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2018年5月22日 (火)

安芸高田市と江田島市~外国人市民

晴れのちくもり<

H30522akitakata_city  今日の中国新聞から。安芸高田市が2次多文化共生推進プランを作成し、市議会全員協議会で公表したという記事です。

 人口減少対策の一環として、外国人の定住増に繋げる基盤づくりに焦点をあて、外国人と地域とのパイプ役(コーディネーター)の養成などの新規11項目を含む22施策を取りまとめています。(→H30.5.15

 江田島市において、平成29年(2017101日現在の外国人市民は709人で、国籍別では以下の通りです。(出典:平成29年度地域日本語教育コーディネーター研修情報交換会、江田島市日本語クラブに対する取り組み)何年か前は中国がトップでしたが今はベトナムになっています。

  国籍 人数 割合
ベトナム 204人 28.7%
フィリピン 163人 22.9%
中国 140人 19.7%
インドネシア 121人 17.0%
バングラディシュ 17人  2.4%

尚、在留資格の種類では、以下の通り

技能実習生 特定活動 永住者 定住者
378人 112人 85人 62人

※フィリピンは永住者・定住者が多い。夏場に減少、冬場に増加。牡蠣養殖業との関連があります。
※技能実習生 2号ロ257人、1号ロ121人の計378人

 第2次江田島市総合計画・実施計画では平成31年度から多文化共生推進プランの策定が掲げてあります。牡蠣養殖業ほか水産業、造船業、船舶解体業だけでなく、福祉分野においても外国人市民の増加が予想され、日本人市民の減少とあいまって人口比率も上がります。

 今年度設立予定の国際交流協会えたじまを中心に今後の多文化共生社会に対応できる『まちづくり』も必要です。

江田島市における多文化共生推進プラン策定の予定
 第2次総合計画実施計画において、平成27年3月時点では平成28年度にプラン策定の予算100万円を計上していたが、現在は平成31年度から策定する予定に変更しています。(予算額200万円)

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