大学・民間との連携による地方創生
くもりのち晴れ
昨日・今日の中国新聞から1次産業における大学、企業及び行政の連携に関する記事が掲載されていました。
まずはレモンから。広島県は国産レモンでは生産量第1位(→県HP)です。主なレモン産地のひとつである大崎上島町では 県立広島大学と民間企業(サッポロホールディングス→こちら))がレモン果汁による健康維持研究をが5月からスタートさせます。(参考HP→こちら、日経)20歳以上の町民の協力を得て、毎日摂取した場合の効能を調べるという。
一方、東広島市での取組み。地鶏ブランド開発に向けた協議会を設置し、3年後の販売を目指し、広島大学や農業集落法人と連携し、産官学一体で新たな特産品づくりに取り組む。大学名を冠したブランドとして『近大マグロ』(→Wikipedia)は有名ですが、東広島市では広島大学の協力を得て『広大赤鶏』を素ヒナ(雛)として供給してもらい、市内の農業集落法人で育てて商品化を目指す。
江田島市においても商品のブランド化が課題です。商工会が全国第2位の生産量を誇る牡蠣(参考→産経ニュース)などを中心に『えたじまブランド』に取り組んでいます。(→こちら)
大崎上島町や東広島市の例に取ると、江田島産品のブランド化および商品開発も『大学との連携』が重要な要素です。江田島市の総合戦略を策定し、検証する組織、江田島市まち・ひと・しごと創生有識者会議においても座長である県立広島大学の市村匠先生がいらっしゃいます。
第5回会議(H29年11月14日)では、『大学と地域貢献』について言及されています。(→要点録12~13ページ)大学・研究機関と連携して地域資源を有効活用する地方創生を積極的に取り組む必要があります。
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