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2018年3月28日 (水)

H29年度行財政改革審議会とH30第3回全協

晴れ

 午前中は行財政改革審議会、午後からは第3回全員協議会に出席しました。それぞれの会議については以下のとおり。

【H29年度行財政改革審議会】

(1)第3次江田島市行財政改革実施計画の進捗状況について(平成28年度)

 平成27に策定された5ヵ年計画である第3次行財政改革の実施計画について平成28年度決算を終えての進捗状況です。平成28年度の取り組み状況と平成29年度の財政効果額について説明されました。財政効果額については、本来の行財政改革による歳出(支出)削減が見えにくい資料となっており改善が必要です。

 5つの重点取組項目のうち、アウトソーシングの積極的な利用については、検討可能な事業のリストアップがなされ、教育委員会関連(放課後児童クラブ、社会体育施設の管理運営)、市営住宅管理運営で効果が多きいということです。
 
 <重点取組項目>
 ①行政経営の視点による事務改善の実施
 ②市民ニーズに対応した人材育成と組織体制の構築
 ③公共施設の再編・整備の推進
 ④「新たな広域連携」の枠組みの中でのより効果的な行政運営の検討
  ※広島(→こちら)、呉(→こちら)の各市がそれぞれ中心市となる広域都市圏。
 ⑤アウトソーシングの積極的な利用

(2)事務・事業評価について

 平成28年度から取り入れている事務・事業評価シートですが、まだまだ公開できる段階でないというもので、内部評価のみになっています。

 2月定例会一般質問でも問い質していますが、事務・事業評価シート及び指定管理者施設の個別モニタリング評価結果表を公開することが大切であり、外部評価も含め検討をお願いしました。

(参考)呉市のHP
 事務事業評価シート→こちら
 指定管理者制度→こちら

 尚、今回の審議会に関する議事録及び配布資料は後日、市HPで公開されますのでご参照ください。

【第3回議会全員協議会】

(1)福祉保険部分野別福祉計画の策定について

 ①高齢者福祉計画・第7期介護保険事業計画(3年:H30~H32年度)、②第5期障害福祉計画・第1期障害児福祉計画(3年:H30~H32年度)、③第3次健康江田島21計画(6年:H30~H35年度)について資料配布及び概略説明。平成30年度から施策を推進するため、関係者、関係機関に計画書を配布し、市HPに掲載するとともに出前講座などにより広く市民への情報発信を行なう。

(2)江田島市水道事業経営戦略の策定について

 平成30年度から平成39年度までの10ヵ年を期間とした経営戦略についての概略説明。改修・補強など維持管理に関する10年間の投資金額は50億1500万円(老朽化した海底導水管の更新費は含まず。)

 尚、平成30年度からスタートする広島県による水道事業広域化の動向(県水道広域連絡協議会)によって見直しがなされます。(→H30.1.17

(3)三高地区整備に係る基本計画について

30328mitakaport 平成29年8月に策定した三高地区整備構想に基づき、基本設計を行い、概要が取りまとめられたことの説明。左はイメージパース(完成予想図)。

 平成31年度から三高港のターミナル及び交流プラザ機能を持つ港ゲートハウス(仮称、名称は募集予定)を建設する予定であり、平成32年度供用開始(予定)ののち、港周辺の整備を行なうもの。

(4)新消防庁舎整備について

 先日の消防庁舎整備特別委員会において説明されたもの。(→H30.3.22)議員からは交差点近隣に位置する能美出張所から緊急出動について安全性を考慮するよう要望がありました。

(5)太陽光発電設備に係る固定資産税の特例措置について

 市が送付した『固定資産税特例措置決定通知書』に絡み、納税者に誤解を与えるような内容があった。納税者から昨年8月4日に行政不服審査法に基づく審査請求が審査庁(江田島市)に提出され、昨年末に口頭意見陳述が実施されたが、市は3月27日に広島県の行政不服審査会に諮問。

(6)その他

 執行部退室のあと、議会報告会実施計画案について事務局より説明がなされ、了承されました。

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