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2017年12月18日 (月)

所有者不明土地、実に2割という実態

晴れ

 師走も気がつくと半分を過ぎました。最近買った本を少しずつですが読んでいます。題名は『人口減少時代の土地問題』(→著者インタビュー記事)。

 国土交通省が2014年に行なったサンプル調査では、登記情報が50年以上前のままの土地が19.8%にのぼったという。全国の私有地の約2割がすでに所有者の把握が難しくなっているそうです。

 日本の登記制度は任意であるため、所有者が亡くなっても相続人が移転登記をしない場合があります。特に田舎の土地・建物は資産価値が低く、相続人も登記費用を支払いたくないという心理が働きます。これが所有者不明化問題に発展し、自治体の固定資産税徴収への影響もでてきます。

 いま江田島市においても耕作放棄地や空家問題などの課題を抱えています。ひとつには所有者が市外に転居して管理しきれない状況がある。江田島市内の土地で所有者不明(若しくは相続されたあと移転登記されているのか)がどの程度の割合なのか調べてみる必要がある。

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