外国人定住@安芸高田市(上)
晴れ時々くもり
今日の中国新聞から。安芸高田市は今年度(2018年度=平成30)から5ヵ年計画の第2次多文化共生推進プランを作成し、人口減少対策の一環として、外国人の定住に繋げる基盤づくりに焦点をあて、外国人と地域とのパイプ役(コーティネーター)の養成など新規11項目を含む22施策を取りまとめています。今回の記事は新しい施策に対する特集記事です。
新聞記事では、安芸高田市の高齢化率は38%。人口減少を抑えるため、市は第3子以降の保育料無料化をはじめ、子育て世帯や企業希望者など向けの支援策を拡充したが歯止めはかかっていないという。
江田島市は合併直後の平成17年4月1日現在の人口は3万211人、高齢化率(65歳以上の人口比率)が32.07%だったものが、急速に人口減少に拍車がかかり、平成30年6月1日現在の人口は2万3089人(うち外国人は747人、比率3.13%)、日本人のみの高齢化率44.14%、外国人を含めたら42.81%(外国人の高齢者が18人)となっています。
江田島市も主要産業である牡蠣等の水産業や造船業、船舶解体業などは外国人市民なくして成り立たない産業となっています。今後は経済連携協定(EPA=Economic Partnership Agreement)によるインドネシア(H20~)、フィリピン(H21~)、ベトナム(H26~)からの看護師・介護福祉士及び候補生等、福祉関連においても外国人市民に頼らざるを得ない時代が10年以内に来ます。
今年度の江田島市における新規事業で、外国人市民と共に島暮らしをするための多文化共生社会構築のための団体、国際交流協会えたじま(追記: その後、江田島市国際交流協会とすることになる)の設立があります。
6月定例会の一般質問に対する執行部の答弁では、夏から秋には立ち上げるとのこと。団体の設立趣旨、目的、事業内容等を明記した定款などの雛形や組織編成案(役員、事務局体制など)は既にできあがっていると思います。
県内先進地である安芸高田市に学ぶことは大切です。
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