H30年度第3回大柿高校学校活性化地域協議会
くもり時々晴れ
18時30分から大柿高校で開催された学校活性化地域協議会を傍聴しました。(※沖井県議、公営塾の中村講師、高校PTA会長も傍聴していました。)右写真は高校玄関付近にある胸像です。
高校のHPにある沿革をみると、久保中鷹蔵氏であることが分かります。(→高校HP) 昭和15年(1940)に大柿実科高等女学校を設置したときに校舎等を寄贈したのが久保中翁。
旧・大柿町の『議会だより』(昭和54年(1979)10月30日号)に新築校舎の写真が掲載されています。
1943年(昭和18) 大柿高等女学校に改称。
1948年(昭和23) 学制改革で大柿高等学校(普通科・家庭科)
1949年(昭和24) 県立移管
歴史を振り返ると、大柿高校は『地域の学校』であり、『地域の宝』であることが分かります。
尚、『おおがき議会だより』の題字は、大柿町大原出身の元・文部大臣、元・衆議院議長の灘尾弘吉先生(→Wikipedia、日本経済新聞・特集記事)の手によるものです。合併して江田島市となりましたが、江田島市議会の『議会だより(題字)』にも受け継がれています。
さて、第3回学校活性化協議会ですが、本日は各委員からそれぞれの団体の支援策や今後の取組みの方向性について説明がありました。左写真は江田島市及び江田島市教育委員会の支援策についてのレジュメ。議会からは県知事及び県教育長への意見書。(→こちら)
それ以外の団体(江田島市中学校長会、大柿高校を育てる会、各種団体)の支援策はこの場での公開は控えます。
県教育委員会からも担当課長含め3名が出席。5月11日の第1回会議(→こちら)から議論され、協議会としての支援策(できること)を集約しました。このことをもって、9月の県教育委員会会議(県立高校の募集関連)で最終的に結論づけることになるでしょう。
【所見】
いまは存続に向けての関係団体のアイデア出しです。しかし、今後のことも考えると、やはり、行政、地域、大学、企業等を結びつける地域コーティネーターが必要です。ある意味で『地域商社』的な感覚を持った人材が『高校を核』としたまちづくりに取り組むこと、これが江田島市の未来に繋がる。
単に、県立高校存続の問題ではなく、『江田島市の存続問題』であることを市民全体で共有することこそ大切です。
※大柿高校に関するブログ記事一覧→こちら
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