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2018年2月

2018年2月28日 (水)

H30予算委(産業建設分科会) その1

くもりのち雨

 今日から平成30年度予算案に関する予算審査特別委員会の予算審査が始まりました。一方、市HPでは市長の施政方針が公開されています。(→こちらPDF)2016年(平成28)の12月定例会を傍聴させて頂いたときのブログ記事が実現したことに感謝。(→H28.12.13

 本日は予算委の産業建設分科会(1日目)で、午前中は土木建築部所管の一般会計予算、港湾管理特別会計、地域開発事業特別会計の審査でした。40代の市民がおひとり、傍聴に来てくださいました。

 午後から産業部所管の一般会計予算及び宿泊施設事業特別会計の審査。本日の具体的な説明及び質疑内容は多岐にわたるため省略しますが、新規・拡充事業の一部について紹介します。

 明日(3/1)は県立大柿高校の卒業式があるため、分科会2日目(企業会計:水道事業、下水道事業)は3月2日を予定しています。審査終了後、産業建設分科会に分割付託された予算案が個別(一般・特別・企業会計)に採決され、分科会としての個別意見(ある意味で附帯決議)がとりまとめられ、予算審査特別委員長に報告されます。

○災害土砂処分建設事業(3000万円)

H30_tousyoyosanangaiyou62_saigaid_2H27saigaizando 平成27年度から検討をしていた公共工事及び災害発生土の処分場(右写真)ですが、平成30年度になって「災害土砂及び河川等の浚渫土」を限定とした処分場が建設されることになります。(左写真)市民の皆さんにご理解頂きたいこととして、市は社会情勢による国や県の動き、市民の要望やご理解などを勘案して決断をしなければならず、時間が掛かってしまうことがあります。

○空き家活用モデル事業(370万円)

H30_tousyoyosanangaiyou65_akiyamode 空き家の活用を促進するため、市が直接借り上げ、改修したあとに希望者へ貸し出す新規事業。
 まずはモデル事業として1件を実施します。いわゆる社会実験であり、成功したら民間(所有者含む)も積極的に投資する可能性があります。広島湾の中心に位置する、自然豊かな恵み多き、宝の島、江田島です。立地条件だけでなく、子育てしやすい環境(保育・教育)、住みやすいインフラ(上下水道、交通アクセス、光回線、Wi-Fi等の情報通信網)、医療・福祉分野などトータル的なメリットがないと移住には繋がりません。是非ともオール江田島で少し足らない部分を補いながら、機運を盛上げていきたいですね。

○江田島市がんばりすと応援事業(600万円)と観光戦略チームによるプロジェクトの実施(1150万円)

①江田島市がんばりすと応援事業
H30_tousyoyosanangaiyou61_ganbaippo 江田島市内で起業、又は新分野への進出や地域特産品の開発及びブランド化を進める生産者・生産団体・中小企業及び個人を応援する個別の補助メニューを統一した「がんばりすと応援事業」。
 市の補助メニューは多岐にわたって申請者からすると複雑なこともあり、また、市HPや「広報えたじま5月号」の案内でもわかりにくいものとなっています。複数メニューの「合わせ技一本」というのも可能なものもあります。せっかく素晴らしい補助メニューも利用者がいないと意味がありません。そういった意味では、分かりやすいマニュアル作りも大切です。この点について、すでにメニューづくりに取り組んでいる部署の例を引き合いに、土木建築部・産業部幹部にお願いしました。

②観光戦略チームによるプロジェクトの実施

 観光協会・商工会・市等で構成する観光戦略チーム「一歩」を立ち上げて、一体となった観光施策を立案し実施する案。
 個人的には江田島市版DMO(→観光庁HP日本版DMOとは?)であって欲しいと思っています。分科会では、この点の質問はありませんでした。

○能美海上ロッジ周辺エリア整備検討事業(450万円)

H30_tousyoyosanangaiyou62_lodge 2月5日に協定書まで締結した事業者が辞退した能美海上ロッジに代わる「魅力ある魅力ある観光宿泊施設整備事業」の再公募に関連した事業です。(→H30.2.19
 当初は予定していなかった能美海上ロッジ周辺も再公募の対象エリアとしたことによって、ロッジ土台部分の活用調査及びエリア全体の基本構想(方針・デザイン)の業務委託費として450万円を計上しています。平成27年3月に江田島市国民宿舎能美海上ロッジ等の整備方針(→PDFH26.9.1)がでて早くも3年が経過しようとしています。

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2018年2月27日 (火)

H30年2月定例会(2日目)

晴れ

 2月定例会の2日目。本日は平成29年度各会計の補正予算案の審議がなされ賛成多数で可決されました。その後、市長の施政方針演説のあと、平成30年度の12会計予算案が上程され、議長を除く17名の議員で構成する予算審査特別委員会が設置され、予算案が委員会に付託されました。

議案(9件)

番号
案件名
議案第25号 平成29年度江田島市一般会計補正予算(第6号)
議案第26号 平成29年度江田島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第27号 平成29年度江田島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第28号 平成29年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計補正予算(第3号)
議案第29号 平成29年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計補正予算(第1号)
議案第30号 平成29年度江田島市港湾管理特別会計補正予算(第1号)
議案第31号 平成29年度江田島市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)
議案第32号 平成29年度江田島市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第33号 平成29年度江田島市下水道事業会計補正予算(第2号)

※一般会計は1億7,868万9千円減額の158億393万8千円。各会計とも年度末に近づいたので実績見込み及び執行残の調整がなされます。また、本年度末までに収支完了しない事業については繰越明許といった手続きがなされます。基本的に予算は単年度で完結するというのが法律的に決められている(会計年度独立の原則)ので例外措置の手続きが必要です。似たようなものとして、継続費、債務負担行為というものがあります。

市長施政方針:来年度に対する市長の決意が述べられています。→こちらPDF

議案(12件)

番号
案件名
議案第1号 平成30年度江田島市一般会計予算
議案第2号 平成30年度江田島市国民健康保険特別会計予算
議案第3号 平成30年度江田島市後期高齢者医療特別会計予算
議案第4号 平成30年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計予算
議案第5号 平成30年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計予算
議案第6号 平成30年度江田島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
議案第7号 平成30年度江田島市港湾管理特別会計予算
議案第8号 平成30年度江田島市地域開発事業特別会計予算
議案第9号 平成30年度江田島市宿泊施設事業特別会計予算
議案第10号 平成30年度江田島市交通船事業特別会計予算
議案第11号 平成30年度江田島市水道事業会計予算
議案第12号 平成30年度江田島市下水道事業会計予算

 明日から予算審査特別委員会が開催されます。3常任委員会の所管は分科会に分割付託されます。予算の所管部門から予算説明を受け、質疑がなされます。日程は以下の通りで、お時間のある方は傍聴にお越しください。
 

2月28日(水)産業建設分科会

 09:00~12:00 土木建築部

 13:30~16:30 産業部・農業委員会

 

3月 2日(金)産業建設分科会

 09:00~12:00 企業局(水道・下水道事業)

 13:00~    分科会報告書作成等

 

3月 5日(月)文教厚生分科会

 09:00~12:00 教育委員会

 13:30~16:30 福祉保健部


3月 6日(火)文教厚生分科会

 09:00~12:00 市民生活部

 13:30~    分科会報告書作成等

 

3月 7日(水)総務分科会

 09:00~12:00 消防本部

 13:30~16:30 総務部・危機管理監・会計・監査委員事務局

 

3月 8日(木)総務分科会

 09:00~12:00 企画部

 13:30~    分科会報告書作成等

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2018年2月26日 (月)

H30年2月定例会(1日目)

晴れ

 今日から来年度予算案等が上程される2月定例会が始まりました。1日目の日程は以下の通りです。全ての同意・議案は賛成多数で可決されました。主な議案についてはコメントを入れます。

同意(1件)

番号
案 件 名
同意第1号 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて

・3月31日で1期目の任期が切れる三島雅司さんを再任する同意案件で全会一致で可決されました。任期は4月1日から3年。

議案(12件)

番号
案件名
議案第13号 江田島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例案について
議案第14号 江田島市指定居宅介護支援事業者の指定に関する基準を定める条例案について
議案第15号 江田島市市民センター等設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第16号 江田島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案について
議案第17号 江田島市国民健康保険条例の一部を改正する条例案について
議案第18号 江田島市手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第19号 江田島市保育園条例及び江田島市認定こども園条例の一部を改正する条例案について
議案第20号 江田島市水産業振興施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第21号 江田島市水産交流施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第22号 江田島市消防関係手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第23号 江田島市山林緑化推進基金条例等を廃止する条例案について
議案第24号 公の施設の指定管理者の指定について

○議案第15号 江田島市市民センター等設置及び管理条例の一部を改正する条例案

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 2月19日の全員協議会で説明がなされた条例改正です。公共施設の再編整備に伴い、旧町単位に行政サービスをしていた支所を、まちづくり、地域活動及び生涯学習の拠点となる「市民センター」を設置。大柿町は大柿公民館が市民センターになります。また、地域住民との協議を経て、市民センターが設置される場所以外の旧・小学校区に「交流プラザ」が設置され、市民センターの管轄になります。例えば、大柿町の深江交流プラザは大柿市民センターの所管施設。
 能美町では中町公民館を廃止し、旧・本庁舎が市民センターになります。小規模地域の老人集会所は、地域活動及び生涯学習の拠点となる「集会所」になることもあります。

【施設の設置】

 江田島市民センター、能美市民センター、大柿市民センター、秋月交流プラザ、是長集会所 

【施行期日】平成30年4月1日
 ※是長老人集会所の廃止及び是長集会所の設置のみ平成30年3月1日

○議案第16号 江田島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
 来年度からスタートする国民健康保険事業の県単位化(広域化)に基づく条例改正。保険料の値上げ等もあり、広報で「広域化」したことについての特集記事を何回かに分けて掲載するそうです。

○議案第19号 江田島市保育園条例及び江田島市認定こども園条例の一部を改正する条例案について

【概要】江田島町及び大柿町飛渡瀬にある保育施設を再編整備し,新たに設置する認定こども園えたじまに集約する。

【保育施設の再編整備】

 ①廃止する保育園: 江田島保育園,宮ノ原保育園及び飛渡瀬保育園

 ②廃止する認定こども園: 認定こども園こよう

 ③設置する認定こども園: 認定こども園えたじま

【施行期日】 平成30年4月1日

○江田島市水産交流施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案

【廃止する施設】切串シーサイドハウス
 潮干狩り・海水浴等をする来客者のレストハウス。潮干狩りが出来なくなって、目的を果たせなくなった切串シーサイドハウス(指定管理者:切串漁協、指定管理料:10万3千円/年)を廃止する。民間4者に借りている年間の地代は152万円であり、建物については平成30年度に解体して原状回復をして返却予定。解体及び周辺整地工事他で1877万円が計上されている。
ある意味、旧・江田島町時代からある負の遺産を精算。(平成2~3年度に設置したもの。平成2~29年度の地代は4000万円を超える計算になります。)

○議案第24号 公の施設の指定管理者の指定について

指定期間が3月31日で切れる施設ですが、新たに5年間(平成35年3月31まで)、これまで管理していた事業者に管理してもらうというもの。

施設名称: 真道山森林公園
指定管理者に指定したい者: (公社)江田島市シルバー人材センター

※市から毎年1000万円余の補助金を受けている団体で、理事長は市の元総務部長。市から受ける補助金と同額を連合交付金として受けている。仕組みを少し学ばなければなりません。(→H29年度議案書
指定管理料: 2772千円/年 x 5年間 = 1386万円(?)
※これまでの5年間は年間257万2千円で、20万円のUP。市の説明では、最低賃金が上がったので増額したという説明。

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2018年2月25日 (日)

議案・予算案の勉強会

くもり一時雨

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 朝から曇り空で夕方から一時雨が降った肌寒い一日でした。庭にある梅の花がようやく咲き始めました。今年は例年よりも寒い日が続いたので遅咲きです。
 午後から同僚議員と2月定例会及び来年度予算案について勉強会を行ないました。議案や予算案について不明な点や問題点を洗い出す作業と市政のあり方などの意見交換です。いよいよ明日から定例会が始まります。お時間のある方は傍聴にお越しください。(→H30.2.19

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2018年2月24日 (土)

暮らしを豊かにするコーヒー講座@フウド

晴れ

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 今日は気持ちよく晴れた一日でした。朝は深江漁協を訪問し、いろいろなお話を伺いました。漁師のおじさんの出漁にも立ち会わせて頂きました。
 その後、沖美町のフウドで開催されたコ-ヒー講座を見学しました。広島市や東広島市からもイベント情報をキャッチして参加されていました。シェアオフィス&キッチンをコンセプトにしたフウドも来年度、新たな動きがありそうです。(→H30.2.17

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 コーヒー講座の講師は呉市から移住してきた熊本さん。彼は染め物教室や古民家再生、島の便利屋さんなども手がける多彩な人物です。(→Hobo庵島の便利屋ETJM)こだわりのコーヒー学を皆さん、真剣な眼差しで学んでいました。もちろん、熊本さんが煎ったコーヒーは、海を眺めながら頂くと格別に美味しかったです。

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 お昼前にフウドから車で5分の江田島市沖美町の「林山ゆうひが丘公園」に向かい、是長自治会さんが主催する「焼牡蠣でも食べようかい」に行ってきました。旬の牡蠣をメインに豚汁や焼きそばコーナーも。地元から島外のサイクリストまで楽しく和気あいあいと盛り上がっています。恵み多き宝の島、えたじま♪

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2018年2月23日 (金)

恵み多き宝の島、「えたじま」を磨いていきましょう

晴れ

H30222akitenpo_2  昨日(2/22)の中国新聞から。江田島市商工会(→HP)が2018年度(平成30)から3年の期間で、江田島市内の空き店舗実態調査を始めます。所有者に物件の貸し出し(賃貸)があるかどうかを確認し、OKであれば起業意欲のある人(法人)に情報提供をする。

 移住者に対して江田島市がやっている「空き家バンク」(→市HP)の店舗版とういことだと思います。

 少子高齢化、人口減少は東京など一部地域以外の最大の悩みになっています。”地域の担い手”をどう確保するかが最大の課題。
 江田島市内においては昭和22年(1947)、つまり71年前から人口減少化社会に突入しています。(参考→H30.1.15)合併前の4つの町もそれぞれ、将来起こり得ることに対して頑張ったと思います。

 過去には明治・昭和にもありましたが、国主導の「平成の大合併」施策により平成16年(2004)11月1日に江田島・能美・沖美・大柿の4つの町が「一つの島」の生き残りをかけて合併しました。

 何年か前から行政・同僚議員や支援者を含めた市民の皆さんにもお伝えしています。まずは「土地の流動化」です。農地・住宅地・商業地。自然豊かな、広島・呉など都市部に近い立地条件を活かした、子育て世代が「住みたい・育てたい島」にすることによって、この「島」は生き残れるのではないでしょうか。

 広島湾の中心に位置する江田島・能美島で構成する「江田島市」は瀬戸内海で一番可能性を秘めている「島」だと思います。

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2018年2月22日 (木)

地域別、イノシシ捕獲頭数

くもり

H30220inoshishi_map 左は昨年1230日現在の江田島市内で捕獲されたイノシシの頭数を町別だけでなく、捕獲された大字ごとに数字を表記したもの。市が作成してHPで公開しています。(→こちら

 毎年8001000頭捕獲されていますが、イノシシ対策を進めていくには実態把握(生息地域、固体数推定)からという視点に基づいて、岡野議員が昨年12月定例会の一般質問で提言したことが実現しました。

 固体数までは把握できませんが、大字単位での集計は可能だそうです。今後は、大字という括りではなく、もう少し狭いエリア単位での捕獲分布図(恐らくわなを仕掛けたポイント)による分析が求められるでしょう。

 かつてはイノシシのいなかった島ですが、平成10年代にやってきたと思います。合併後、急速に増えたイノシシですが、今後の対策の一助になることを期待しています。

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2018年2月21日 (水)

【市長記者会見】H30年度予算案とロッジ代替施設

くもり

H30221_budget

 今日の中国新聞から。昨日の市長記者会見による平成30年度予算(案)の記事です。
 昨日書いたとおり、具体的な新規及び拡大事業については分かりやすく市財政課が市HPで予算概要を公表しています。(→市HP予算概要PDF
 2月26日から開かれる2月定例で平成30年度予算案が予算審査特別委員会で審議されます。
 補足資料として議会に提出された予算案参考資料(→平成30年予算案・参考資料)には、
①一般会計における扶助費の状況。市民にとって身近な社会保障制度の一環としての生活保護法や児童福祉法、または、 老人福祉法など、国の法律に基づいて支出するものと、地方自治体が住民福祉の増進を図るため、独自の施策において支出するものについて来年度と今年度の金額を列記しています。

②一般会計における市の
負担金
③各種団体等に対する市の補助金
④債務負担行為(複数年度にまたがる支出合計と当年度の費用)
⑤投資的経費(来年度に使うお金のうち、人件費、扶助費、借金の元利償還金等の必ず使わなければいけないお金=義務的経費(固定費)以外で、”未来への投資”と分類されるお金)
⑥一般会計における款別のその他の経費の状況(義務的経費でまかなう仕事の”変動費”や貸付金、前年度会計の繰り越しを当てにした積立金など)

 上記の参考資料を見ていくと、税金の使われ方が「横串的」に見えてきます。予算概要や参考資料(特に補助金の説明欄)で財源構成を示して頂ければ、予算審議もはかどるような気がします。今後の課題として担当課には取り組んで頂ければと思います。
 今回の予算審議において、議会運営委員会及び総務常任委員会で要請した資料が参考になればと思っています。
 2月19日の議運で、この度の提出議案に関連する資料(指定管理者一覧表→こちら)の提出を求め、全議員に配布して頂きました。また、今年1月19日の総務常任委で確認した市が借りいている土地等の資料(→こちら)も他の常任委所属議員に参考資料として事前配付されています。
 一般会計157億円、特別会計80億円、企業会計32億円、合計269億円の使い道をしっかり審議する2月定例会にしたいと思っています。
 明岳市長の2回目の予算編成。住む人も訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」を実現するための予算案。
 市長の思いを応援しています。思い切って「舵」を切るには、旧町時代から継続している「表に出ない」合併時からの無理・無駄等を一掃することを含めた行財政改革を側面的に支援していきます。

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 左も今日の中国新聞から。能美海上ロッジに代わる宿泊施設を補助率1/2、最大5億円(7億円の事業では、1/2の3億5千万円の補助。12億円の事業では5億円。)のプロポーザルで選ばれた企業グループが2月5日に辞退届を出したことに対する明岳市長の記者会見記事です。
 市長としては、撤退した企業グループに対し、「公の場で理由説明する」ことを求めたいとのこと。
 議会と市長は「車の両輪」という表現があります。本件について、江田島市民の代表機関である「議会」として市長と方向性をひとつに事実解明をすることが必要ではないだろうか。
 法的に可能かどうか(調査事項になりえるか)検討する必要がありますが、地方自治法第100条に基づく特別委員会(いわゆる100条委員会→H29.8.4)を設置し、当該企業グループ各社が、なぜ辞退に至ったのか、証言及び記録の提出を求め、検証することも考えられます。

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2018年2月20日 (火)

H30年度予算案 明らかに、そして概要を公開

晴れ

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  本日、市長による平成30年度予算案についての記者会見がありました。明日、中国新聞等に掲載されると思いますが、市HPで概要資料などが公開されました。(→HPPDF
 昨年からHPで資料を公開するようになりましたが、より分かりやすいものになっています。(→昨年)担当課(財政課)及び市役所全体が市民の皆さんに知っていただこうという熱意の表れです。 左は表紙と会計別予算規模及び総括表で、前年度との比較をすることができます。 

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  左写真は左から目的別の歳入・歳出、性質別の歳出の円グラフです。
 明日の朝刊には性質別歳出構成のグラフが掲載されると思います。
 平成30年度一般会計当初予算案は157億円です。(1億5000万円減)昨年に引き続き、人口減少という課題に果敢に挑戦し、住む人も訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」を実現するため、①「しごとの創出」、②「子育てしやすい環境づくり」、③「健康寿命の延伸」を重点テーマとした施策を盛り込んだ予算案と説明されています。2月26日から始まる2月定例会で来年度予算案について審議していくことになります。

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2018年2月19日 (月)

魅力ある宿泊観光関連施設の整備事業、公募見直し案

H30219logechugoku_np 2月19日の中国新聞から。2月5日に資金調達の難航を理由に事業者(東洋観光、レクレ、古澤建設工業、砂原組、合人舎計画研究所の5社でグループ構成)が辞退した能美海上ロッジに関する特集記事が掲載されていました。

 複数の関係者によると、施設の設計を担った沖本初建設設計事務所が音頭を取ってグループができたとあります。昨年8月から今年1月に計21回、設計事務所や一部企業の関係者を交えた話し合いを重ねたが、グループ内では市とのやりとりの情報共有さえ十分でなかったという。

H30219lodgeH30219lodge2 午後の全員協議会では、事業者が辞退後、どのように施設整備事業について再公募をするかの報告がありました。

 2月6日の全員協議会で議員からの指摘された点も一部考慮されたものになっています。(→H30.2.6)事業用地も旧能美海上ロッジ土台部分(上物1F・2Fは平成13年度調査において耐震強度はないが支柱・台座の強度に問題ない)とその周辺を含めたエリアに拡大しました。公募要項の主な変更点は以下の通りです。

・客室・宿泊人数の条件: 40室・130人以上→無くなる
・宴会場(会議室): 70人以上収容可能→「設置が望ましい」
・産直物販・観光情報発信機能: 設置義務あり→「設置が望ましい」
・法人設立等(SPC =Special Purpose Company, 特定目的会社)はグループ内の企業で交わした協定書提出を義務づけ
・資金調達: 事業実施に伴う財源の明確化
・基本協定締結期限: 選定後、1ヶ月以内。(超えると次点が交渉権者へ)
・基本協定不履行措置: 損害賠償だけでなく、違約金条項を追加
・下水排水流量調整槽: 設置義務を明記
・審査委員名: 優先交渉権者決定後に公開

※公募開始は3月1日で市HPに公募要項を公開。プロポーザル募集期間を前回の3ヶ月から1年間に延長する。

 私の質問点に対する回答は次の通りです。(メモから書き起こし)

Q能美海上ロッジのいまある建物について技術的・法的条件がクリアになれば、そのまま建物の補強等で宿泊棟として利用することは?
Aクリアであれば問題ない。(だったと記憶しています)

Q条件変更で「設置が望ましい」とある項目を満たすものは、審査時の「加点」要素になるか?
Aそのように考える。

Qすべての応募会社の公開は?
A民設民営のため、優先交渉権者のみ公開する。

Qオープン予定はいつを想定しているか?
A平成32年(2020)7月を想定。(相手方の最善努力=ベスト・エフォート)

Q優先交渉権者の基本協定締結で次点の権利は失効になるか?
A失効となる。選定後、1ヶ月以内に基本協定を締結しないと、次点に交渉権が移る。選定での基準点(60点)を満たさないと失格。

 前回のプロポーザルで基本協定を締結しながら事業者が辞退して、市民の夢が白紙に戻りました。市補助金の条件(建設経費等の1/2補助、最大5億円)について一部経費部分の算入要件を変更(緩和)することを検討しています。恵み多き宝の島、江田島市の魅力を引き立ててくださる事業者に応募していただき、一緒に島磨きをしていただくことを願っています。

(追記)

H30220lodge 2月20日の中国新聞記事。辞退した企業グループに名を連ねていた5社が再応募してきた場合は、「受け付けない」としています。
 公募期間を3ヶ月から1年に延長した理由は、前回のプロポーザル方式に参加した企業へのヒアリングで、情報収集や金融機関の融資などの準備期間が短かったとの回答が目立ったため。

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議運とH30年第2回全員協議会

くもり

【議会運営委員会】

 10時から開催された議会運営委員会(以下、議運)は来年度予算案を主な議題とした2月定例会の議会運営及び議会報告会について協議しました。

1.第1回定例会(2月定例会)について

(1)会期 : 平成30年2月26日(月)~3月16日(金) 19日間
(2)日程 : 初日と2日目の議事日程
   ※3日目以降の日程については,3月13日開催の議運で決定。

日程

会議名
日時
内容

平成30年

第1回定例会(初日)

平成30年2月26日(月)
午前10時開会

1 開会

2 諸般の報告

3 会議録署名議員の指名

4 会期の決定

5 議案審議
(1)同意
(2)条例制定,改廃等
(3)公の施設の指定管理者の指定

初日の内容(予定)

同意(1件)

番号
案 件 名
同意第1号 教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて

議案(12件)

番号
案件名
議案第13号 江田島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例案について
議案第14号 江田島市指定居宅介護支援事業者の指定に関する基準を定める条例案について
議案第15号 江田島市市民センター等設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第16号 江田島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案について
議案第17号 江田島市国民健康保険条例の一部を改正する条例案について
議案第18号 江田島市手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第19号 江田島市保育園条例及び江田島市認定こども園条例の一部を改正する条例案について
議案第20号 江田島市水産業振興施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第21号 江田島市水産交流施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第22号 江田島市消防関係手数料条例の一部を改正する条例案について
議案第23号 江田島市山林緑化推進基金条例等を廃止する条例案について
議案第24号 公の施設の指定管理者の指定について

日程

会議名
日時
内容

平成30年

第1回定例会(2日目)

平成30年2月27日(火)
午前10時開議

1 議案審議
 補正予算(案)

2 市長施政方針

3 平成30年度各会計予算(案)一括上程

2日目の内容(予定)
議案(9件)

番号
案件名
議案第25号 平成29年度江田島市一般会計補正予算(第6号)
議案第26号 平成29年度江田島市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第27号 平成29年度江田島市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第28号 平成29年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計補正予算(第3号)
議案第29号 平成29年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計補正予算(第1号)
議案第30号 平成29年度江田島市港湾管理特別会計補正予算(第1号)
議案第31号 平成29年度江田島市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)
議案第32号 平成29年度江田島市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第33号 平成29年度江田島市下水道事業会計補正予算(第2号)

市長施政方針

議案(12件)

番号
案件名
議案第1号 平成30年度江田島市一般会計予算
議案第2号 平成30年度江田島市国民健康保険特別会計予算
議案第3号 平成30年度江田島市後期高齢者医療特別会計予算
議案第4号 平成30年度江田島市介護保険(保険事業勘定)特別会計予算
議案第5号 平成30年度江田島市介護保険(介護サービス事業勘定)特別会計予算
議案第6号 平成30年度江田島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
議案第7号 平成30年度江田島市港湾管理特別会計予算
議案第8号 平成30年度江田島市地域開発事業特別会計予算
議案第9号 平成30年度江田島市宿泊施設事業特別会計予算
議案第10号 平成30年度江田島市交通船事業特別会計予算
議案第11号 平成30年度江田島市水道事業会計予算
議案第12号 平成30年度江田島市下水道事業会計予算

(3)2月定例会の3日目以降の日程について

 3月13日の議運で決定するが、現在のところ以下の通り。
 3日目(予定) 3月15日 一般質問
 4日目(予定) 3月16日 一般質問、平成30年度予算審査特別委員長報告・採決
                議員発議(意見書など)

(4)一般質問について

 2月26日(月)午前9時~3月5日正午を受け付けとする。

(5)平成30年度予算案についての審議

 議長を除く17名の議員で構成する予算審査特別委員間を設置し、各常任委員会の所管事項別に各分科会へ分割して審査。全ての分科会は午前9時から開催し、傍聴可能です。

①総務分科会   : 3月7日、3月8日
②文教厚生分科会: 3月5日、3月6日
③産業建設分科会: 2月28日、3月2日

(6)議員発議

 自治労江田島市職員労働組合の要望書に基づいて、「地方公務員法及び地方自治法の一部改正における新たな一般職非常職員の処遇改善と雇用安定に関する意見書」を発議する予定。(→要望書

2.議会報告会について

(1)議会報告会のテーマを決定: 市民と考える「人口減少対策」(午後の全協で了承)
(2)班の役割分担: 午後の全協で決定。

【H30年第2回全員協議会】

午後から議会全員協議会が開催されました。主な内容は次の通りです。

1.平成30年度予算案の説明

 明日、市長がプレス発表する予定となっており、詳細は明日の発表後に市HPで分かりやすい概要説明資料が公開されます。(議会で配布されていますが、市長の説明後に公開が解禁となります。)

2.魅力ある観光宿泊関連施設の整備事業について

 10月に基本協定を締結した事業者から2月5日に辞退されたことについての今後の方針について説明がありました。(→詳細

3.議会報告会について

 議運で決定したことが報告され、了承されました。その後、各班の役割分担を決めて終了です。

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2018年2月18日 (日)

H29年度第19回日本語クラブ

晴れ

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 午後から、ゆめタウン江田島店で開催された第19回日本語クラブにボランティアスタッフとして参加しました。
 昨年4月から始まった月2回の日本語クラブも19回目を迎えました。(→H29.4.23 第1回

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 今日の参加者は過去最高の39人。ベトナム4,フィリピン15,インドネシア3,バングラディシュ4,日本13です。東広島からも参加して頂きました。(引率の日本1,ベトナム2)このような輪が広がることに感謝です。
 江田島市が平成28年度から最長3ヶ年の採択を受けている文化庁の日本語教室スタートアップ事業のアドバイザーである犬飼康弘先生にもお越し頂きました。犬飼先生は江田島市の日本語教室立ち上げ構想から携わって頂いています。(→平成27年度第1回江田島市「やさしい日本語教室」)

※文化庁への報告資料等→江田島市犬飼先生H28年度報告

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 今日は日常会話をしたり、漢字で住所を書いたり、絵カード(左写真)を利用して平仮名・カタカナを学んだり、文書カードを活用した会話の勉強等、それぞれのテーブルで外国人市民の皆さんのニーズに対応した学習をしました。日本語クラブは『個』によりそう居場所づくりを目指しています。

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 最後に参加した外国人市民の皆さんに今日やったことや自己紹介をしていただきました。

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 教室が終わった後、犬飼先生や担当課の皆さんとボランティアスタッフや外部から参加してくださったボランティアと今日の日本語クラブについてミーティング。  
 手探り状態で始めた日本語クラブも気がついたら1年が過ぎようとしています。私も含め、当初は何をしていいのか、どうすればいいのか戸惑っていた仲間も少しずつ、自分なりの方法を見出したこの一年間であったと思います。継続は力なり、一歩、一歩、前進しています。

※えたじま日本語クラブのHPができました!→こちら

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2018年2月17日 (土)

中山間地域への地方オフィス誘致~県H30年度予算案

晴れ

H30217fudohiroshima_2 今日の中国新聞から。広島県の平成30年度予算案の点検ということで連載記事が掲載されています。

 人口減少社会を迎え、企業は人材確保の対応に追われています。また、若者や子育て世代ではUIJターンのニーズがあります。国としても地方創生を唱え、地方に「しごと」を創出するために企業の移転を支援し、また、中山間地域の活性化のため、若者の地方移住促進を併せもつ施策として地域おこし協力隊制度を拡充しています。

 UIJターンのニーズも多様性を持っており、企業の地方拠点(サテライト・オフィス)も有効な方法と考えられており、県は東京一極集中の是正の国や企業の動きをチャンスと捉え、インターネット環境が整っていれば仕事が出来る企業等を中心に中山間地域を有する市町への誘致を支援していくことを予算案に組み込みました。

 記事では先行例として、江田島市の取組について紹介されています。今年度、地域おこし協力隊の後藤俊さんを中心に使われなくなった沖美町就業改善センターをリノベーションしてシェア・オフィス、コワーキングスペース【フウド(風海土)】を開設しました。(→H29.10.18)現時点では社会実験ですが、今後どのように利用者を増やしていくかが来年度の課題です。

H30217hiroshimapref_2 左が県予算案の新規事業『チャレンジ・里山ワーク拡大事業』の概要です。

 廃校舎や古民家等の既存施設を活かして企業のサテライトオフィスを誘致しようとする市町を支援し、中山間地域における新しいワークスタイルの定着と企業誘致の促進を目的にしています。【5950万円】

 里山ステイ&ワーク実証事業では、対象市町として中山間地域を有する3市町、支援内容として廃校舎や古民家の改修、整備投資等に要する経費の2分の1を支援(上限:1500万円)。

 江田島市は海に囲まれた自然豊かな島であり、広島湾の中心に位置し、広島・呉という都市圏に近く、市内全域に光回線が整備されています。サテライトオフィスを誘致するには好条件を備える地域と思っています。明日、議会全員協議会で平成30年度予算案の説明がありますが、県の取組に沿った予算案が盛り込まれていることに期待したい。

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2018年2月16日 (金)

米軍機とみられる騒音

晴れのちくもり

H30216us  今日の中国新聞から。1月末に江田島市・呉市で米軍機が原因とみられる騒音が集中的に確認されたという記事です。

 記事に出ている市民の方から、その時期にご連絡を頂きました。江田島市役所には住民からの苦情が6件寄せられたという。

 江田島市は広島県と中国四国防衛局に状況を報告していますが、今後、どのような展開になるのか注視する必要があります。

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2018年2月15日 (木)

カキいかだ破損事故

くもり

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 一昨日に起こった三高港沖のタンカーの事故。今日の新聞で大きく掲載されていました。
 昨日の新聞ではカキいかだに関する被害は調査中ということでしたが、実際には少なくとも35台破損していたという。地元漁協によるとカキいかだの被害額は7000~8000万円に上るようです。
 保安部の調べでは船舶自動識別装置(AIS)の航跡データによると、航路を外れてカキいかだや防波堤に衝突。その後も蛇行するなど不自然な航跡をたどっている。

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 タンカーを操舵していた2等航海士は飲酒していたと記事にあり、生産者の声として「再発防止策をいくらしても、飲酒運航されたら防ぎようがない」という言葉に憤りと落胆を感じます。
 広島湾と周辺海域には無数のカキいかだがあり、船舶による破損事故が後を絶ちません。プレジャーボートの乗り上げも毎年新聞にでてくる事故です。保安部のコメントのとおり、船舶所有者には改めて広島湾や周辺海域の航行には十分注意していただくことを徹底してほしい。

※カキいかだ情報→こちら

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2018年2月14日 (水)

おれんじ号の運行業務プロポーザル選定結果

晴れ

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 平成22年(2010101日に社会実験からスタートした交通空白地帯におけるデマンド型乗合タクシー。(→H22.10.1)当初は随意契約でしたが、現在は運行業務についてプロポーザルを実施しています。
 このたび平成3041日から平成31年3月31日を期間とした一年間の業務受諾者を選定した結果が市HPで公開されました。(→市HP, 選定結果

 資料をご覧頂いたら分かりますが、審査委員および次点候補も公開されております。市が行なうプロポーザル公募では、このように情報を公開することが望ましいですね。

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2018年2月13日 (火)

【まとめ】摸擬議会 in 江田島2018

くもり

27750329_1644256712307085_278154046 今日も寒い一日でした。一昨日(2/11)、さとうみ科学館(→こちら)で開催された『摸擬議会 in 江田島2018についてまとめてみました。

 江田島市での開催は6年ぶり2回目で、主催者ひろしま創発塾として10回目の模擬議会です。(→前回

Mogigikaiflow 今回はひろしま創発塾(7)、一般参加者(14)、ファシリテーター(3)、傍聴者(5)の計29人が集まりました。大柿高校の生徒3名が参加してくれたことに感謝。摸擬議会の流れは左写真の通りです。

※プロジェクターで案内したパワーポイント資料→こちら

※以下、摸擬市・摸擬市長・摸擬議員を市・市長・議員と書きます。

(1)全員協議会(議案の事前説明)

Mogimayor 市長が議会で議決して欲しい新事業案(補正予算案)について議員全員に説明します。(→参考動画 今回のテーマは、「どうする?さとうみワクワク科学館」

・市長から、老朽化した現施設に替わって自然豊かな海を活用した「さとうみワクワク科学館建設工事案」が提案され、議会で可決されました。
・さあ、このリニューアルする施設を生かすも殺すも、市議会議員のあなたです!

・どんな場所に、どんな施設があれば市民だけでなく市外からご利用いただける施設になるか?

※上記の政策は,この模擬議会用に設定したフィクションです。

27655059_1825247467549277_853314484 市長からの説明の後、総括質疑(全般的な質問)に入ります。今回は議員だけでなく、傍聴者からも質問がありました。実際の議会でも傍聴者からの質疑を受ける仕組みがあったら面白い。

・子どもたちが観察する時間帯によっては、宿泊棟が必要なのでは?
・運営費で毎年7千万円の市費負担は大きいのでは?

・現状の運営費は?利用状況は?
・建替え場所の面積はどの程度?

移転地への大型バスのアクセスは?駐車台数の設定はどう?
・駐車場の規模は?


(2)ワークショップ(前半)

20180211_11065120180211_11070420180211_115131 あらかじめ決められた3グループ(会派)ごとにワークショップ。市長提案に対してメリット・デメリットを話し合います。市にとって素晴らしい施設になるようアイデア出し、気づいたことなどを話し合い、模造紙に付箋を貼りながら意見集約をしていきます。

(3)議会(内)報告会

 本来の議会報告会は、議会が市民の皆さんへ報告する場です。議員同士が政策について意見交換する場としては政策討論会があります。

 今回は会派が市長提案について修正案を検討していることの中間報告ということで議会(内)報告会としました。

Img_8359Img_8389Img_8375 ワークショップ(前半)で会派ごとに話し合ったことを発表します。3会派とも独自のアイデアでまとめていました。 

 提案名称、対象者、実施者、建替場所など市長原案を修正する方向で意見が出てきました。それぞれの特色があって面白い。

(4)ワークショップ(後半)

Plan_b1_2Plan_b2_2 議会内報告会で発表された他会派の中間報告も参考にしながら自分たちの会派で最終的な修正案をまとめていく作業です。

 あるグループの例ですが、ワークショップ前半(左写真)でアイデア出ししたものが、ワークショップ後半(右写真)で具体的な修正案へ練り上げたことが分かります。

(5)本会議

27750834_1825456787528345_199063063 いよいよ本会議です。左は開会前の様子ですが、みなさん、緊張しています。まず、市長提出議案の説明。全員協議会で総括質疑、そしてワークショップで自分たちの会派で修正案を構築するなかで出てきた市長原案に対する疑問点の確認質問がなされます。

Mogia_2Mogib_2Mogic_2 その後、各会派から修正動議により、修正案が提出され、各会派から説明をします。いかに他会派を説得することができるかのプレゼン能力が問われます。(→各会派提出案(一部補足) 

 暫時休憩の後、各会派から提出された修正案に対する質疑がなされます。なぜ、そのような案になったのか、疑問点をぶつけていきます。問われた会派はなぜそうなったのか、質問者が納得するよう答弁に心がけます

・なぜ、廃止された高校の校舎を利用するのか?
タカノスはどこあるのか?
2番じゃ駄目なの?
ドーム型は建設コストが高くなるのでは?

 などなど、これ以外にもいろんな視点から質問があり、聞かれた会派は丁寧な答弁をしていました。

Img_8435Img_8446Img_8518 質疑終了後に賛成・反対討論へ移ります。このたびは3会派それぞれ5人の15人が議員です。

 過半数(8)をとって可決されるには自派以外に3人の賛同がなければ自分たちの修正案が可決されません。他会派+市長原案の反対討論というより自派のPRに終始していたのが印象的でした。

Img_8460Img_8506Img_8514 みなさんが活発に発言されていたことは、これまでの経験上初めてでした。
 いよいよ採決です。ルールとして、市長原案から最も遠い修正案から採決することになります。

 まず初めの修正案Bは賛成5の賛成少数で否決。修正案Aは他会派1名の賛同はあったものの賛成6の賛成少数で否決。修正案Cは賛成5の賛成少数で否決。市長原案は全会一致で否決。すべての案が否決されたことによりこのたびの案件は流れてしまいました。(参考

 実際の議会では、このように多くの修正案が提出されることは希です。しかし、参加者の皆さんには地方議会ではこういったシステムで税金の使い道(予算)やマチのルール(条例)が決まっているということを体感して頂けたのではないでしょうか。

 日々生活する中で、議会に足を運ぼうとすることはなかなか難しいと思いますが、『議会だより』を読んだり、『議会報告会』に参加することで地域の政治や課題に関心を持っていただければと思います。尚、江田島市議会では来年度、『議会中継』をスタートさせることを調整中です。(→H30.1.16

27657586_1826667817407242_431606631 最後に、もっとも活躍したと思われる議員を選ぶ投票の結果、MVP議員として大柿高校の生徒が選ばれました。個人的な想いとしては、この「模擬議会」が中高生の授業で採用され、若い世代が政治や地域課題に関心を持ってもらえるようになったらなぁと思っています。(→摸擬議会への思い

※アンケート結果→こちら 
 参加者の感想ブログ→こちら

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2018年2月11日 (日)

摸擬議会 in 江田島2018

晴れ

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 小雪がちらつく寒い一日でした。NPO法人ひろしま創発塾主催の『摸擬議会 in 江田島2018』。
 本当の議員さんにもご参加いただきました。6年ぶり、2回目の江田島市での開催。滞りなく、無事終了することが出来ました。

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 詳細については、別途、報告させて頂きます。本日ご参加いただいた市民の皆様、市外から参加された皆様に感謝です。
 地元高校生も3名参加し、「議会の仕組み」と地域課題を考えてもらえたのではないかと思っています。『恵み多き、宝の島、えたじま』をみんなで磨いていきたいですね。

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2018年2月10日 (土)

市長から市民へのメッセージ~受託者辞退について

H3029mayors_statementr_2  久しぶりの雨の一日。市HPで『魅力ある宿泊観光関連施設整備事業受託者辞退について』市長が市民にメッセージを発信しました。(→市HP

 2月6日の全員協議会で議員に配布した辞退届(→こちら)や事業者との協議日程(協議項目はない)も公開しています。(→こちら

H209_generalq これまでの歴代市長がやったことのないHPによる市民へのメッセージは新鮮であり、行動力に感謝します。HPを見ることのない市民の皆さんに知って頂くには、広報えたじま3月号に同様のメッセージを掲載していただけたらと思います。かつて、新聞記事に出たので市民は広く知っているから広報に掲載しないとした市長もいました。(→H20.2.15

 振り出しに戻った事業者公募ですが、再公募をするに当たって、①事業条件の再検討、②資金計画の重点チェック、③受託者特定審査委員会の委員を事後公開、④応募した全ての企業体及び構成員の公開等も検討して欲しい。民設民営といえど、税金による補助金を交付する以上は透明性の確保が重要です。

・・・市長メッセージ引用開始・・・

 この度,残念なことに,事業者の辞退により,市民の皆様が待ち望んでおられる能美海上ロッジに替わる宿泊施設(新ホテル)の整備が遅れることになり,大変心苦しく,市民の皆様にお詫び申し上げます。

 昨年,平成29年4月末の公募から,4社の事業提案があり,同年8月8日開催の審査委員会において,東洋観光株式会社(グループ代表)が決定されました。

 同年10月6日に,魅力ある宿泊観光関連施設整備事業に係る基本協定を締結しました。

 以後,この協定及び協議に基づき,江田島市としては,新ホテル建設場所に係る下水道管の埋設変更設計や,進入路整備の設計などに誠実に取り組んでまいりました。

 昨年の12月下旬から,代表者変更の話や,スケジュールの遅れの協議があり,平成30年2月6日開催の議会全員協議会へ報告する予定としておりました。

 中でも,2月1日にグループにおける資金提供のスキームがまとまらないことを直接,東洋観光株式会社の今井社長に確認したところです。

 私としては,プロポーザル提案者であり,昨年10月6日に協定を締結し,事務レベルでも十数回調整を進めてきた中で,誠実にまた,企業として責任をもって対応していただけると思っておりました。

 残念なことに,2月5日に代表グループである東洋観光株式会社から3名の方が来訪され,別添の辞退届けを提出されました。

 グループ各社は,広島の経済界を引っ張る企業ばかりでしたので,まさか辞退されるとは思っておらず,企業としての社会的責任は如何なものかと強く感じているところであります。

 また,こうした事態に陥ったことで,プロポーザルへ参画いただいた他3グループの方には,大変申し訳ない形となったこと,新ホテル建設が,遅れることに関し,江田島市に大きなマイナスになるものと考えております。

 旧能美海上ロッジに代わる宿泊施設は,江田島市の将来目標である交流人口100万人の達成や,本市の観光振興のためには必要不可欠なものと考えております。

 気持ちを切り替え,早期の再公募,魅力ある宿泊観光関連施設の整備に向け全力で取り組んでまいります。

・・・市長メッセージ引用終了・・・

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2018年2月 9日 (金)

旧町のホームページ

晴れ

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 平成16年(200411月に安芸郡江田島町、佐伯郡能美町・沖美町・大柿町が合併して新制、江田島市が誕生して14年目となります。(左写真:旧・大柿町HP出典)
 かつての旧町時代のホームページは、町によって異なりますが、過去のある時点でのデータを国立国会図書館が保存しています。当時のマチの一端を知ることが出来る貴重な資料です。

<参考>

旧・江田島町HP
旧・能美町HP
旧・沖美町HP
旧・大柿町HP

※私が初めて議員になったときの大柿町議会の議会だより(→こちら

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2018年2月 8日 (木)

模擬議会 in 江田島2018のお知らせ(その3)

江田島市のタウン情報サイト『こみみ江田島』(→こちら)に掲載されました。
2/11(日・祝)のイベントです。傍聴のみの方も大歓迎です。明日、2月9日が申込みの締め切りになっています。

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能美ロッジ代替施設のゆくえ~市長インタビュー

晴れ

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 今日の中国新聞から。25日に『魅力ある観光宿泊施設整備事業』における事業者辞退にを受けて今後の見通しについての市長インタビュー記事。ポイントは次のとおり。
(1)
事業者の辞退理由(資金調達の難航など)について
→本来なら基本協定を結ぶ前に済ませておくべきで納得していない。

(2)
市は昨年12月には辞退届を出す可能性(事業者間の不協和音)を把握した。この時点で協定の解消できたのでは。
→広島の経済界を引っ張る企業ばかりで、社会的責任から辞退するとは思わなかった。(想定外)

(3)
損害賠償を求める考えは。
→建設予定地の地下にある下水管移設工事の入札は終わっており、賠償を求めていく。

(4)
今後の見通し
→公募で次点となった事業者は10月の協定締結でその権利(交渉権)は失効したと判断。3月から5ヵ月間再公募して8月に新事業者を決める。募集要項に違約金の条項を加える。

(5)
辞退した事業者が再応募した場合は。
→5
社に加え、施設を設計した事務所は信義則上、参加すべきでない。

 2
6日の全員協議会での議員からの質疑事項も加味したインタビュー内容です。全員協議会で要望させていただいた項目(①資金調達関係について、②事業条件の再検討について)を再公募する際に検討材料としていただければと思います。(→H30年第1回全員協議会 その2)次の事業者が無事選定され、整備そしてオープンの運びとなったら、当初予定から約1年遅れることになりますが、素晴らしい施設が出来ることを願っています。

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2018年2月 7日 (水)

H30年2月 総務常任委員会

 午前の消防庁舎整備特別委員会との連行審査会のあと、午後から総務常任委員会が開催されました。協議事項配下の通り。

(1)新消防庁舎の整備について

 午前の連合審査会を受けて、次のとおり意見集約しました。

・(安心・安全確保を担保することにおいて)計画中の建替え規模については了とする。
・将来的に消防広域化を視野に入れたシステムの検討をしてはどうか。→新たに通信指令室等の消防本部に関わるシステムについて調査することを追加。

(2)総務常任委員会活動報告(案)について

 平成29年度活動報告(案)については、すでに調査及び意見集約済みの「財産の借受状況」に本日の消防庁舎整備に関する現地視察及び意見を追加。

(3)その他

 次回委員会は以下の内容にて、予算審査特別委員会の総務分科会終了後に開催することになります。

・平成29年度活動報告のまとめについて
・平成30年度活動計画について

続きを読む "H30年2月 総務常任委員会"

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消防庁舎整備特委・総務常任委の連合審査会(H30.2.7)

晴れ一時小雪

 消防庁舎整備特別委員会(→H30.1.12)と総務常任委員会(→H30.1.19)により、本日、委員全員出席で連合審査会が開催されました。来年度から建設予定の消防本部庁舎及び能美出張所の現庁舎の視察を行い、消防本部から庁舎整備等について説明を受け、議会棟にて土木建築部(建設課)を交えて質疑応答というスケジュール。

※構成議員10名:吉野(消)、酒永(消・総)、岡野(消・総)、胡子(消・総)、上松(消)、沖元(消)、重長(消)、長坂(消)、浜西(総)、熊倉(総)

(1)消防庁舎現地視察について

ア 消防本部(署)庁舎

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 現庁舎は昭和49年(1974)8月に完成。当時の江能4町(現・江田島市)の人口は4万3000人を超える。当時としては最新鋭の建物であったと思います。写真右は職員の浴室となっているが、浴槽を取り除いた簡易シャワールーム。 

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 通信指令室ではエアコンの老朽化により、ホースを直結して水滴をバケツに収集しています。エアコンは2基あるが、平成28年に1基、平成29年から2基ともこのような対応をせざるを得なくなったという。

イ 能美出張所庁舎

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 現庁舎は昭和49年(1974)7月に完成。車両増と大型化により本部庁舎と同じく車間が狭い。
 本部庁舎と同じく、平成13年(2001)の芸予地震により、壁にクラック(ヒビ割れ)があり、また近年は雨漏りも発生する状況。

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 隣接する移転予定地の旧・梶川医院跡地も見学。保育施設の統廃合によって新たに建設する新・認定こども園のうみと隣り合わせになる。購入土地面積は5658.02㎡、購入額は現状渡しで2700万円(仲介業者はいない)。改選前の前議会において9月定例会で補正予算可決。田中市長時代に現在地での建替えで決まっていたが、認定こども園のうみ(旧・鹿川保育園)と中町保育園を統合する等の諸条件も重なり、明岳市長になって新たに土地を取得しました。江田島市民にとって最善の策であったから市民代表の議会も議決しました。移転後の現・認定こども園のうみの跡地利用が今後の課題として残ります。

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 旧・梶川医院跡地には医療施設及びオーナー宅もあり、建物取り壊し・立木伐採撤去費用として4000万円を見積もっています。想定以上のコストがかからないことを願っています。

(2)新消防庁舎の整備について

 現地視察を終えて、議会棟で消防本部と土木建築部を交えて新消防庁舎の整備について質疑応答。メモしている範囲では以下の通り。

①消防本部(署)庁舎について

・建替地は石炭灰を埋めている場所という話を聞くが、地質に問題ないか。
→5箇所ボーリング調査したが、地震による液状化の被害は少ないと考える。
・地質調査結果を公表してもらえるか。
→公表することはできます。
・女性職員の働き安い職場としての新庁舎設計か。
→国の方針として消防職員の女性比率は5%という目標値。定員65人の5%を考慮すると3~4人。最大4人の受入可能な設計。
・(建替え場所は海に面している。)大地震による最大津波が発生した場合、車両は機能するのか。
→発生時、まずは管内パトロール。津波による被害がないよう、車庫の高さは確保している。
・最大津波で道路が寸断されるルートを認識しているか。
→現に策定しているハザードマップがあります。
・庁舎建て替えの財源として、合併特例債以外のものがあるか。本部・出張所の同時建替えや立地場所について前議会でも異論があった中で、事を急いいると感じる。合併特例債の延長法案が今国会で成立する可能性があるがどうか。
→過疎債他ありますが、延長するまえの合併特例債で建設したい。(H31年建設完了)
・将来的に江田島市の人口が2万人を割ることが予測される。(H30.2月現在、2万4022人、日本人のみ2万3260人)昨年、呉市との連携協約を締結した。(→協約書)消防の広域化について検討してはどうか。
→呉市は対応してくれない。現場からすると国の方針は誤り。(消防の広域化→H29.7.4

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・車庫の車両間隔が現施設では狭いが、新施設での改善は。
→当初、車間2mとして施設設計したが、議会から面積減の要望があったので1.5~1.6mとし、車両が同時出動しない配置で対応。

②能美出張所について

・認定こども園との併設だが、緊急車両の出動時の騒音対策は。
→訓練時間の制限、道路に出てから音を出す、防音壁に限らず出来るだけの対応をする。来週(2/13)、担当の福祉保健部と協議する予定。(予算案に提出するため、土木建築部、総務部財政課も同席し、同日市長へ報告)
※本日は新庁舎の設計図面はなし。

(3)連合審査会協議

 質疑応答を終えて消防本部・土木建築部が退席したあと、議員間で本日の連合審査会に関する協議がなされました。結論としては以下の通り。

①消防本部(署)庁舎について

・安心・安全確保を担保することにおいて、計画中の建替え規模については了とする。(賛成9反対1)
・将来的に消防広域化を視野に入れたシステムの検討を図るべし。

②能美出張所について

・現庁舎の現状を認識した。設計図面等が出てから規模について議論する。

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2018年2月 6日 (火)

H30年第1回全員協議会 その2

 今日の全員協議会(以下、全協)においてのメイントピック。議会(議員)も今朝の中国新聞朝刊で知った寝耳に水の『魅力ある観光宿泊施設整備事業』における事業者辞退について。(→新聞記事等

 一般市民も3名(私の記憶)が傍聴に来られていました。

 全協の冒頭、明岳市長から本件についてのお詫びがありました。昨日2月5日に東洋観光(株)が来庁して辞退書を提出し、市としてはやむを得ず承認したという。

 H30no1zenkyo6  左写真が本件の市による報告に関する文書です。代表企業(東洋観光)の辞退書が添付されていました。(現時点では、非公開とさせて頂きます。)

 辞退の理由は、事業者グループで、実現に向けて、具体的な運営方法や施設の概要、設備(宿泊・入浴)、収支計画、資金の調達方法について、様々な議論・検討を重ねたが、合意に至らなかったため。

 今後の対応として、募集要項の見直し等を行ない、早急に再公募に向けた準備に取り組む。これにより開業時期は1年近く遅れる見込みであり、現在、休暇村サービスが指定管理しているシーサイド温泉のうみ(→H29.12.7)、サンビーチおきみの運営についても再協議することになります。(こちらの費用等がどのくらい掛かるか気になるところ。)

 説明後の議員各位による質疑・意見は以下の通り。(私のメモした範囲であり、正確性についてはご了承ください。一部は意見集約しています。)

Q このたび、事業者グループから補助率・額(経費の1/2,最大5億円)のUP要請はあったか。
A ありません。

Q 基本協定締結後の辞退にペナルティーはあるか。
A 基本協定には規定はないが、損害賠償規定はある。今後、顧問弁護士と協議する。

Q 締結した企業体の信用リサーチはしたか。
A 東京商工リサーチに確認して問題なかった。

Q 再公募で前回応募した他の3者に再応募をお願いするとあるが、このたび辞退した企業体に所属する企業は資格無しとすべし。
A (辞退企業体には言及せず)3者に限らず、広く募集する。

Q これまで指定管理している事業者に応募の打診はしたことはあるか。 
A 指定管理のみで自前の施設を持たない方針。このたびの選定においてオブザーバーになっていただいた。

 質疑のなかで、市長が答弁されたこととして気になることが2つあります。ひとつは、今回は『ご縁がなかった』(致し方なかった)と発言されたこと。

 ふたつは、議員の追求型質問に対し、『皆さん以上に憤りを感じている』と発言されたこと。(本意を明らかにするには文脈を読み取る必要があります。録音の文字起こしによって明らかになると考えます。)

 この度の一連の動きを鑑みると市長の気持ちも理解できる部分もあります。本件について結果としては残念ですが、市が再公募をするに当たって二つのことをお願いしました。

(1)資金調達関係について

  このたび東洋観光グループ(企業体)が辞退した理由に収支計画、資金調達について5社間での合意に至らなかったことがある。

H3026lodgecontest H3026proposal  左はプロポーザル審査結果。東洋観光ブループは資金計画において15点満点の11.7点。また右はプロポーザル提案書の資金計画フォーム。

 今回の件で受託者特定審査委員会(委員長:土手副市長)がどのように判断したか不明であるが、選定したことの責任はある。(5社間が本事業について纏まっていなかったことを見抜けなかった)

 また、選定後、平成29年9月から平成30年1月まで関係部局が事業者との協議を行なっているが、事業者間の不協和音を感じ取ったこと及びグループの代表者変更の動きを受けたのも昨年12月であり、その後の対応がどうたったかの検証は必要。

 このことを受けて、①資金計画書において企業体で応募する場合は、構成員の責任範囲(資金負担額、事業内容など)を明確化すること、②審査委員会の委員名を選定後に公表すること、③応募した企業体及び構成員の名称をすべて公開することをお願いしました。
※呉市においてはプロポーザル公募において応募企業名は全て公開している。
  →参考1参考2指定管理者についての公開

(2)事業条件の再検討
 行政であるがための弊害はないか。多様な意見を平等に取り扱うことに囚われてないか。事業者に対しての施設要件が広範囲になっていないか。企業は営利を目的とする法人であって、採算あっての投資であり、マーケットリサーチにおいて不採算であれば投資意欲は減退する。

 まずは企業の投資意欲と江田島市(民)にとって最善の『魅力ある宿泊観光関連施設』を満たす条件を模索することが大切です。

 今回の件において、市民の期待感を失望に変えてしまったこと、また、開業が約1年遅れる見込みによる観光ビジネスにおける逸失利益、江田島市の印象度、交流人口増加策へのブレーキなどお金に換算できない損失が発生しました。

 行政だけの責任でなく、我々議会にも責任の一端があると痛感しています。まずは2度とこのようなことがないよう市民の皆様の引き続きのご支援をお願い申し上げます。

(追記)平成30年(2018)2月7日 中国新聞

H3027lodge全員協議会翌日の新聞記事。グループ代表の東洋観光、今井誠則社長のコメントが載っています。

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H30年第1回全員協議会 その1

 13:30から平成30年第1回全員協議会が開催されました。本日のメイントピックとなる『魅力ある観光宿泊施設整備事業について』(→H30.2.6-1)は別の項で掲載します。(傍聴される市民が3名ほどいました。)その他の議題は以下の通り。

(1)市民センター・交流プラザの設置について

H30_citizen_center_etc  江田島市では旧4町時代に設置された公共施設を維持するには40年間で約640億円もの費用が必要(→江田島市公共施設白書)という結果があります。持続可能なマチであるために、公共施設の再編・整備が急務となっています。

 江田島市公共施設のあり方に関する基本方針(→H26.12策定)に基づき、来年度に市民センター及び交流プラザを設置することになります。(2月定例会に関係議案を上程)

 基本的に行政サービス機能を持つ支所が市民センターになります。ただし、三高支所は沖美市民センターがあるため、『交流プラザ』。

 旧町1か所づつですが、大柿市民センターとなる大柿公民館は市役所に隣接するため、行政サービスは提供しません。

(2)中町/宇品航路に係る指定管理者のモニタリングについて

 平成27年10月1日から指定管理者(瀬戸内シーライン)による運航となった中町/宇品航路のモニタリング結果の説明。前年に続き黒字運航です。

 ただし、人口減少、燃油高により企業努力による経費節減するも経常利益は前年より約900万円減の2543万円。(→モニタリング結果

Monitoring_h299  左写真の市直営との経常損益比較には少々課題がありますのでこの点についての改善を要望しました。(参考→H29.1.12

 尚、この2年で約6000万円の経常利益です。この利益を他の赤字航路や事業などに流用されているとすれば、少々問題があります。5年間の指定管理期間で得た利益は、中町/宇品航路の維持という名目で、行政でいうところの基金積立ができないものか検討をお願いしました。例えば、5年間の指定管理期間、万一、単年度赤字になった場合の補填など。

(3)江田島市第2次男女共同参画基本計画について

 平成19年から10年間を対象期間とする第1次計画を検証した第2次計画を策定する予定であり、パブリックコメントを行なうことの説明。第1期計画での取組等によって改善したことの具体的内容を公にすべき、との議員指摘もあり善処するとの担当部局答弁。
 私からは市民からパブリックコメントに関するお問い合わせ窓口(担当:人権推進課)をお願いしました。

(4)国民健康保険の県単位化について

H30no1zenkyo4 2月1日に中国新聞記事を元に国保広域化について書きました。(→H30.2.1

 平成28年度の数値で、江田島市の国民健康保険に加入しているのは4580世帯、7039人で加入率29.1%です。

 左写真は県が運営することによって今後の江田島市民で国民健康保険に加入されている方の1人当たりの保険料ですが、中国新聞記事よりも高い。この点について質問すると、新聞記事が誤った認識による数字を掲載しているとのこと。このことについて国保加入者に対して丁寧な説明(広報)をすることをお願いしました。

(5)建設残土処分場建設計画について

 平成28年度からの検討課題であった災害時に発生する土砂の処分場の場所が決定されました。これまでは大雨・台風等による土砂崩れで出てきた土砂等の受入地がなく、旧・秋月小学校グランド等に一時仮置きしていました。一時仮置きということは、最終的に持って行く場所までに物流費が余分にかかり、また、周辺地域の公衆衛生に懸念がありました。

 このたび、江田島市所有の大柿町深江・釣附地区に場所を選定し、最終的に埋設が終わった時点でオリーブ園等に転用するというもの。

 地元自治会(役員)及び漁協(役員)には説明して了解を得ているが、全ての地域住民への説明が行き渡るよう、分かりやすい広報誌(回覧板)を配布することを要望しました。また、建設残土ではなく、災害土砂(一部、河川の浚渫土)の搬入限定であることから、『建設残土処分場』という名称の変更もお願いしました

(6)魅力ある宿泊観光関連施設整備事業について

 本日、議会において寝耳に水の報告でした。全員協議会前の午前に書いたブログ→H30.2.6-1)の報告でした。別のページで記します。(→H30.2.6-3

(7)マンホール

 昨年11月のH29年第14回全員協議会(→H29.11.16)で要望していたマンホールポンプ場の点検スケジュール。江田島市内の8処理区129箇所のマンホールポンプ場の点検を行なって、異常が無かったことの報告。

(8)その他

 午前中の議会運営委員会で決定したことについて了承を得ました。
・江田島市議会運営等に関する申し合わせの一部改正(案)について(会派室)
・議会報告会について(班構成)

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議会運営委員会(H30.2.6)

10:00から議会運営委員会(以下、議運)が開催されました。協議事項は以下の通りです。

(1)議決事項の取扱いについて

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 昨年12月定例会で議決された平成29年度江田島市水道事業会計補正予算(第2号)に誤りがあったため、企業局・総務部の説明をもとに、どのように対応するか協議。議会としても誤りを指摘できなかったことを反省。
 技術的なことになりますが、2月定例会で提出される補正予算(3号)にて左写真の議案として修正することになりました。(県および全国市議会議長会に確認済)

(2)江田島市議会運営等に関する申し合わせの一部改正(案)について

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 会派室の使用について協議。議会棟にある議員の控え室となる会派室。当初想定していなかった大人数の会派が2つ(立風会9人、政友会8人)できたため、急遽、委員会室を会派室として使用することになったことを受けて申し合わせ事項に追加するもの。議運で改正案を策定し、午後の全員協議会で了承されました。
※会派室は4つありますが、大部屋を除き、3~5人を想定した間取りになっています。

(3)議会報告会について

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 本日は前回(→H30.1.16)の続きとして、議会報告会を担当する班構成について協議。出身町・期数等を勘案して左写真のメンバーを委員長案と提示し、議運で確認され、午後の全員協議会で了承されました。
 市民との意見交換会におけるテーマについても各議員にアイデア出しをしていただくことになります。

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魅力ある宿泊観光関連施設の整備事業者、辞退

晴れ

H3026_lodgedecline H3026lodgedecline2  今日の中国新聞から。建設費等の経費を対象に市が最大5億円の補助金支援で公募した『江田島市魅力ある宿泊観光関連施設』整備事業に係る公募型プロポーザル。

 プロポーザルには4者が応募し、昨年8月8日に次の5社で構成するグループが優先交渉権者に決定。(→H29.8.23ブログ参考HP

東洋観光 株式会社(グループ代表,運営)
株式会社 レクレ(温浴施設維持管理)
古澤建設工業 株式会社(建設等,地元総合調整)
株式会社 砂原組(建設等)
株式会社 合人社計画研究所(建物維持管理,マネジメント補助)

H291116zenkyolodge  昨年10月6日に基本協定を締結し、改選後の議会には11月16日の第14回全員協議会で報告がありました。(→H29.11.16

 その後、順調にいっているものと思っていましたが、今日の新聞記事を見て事業者が辞退したことを知りました。記事にはグループ内では既に昨年12月頃から不協和音が出始めたとある。市の見通しの甘さを指摘していますが実際のところどうなのか。

 本日、午後から議会全員協議会が開催される予定です。2月定例会の上程予定議案等を含めた報告かなされますが、本件についての市側説明を受けた質疑がメインになりそうです。

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2018年2月 5日 (月)

東広島市長選(H30.2.4)

晴れ一時小雪

 暦のうえでは立春を過ぎましたが、寒い日々が続きます。昨日投開票された東広島市長選挙では、無所属新人・元広島県副知事の高垣広徳氏が当選されました。
 先日も書きましたが、芸南4市(江田島、呉、竹原、東広島)の市長がすべて初当選で就任されることになります。
 4市は広島市を中心とした広域都市圏の構成市であり、呉市を中心とした広域都市圏の中心市と構成市です。4市長のさらなる連携によって芸南地域が発展することに期待しています。

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2018年2月 4日 (日)

地域イベントと第18回日本語クラブ

くもり一時小雪のち晴れ

 今日は時折、小雪がちらつき、また、風の強い一日でした。午前中は職域団体の地区懇談会にお招きいただき、議会の動きと市政について報告及び意見交換。

 高齢化社会において、公共施設のトイレ洋式化を進めて欲しいというご要望も受けました。議会でも他の議員が小学校のトイレ洋式化について質問していましたが、昨今、一般家庭のトイレ洋式化は進んでおり、老若男女問わず利用する公共施設においても洋式トイレ化を早急に進めていかなければなりません。

 また、水道事業の広域化についての問い合わせもありました。来年度には広島県及び関係市町が検討組織を設立して統合の検討をすることをお伝えしました。(→H30.1.17

 お昼前に能美町鹿川のわくわくセンターで開催していた子どもを対象としたイベントを見学しました。パチンコとパラシュート作りでしたが、みなさん、楽しそうでした。

20180204_14294120180204_143229 午後からゆめタウン江田島店の文化教室をお借りしての日本語クラブへ。今日はフィリピン9、ベトナム7、バングラデシュ7、日本9の32人が参加しました。始まって以来、最高人数だったのではないでしょうか。

20180204_15032120180204_150752 私も久しぶりにスタッフとして参加しましたが、今回初めて参加したというベトナム人市民2人と会話しました。

 能美町に住んでいますが、ゆめタウンまでは知人の車で来たそうです。普段の買い物は藤三能美店へ、ゆめタウンに来るときはバスで大柿経由だそうです。平仮名・カタカナは読み書きできますが、やはり、漢字は難しい。今日は『江田島市』を覚えてもらいました。

 最後に参加した外国人市民に今日学んだことを発表してもらって日本語クラブは終了です。その後、日本人スタッフのみで反省会(今日の振り返り)。今回で18回目ですが、一年を通して問題点なども少しずつ見えてきましたが、これをどう解決していくかが来年度の課題です。3歩進んで2歩さがったり、2歩進んで3歩さがることもありますが、地道にコツコツと継続していくことが大切です。

 夕方、深江地区で会報(→創新Vol.33)配りをさせて頂きました。午前中の議会報告会でも配布しました。

※昨日(2/3)、広島FM(HFM)で放送された『NAGOMI Setouchi』の撮影風景です。沖美町美能の牡蠣養殖業・マルイチ水産さんが登場です(→こちら

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2018年2月 3日 (土)

議会活動(H30.2.5~2.9)

くもりのち晴れ

 節分の日の今日、朝5時からの朝起会に出席し、演壇に立たせていただきました。
 来週の議会活動は次のとおりです。

2月6日(火)

○議会運営委員会 (10:00~)
  (1)議決事項の取扱いについて
  (2)議会運営等に関する申し合わせの一部改正(案)について
     ・会派室の使用について
  (3)議会報告会について
  (4)その他

○議会全員協議会 (13:30~)
  (1)市民センター・交流プラザの設置について

  (2)中町/宇品航路に係る指定管理者のモニタリングについて

  (3)江田島市第2次男女共同参画基本計画について

  (4)国民健康保険の県単位化について

  (5)建設残土処分場建設計画について

  (6)魅力ある宿泊観光関連施設整備事業について

  (7)その他

2月7日(水)

○連合審査会 (09:00~)
 消防庁舎整備特別委員会と総務常任委員会による連合審査会

  (1)消防庁舎現地視察について
    ア 消防本部(署)庁舎
    イ 能美出張所庁舎
  (2)新消防庁舎の整備について
  (3)その他

○総務常任委員会(連合審査会終了後)
  (1)新消防庁舎の整備について
  (2)その他

  ※消防本部関連の予算審議は総務常任委員会が所管します。

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2018年2月 2日 (金)

模擬議会 in 江田島2018のお知らせ(その2)

くもり

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 先日ご案内したお知らせ(→H30.1.12)の2回目です。嬉しいお知らせとしては、地元高校生も3名参加していただけることになりました。法改正で18歳から選挙権があります。ぜひ、広島・呉など市外に通学する生徒さんも参加して、ワークショップ(以下、WS)を通して”まちづくり”のアイデア出しを体験し、そして、「議会のしくみ」についても学んでもらいたい。
 ファシリテーターが班ごとにいるので、参加者が気軽に意見交換できる場、そして班の意見もスムーズにまとまると思います。
 参加者の皆さんが模擬議員になって、「議会のしくみ」を学び、”まち”のことについて意見を出し合い、どの班の案がベストかを決めるWSです。

日  時: 2018年2月11日(日・祝) 10:00~17:00
場   所: さとうみ科学館(→地図
参加費: 2,000円、学生1,000円 (弁当付き)      
        ※途中入退出(半日のみ)でも大丈夫
      ※傍聴のみ1,000円

~今回のテーマは「どうする?さとうみワクワク科学館」~

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・模擬市長から、老朽化した現施設に替わって自然豊かな海を活用した「さとうみワクワク科学館建設事業案」が提案され、議会で可決されました。
・さあ、このリニューアルする施設を生かすも殺すも、模擬市議会議員のあなたです!

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・どんな場所に、どんな施設があれば市民だけでなく市外からご利用いただける施設になるか?
・あなたも模擬議員になって、この「さとうみワクワク科学館」を生かす方法を考えてみませんか?

※上記の政策は,この模擬議会用に設定したフィクションです。

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 いま開会中の国会は私たち市民にとっては遠い存在。しかし、自分たちの住んでいる”まち”にも政治があります。行政・市民・議会がどのような関係にあり、私たちの税金がどのように使われているかのプロセスも見えてきます。当日は江田島市議会議員も複数参加する予定になっています。

 多くの市民の方々にご参加いただければと思っています。申し込みは「こくちーず」から→http://kokucheese.com/event/index/501950/

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2018年2月 1日 (木)

来年度の国保広域化による保険料試算

小雨のちくもり

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 今日の中国新聞から。法改正により来年度(2018年)から国民健康保険(以下、国保)の運営が市町村から都道府県に移管されます。(参考→H29.8.28
 このたび、来年度から拡充される国の交付金額が固まったため、広島県が最終的な保険料の試算を公開したという記事です。
 江田島市でも昨年からHPなどで国保制度の改正について案内しているところです。(→市HP

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 左は移管後に県内市町の平均保険料がどうなるかという増減率を表にしたものを記事から抽出しました。
 江田島市では来年度は2016年度決算ベースに対して1.34%増、激変緩和終了後の2024年度には同じく4.45%増となる試算になっています。
 来年度における増加率が特に大きいのは大崎上島町の20.97%、2024年度では神石高原町の26.69%となっており、住民の理解を得るには厳しい数値ではないだろうか。
 県としては、最終的に所得・世帯構成が同じであれば県内同水準の保険料を目指すという。効果がでてくるのは先になりますが、まずは医療費の削減を県民が一体となって考え、そして実行していくことが大切です。

※江田島市民の国保加入率(H27年度末) 29.96%
  人口24,627人、4,693世帯,加入者7,378人

※国保計算のHPがありました。あくまでもご参考まで。→こちら

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