【市長記者会見】H30年度予算案とロッジ代替施設
くもり
今日の中国新聞から。昨日の市長記者会見による平成30年度予算(案)の記事です。
昨日書いたとおり、具体的な新規及び拡大事業については分かりやすく市財政課が市HPで予算概要を公表しています。(→市HP、予算概要PDF)
2月26日から開かれる2月定例で平成30年度予算案が予算審査特別委員会で審議されます。
補足資料として議会に提出された予算案参考資料(→平成30年予算案・参考資料)には、
①一般会計における扶助費の状況。市民にとって身近な社会保障制度の一環としての生活保護法や児童福祉法、または、 老人福祉法など、国の法律に基づいて支出するものと、地方自治体が住民福祉の増進を図るため、独自の施策において支出するものについて来年度と今年度の金額を列記しています。
②一般会計における市の負担金
③各種団体等に対する市の補助金
④債務負担行為(複数年度にまたがる支出合計と当年度の費用)
⑤投資的経費(来年度に使うお金のうち、人件費、扶助費、借金の元利償還金等の必ず使わなければいけないお金=義務的経費(固定費)以外で、”未来への投資”と分類されるお金)
⑥一般会計における款別のその他の経費の状況(義務的経費でまかなう仕事の”変動費”や貸付金、前年度会計の繰り越しを当てにした積立金など)
上記の参考資料を見ていくと、税金の使われ方が「横串的」に見えてきます。予算概要や参考資料(特に補助金の説明欄)で財源構成を示して頂ければ、予算審議もはかどるような気がします。今後の課題として担当課には取り組んで頂ければと思います。
今回の予算審議において、議会運営委員会及び総務常任委員会で要請した資料が参考になればと思っています。
2月19日の議運で、この度の提出議案に関連する資料(指定管理者一覧表→こちら)の提出を求め、全議員に配布して頂きました。また、今年1月19日の総務常任委で確認した市が借りいている土地等の資料(→こちら)も他の常任委所属議員に参考資料として事前配付されています。
一般会計157億円、特別会計80億円、企業会計32億円、合計269億円の使い道をしっかり審議する2月定例会にしたいと思っています。
明岳市長の2回目の予算編成。住む人も訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」を実現するための予算案。市長の思いを応援しています。思い切って「舵」を切るには、旧町時代から継続している「表に出ない」合併時からの無理・無駄等を一掃することを含めた行財政改革を側面的に支援していきます。
左も今日の中国新聞から。能美海上ロッジに代わる宿泊施設を補助率1/2、最大5億円(7億円の事業では、1/2の3億5千万円の補助。12億円の事業では5億円。)のプロポーザルで選ばれた企業グループが2月5日に辞退届を出したことに対する明岳市長の記者会見記事です。
市長としては、撤退した企業グループに対し、「公の場で理由説明する」ことを求めたいとのこと。
議会と市長は「車の両輪」という表現があります。本件について、江田島市民の代表機関である「議会」として市長と方向性をひとつに事実解明をすることが必要ではないだろうか。
法的に可能かどうか(調査事項になりえるか)検討する必要がありますが、地方自治法第100条に基づく特別委員会(いわゆる100条委員会→H29.8.4)を設置し、当該企業グループ各社が、なぜ辞退に至ったのか、証言及び記録の提出を求め、検証することも考えられます。
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