対協議会FB

 事業者は自社HPで『汚染土処理事業についてのご報告』として説明会情報と資料公開しています。(→HP説明資料)説明会場所ごとの質疑応答などが掲載されていれば、より分かりやすいと思います。(→参考
 HPで6月10日に市民団体『江田島市を良くする会』(共同代表 塚本雅彦氏、浜本正弘氏)が見学され、その後の質疑応答についての記述があります。尚、塚本氏は2008年(平成23)の広島市議会議員選挙において佐伯区選挙区で立候補されています。
 同氏のブログに当日放映された広島ホームテレビのニュース映像が掲載されていましたのでご参考まで。(→こちらFB映像
 先日も書きましたが、許可権者である広島県が両者の合意形成に向けてご努力されております。地元自治体としての江田島市も、県の『汚染土壌処理施設の設置に係る地元調整に関する要綱』第4条にある『関係市町は、適正な土地利用及び健全な生活環境の保全を図る立場から、この要綱に基づく地元調整に関する事務に協力するものとする』ことを行なっています。
 市民の皆様にとっても早く解決して欲しいという思いは強い。何とか両者が納得する手立てはないものだろうか。ニュースで塚本氏が最後におっしゃっていますが、『話し合いを何回も持つべきだと思います。』ではないだろうか。県及び市においては引き続き『場づくり』をお願いしたい。

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2018年7月 4日 (水)

会報34号

くもり時々晴れ

 6月定例会の一般質問を中心に纏めた会報『創新34号』(→こちら)が出来ましたのでご覧ください。 尚、6月一般質問は以下の通りです。

  胡子 雅信

(1)職員採用制度について
(2)人口減少対策について

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2018年7月 3日 (火)

県の対応はどうなるか

くもり時々雨

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 台風7号の影響により雨が降ったり止んだりの一日でした。左は汚染土壌処理施設の地元調整に関する要項を纏めたものです。(県作成?)現在、事業者と漁協関係者との話し合いもなく、膠着状態に陥っているのが現状です。要項の手続きが終了した後に汚染土壌処理施設の設置工事に着手するもの(第5条第2項)としており、すでに施設はできあがっていると聞きます。しかしながら、現時点で、県も地元への説明不足ということで再度、事業者に対し関係者の合意が得られるよう指導しています。

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 左は県の要綱です。(→PDF)中央の写真にある第13条(厚生環境事務所の指導等)は次の通りとなっています。

第1項 厚生環境事務所長は、関係者の相当の努力にもかかわらず、意見の調整が難しい状況にあると思料するときは、関係市町の協力のもとに、地域関係者に対して、生活環境保全上の助言を行ない、関係者双方の合意が得られるよう指導するものとする。

第2項 厚生環境事務所長は、前項の指導にもかかわらず、地元調整の見込みがないと認めるときは、関係市町の長及び設置者に対し、この要綱に基づく指導及び助言の打切りを通知するものとする。

とあります。本来終わっているはずの地元調整(故に建設に着工)でしたが、遡って要項の手続き(第1項)を行なっています。気になるのは第2項の打ち切りが何を意味するのかということです。

Photo

 昨年12月定例会で一般質問しましたが、旧・沖美町が立会人となっている『公害防止対策に関する覚書』について、地元自治体として江田島市が県に案内していたら、このように揉めることはなかったのではないかと思います。(12月定例会一般質問→創新33号

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2018年7月 2日 (月)

H30年度第3回大柿高校学校活性化地域協議会

くもり時々晴れ

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 高校のHPにある沿革をみると、久保中鷹蔵氏であることが分かります。(→高校HP) 昭和15年(1940)に大柿実科高等女学校を設置したときに校舎等を寄贈したのが久保中翁。

36358472_238682720059927_8968531105 旧・大柿町の『議会だより』(昭和54年(1979)10月30日号)に新築校舎の写真が掲載されています。

1943年(昭和18) 大柿高等女学校に改称。
1948年(昭和23) 学制改革で大柿高等学校(普通科・家庭科)
1949年(昭和24) 県立移管

 歴史を振り返ると、大柿高校は『地域の学校』であり、『地域の宝』であることが分かります。

 尚、『おおがき議会だより』の題字は、大柿町大原出身の元・文部大臣、元・衆議院議長の灘尾弘吉先生(→Wikipedia日本経済新聞・特集記事)の手によるものです。合併して江田島市となりましたが、江田島市議会の『議会だより(題字)』にも受け継がれています。

H3072gakkou_kasseikalocal_council  さて、第3回学校活性化協議会ですが、本日は各委員からそれぞれの団体の支援策や今後の取組みの方向性について説明がありました。左写真は江田島市及び江田島市教育委員会の支援策についてのレジュメ。議会からは県知事及び県教育長への意見書。(→こちら

 それ以外の団体(江田島市中学校長会、大柿高校を育てる会、各種団体)の支援策はこの場での公開は控えます。

 県教育委員会からも担当課長含め3名が出席。5月11日の第1回会議(→こちら)から議論され、協議会としての支援策(できること)を集約しました。このことをもって、9月の県教育委員会会議(県立高校の募集関連)で最終的に結論づけることになるでしょう。

【所見】
 いまは存続に向けての関係団体のアイデア出しです。しかし、今後のことも考えると、やはり、行政、地域、大学、企業等を結びつける地域コーティネーターが必要です。ある意味で『地域商社』的な感覚を持った人材が『高校を核』としたまちづくりに取り組むこと、これが江田島市の未来に繋がる。

 単に、県立高校存続の問題ではなく、『江田島市の存続問題』であることを市民全体で共有することこそ大切です。 
※大柿高校に関するブログ記事一覧→こちら

(追記)
H3074kyougikai7月4日の中国新聞記事です。

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2018年7月 1日 (日)

繋げていこう~海と山の幸

晴れ時々くもり

 雨上がりの日曜日。束の間の休息をとりつつ、お昼過ぎには地元漁協の皆さんと意見交換など有意義な時間を過ごしました。

 恵み多き宝の島、えたじまは広島県でナンバーワンの漁獲高を誇る島。若手漁師さんを応援するとともに、新たに漁業にチャレンジする担い手育成の仕組み作りが明日の江田島市に繋がります。

36506482_2037957002944988_29997091036487676_2037957062944982_2595890_2 2011年(平成23)、江田島市がオリーブ振興に舵を切るタイミングで、江田島市内の花屋さんで購入したオリーブ。大きく育って一昨年まで大量の実を付けた木。

  2016年(平成28)に天敵であるオリーブ・アナアキゾウムシ(の幼虫)に根元を浸食されました。枯れた枝を強剪定して復活を願っていました。今日、根元を掃除してみると、新たな枝が伸びています。オリーブの生命力には頭が下がる思いです。

 江田島市の1次産業(農業、漁業)を支えるため、いかにして成り立つ商売(6次産業化も含め)となりえるか、地道にコツコトと未来のために繋げていきたい。

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