新消防本部庁舎整備の建設候補地変更等に係る経緯について
くもり
11月10日に議長へ提出した文書質問の答弁書が市HPに掲載されました。(→PDF)10月末までの前議会で庁舎建設等検討特別委員会において最後まで議論されていた新消防庁舎の移転に関わる用地変更等について質問をさせていただきました。答弁書のなかで気になるところを要約します。
このたびの件は、昨年10月から改選前までの全員協議会及び庁舎建設等特別委員会で議論されたことをもう一度精査しないと見えてこないような気がします。移転場所については当初予定地よりも適していると思いますが、手続き経緯に不透明さを感じます。これは当時の議員の中も同様に思っていた方々がいたようだ。
私も市民に説明を求められたときに答えられるよう出来る範囲(議員として調査権はない)で調べてみたい。(参考→H29.8.4)
3 旧江田島ボウルの法人登記閉鎖後の税徴収業務対応
督促については、地方税法及び江田島市税条例に基づき、納付の翌月の20日に督促状を発送している。催告書については、会社が破産し、存続していないので、破産確認後は発送していない。
→いつから発送しなくなったかの説明がない。丁寧な回答が求められる。
4 差押・参加差押の解除に関する登記抹消の理由
差押の解除をしていないことが判明したから平成28年11月11日付けで差押解除の手続きを行なう。
→3で破産確認後に催告書を発送しなくなった時点で差押解除の手続きをしなかったのか。そして、何故、昨年(H28)11月に気付いたのか。気付いた理由は何だったのか。5にある旧江田島ボウル跡地の土地所有者からの売却協力申出日は平成29年2月7日ですが、申出をする前に、破産会社が所有していた建物の撤去等について何らかの動きがあったと思わざるを得ない。また破産会社の閉鎖登記簿(H21.3.7閉鎖)が平成29年5月25日に復活したのも気になります。
7 当初予定地(鷲部公園)で建設した場合の概算事業費(21億1千万円)
設計業務: 基本検討、地質調査、基本・実施設計 133百万円
土木工事: 浸水対策工事(擁壁、地盤改良、盛土)462百万円
建築工事: 庁舎建設工事(訓練塔、車庫棟含む)1,315百万円
通信指令システム:設計、システム工事 200百万円
上記の概算は前議会では報告していないものだと思います。ただ、鷲部公園から旧江田島ボウル跡地にしたあと、下記の土木工事費4億5100万円かかると議会に示したときに議員から異論がでたので鷲部公園でも同等の費用がかかると説明している。なんとなく辻褄あわせ的な説明が各所に見受けられるところが不透明さを感じる原因なのではないだろうか。
尚、5月26日の全員協議会で示された旧江田島ボウル跡地での概算事業費21億700万円の詳細は以下のとおり。
設計業務: 基本検討、地質調査、基本・実施設計 133百万円
土木工事: 浸水対策工事(擁壁、地盤改良、盛土)451百万円
建築工事: 庁舎建設工事(訓練塔、車庫棟含む)1,323百万円
通信指令システム:設計、システム工事 200百万円
| 固定リンク
「公共施設(建設・統廃合など)」カテゴリの記事
- サンビーチおきみ・やすらぎ交流農園を一括売却へ(2024.12.02)
- 江田島荘、世界に認められる(2024.10.22)
- ふるさと寄附金の受付は6月再開(2023.05.15)
- 鹿田公園テニスコートの再開(2023.04.08)
- 市有不動産売却情報 2023(2023.04.04)
コメント