H30 タブレット活用あれこれ
晴れ
午前中は議会事務局にて東京インタープレイの米田社長とお会いし、クラウドを活用した文書閲覧アプリ『SideBooks(サイドブックス)』(→こちら)による議会運営等についてのお話を聞きました。
江田島市議会では、平成26年7月、米田社長による第1回タブレット研修を開催したことがあり、今回は県内の議会を中心とした現状などを含めた意見交換をさせていただきました。また、事務局員も同席し、アプリの活用方法や運用について説明を受けました。
現時点で100を超える地方議会がサイドブックスを導入して議員・議会活動をしているそうです。(→導入実績)一部自治体では、行政も導入して、議案、補足資料、諸計画等を紙媒体ではなく、タブレットによるデータ文書で議員に配布し、本会議等を運営しています。
尚、クラウドを活用した文書閲覧アプリは他に2社がサービス提供しており、議会の活用事例はA社(→こちら)が20件未満、B社(こちら)が10件未満とのこと。
江田島市議会では平成28年10月から議員にタブレット端末を配布(→H28.10.12)していますが、現状は①定例会・委員会等の案内、その他資料など小さいデータ文書をメールで議員に添付送信、②定例会、委員会、全員協議会などの開催日をgoogleカレンダーに登録している程度です。
より効果的なタブレット端末の活用をこれから検討するなかで、サイドブックスのような文書閲覧アプリは有効であると思います。(ペーパレス化、事務局職員の労力軽減によるコスト削減も含め)
現在、サイドブックスを導入している広島県内の議会は、三次市、府中市、大竹市、福山市、大崎上島町です。(執行部側も使用しているのは府中市、福山市、大崎上島町)
今年度は県議会(→H29.12.10)、廿日市市議会もタブレットを導入する予定であり、どのような活用の仕方をするのか気になるところ。
※広島県府中市議会が平成29年12月定例会から本会議でタブレット活用をはじめたときの議会録画中継をご参考まで。45秒あたりから始まります。(→こちら)
※サイドブックスを全国で最初に導入した逗子市議会に関する過去記事(→H26.3.6)
【江田島市議会 タブレット導入までの経緯】
①平成25年11月 NPO法人講演会出席(→H25.11.2)
②平成26年 2月 東京インタープレイ社を訪問(→H26.2.21)
③平成26年 3月 2月定例会で一般質問(→H26.5.06)
④平成26年 7月 第1回タブレット研修(→H26.7.16)
⑤平成26年11月 第2回タブレット研修(→H26.11.19)
⑥平成28年4月 議会運営委員会(タブレットの運用について)
⑦平成28年6月 導入したタブレットの研修 (→H28.6.22)
⑧平成28年10月 江田島市議会、議員へタブレット配布(→H28.10.12)
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