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2017年10月 5日 (木)

第5期議会スタート前におもう (その1)

晴れのちくもり

 11月から新しい議会(第5期)がスタートします。私も含めて当選した方は、議員としての政策や議会をどうしたいか、それぞれのお考えがあると思います。地域の困りごとや市民の相談事を丁寧に対応することも大切であり、一方で江田島市全体を考えていかなければなりません。
 江田島市の10年計画としては第2次総合計画があり、そして地方創生に基づく総合戦略・人口ビジョンがあります。この計画(方向性)を着実に実行するための施策について議会は市民代表としてチェックし、提言・提案することが重要です。
 議案審議についても然りで、より有効な手法としては、これまで何度となく提言している委員会付託。
 第3期議会(H21.11-H25.10)の議会改革特別委員会において第11回委員会(→平成241025日開催)及び第12回委員会(→平成24118日開催)で常任・特別委員会のあり方(委員会審議・所管事務調査)を審議するなかで、「議案の委員会付託事案」について検討を重ねた結果、重要案件については「委員会付託方式」を採用すべしとの結論に至りました。
 しかしながら、現在の第4期議会(H25.11-H29.10)においても当初予算・決算認定以外は付託されていない。江田島市議会会議規則第37条には議案の「委員会付託」の規定があり、付託省略こそ例外であることがわかります。
 第5期議会においても重要案件および補正予算案について委員会付託とするよう粘り強く訴えていきたい。

※平成26年6月定例会から導入の予定でしたが、議会全体のコンセンサスが得られずそのままになっています。(→H26.4.11H26.6.5

江田島市議会会議規則
(
議案等の説明,質疑及び委員会付託)
37条 会議に付する事件は,第134条に規定する場合を除き,会議において提出者の説明を聴き,議員の質疑あるときは質疑の後,議長が所管の常任委員会又は議会運営委員会に付託する。ただし,常任委員会に係る事件は,議会の議決で特別委員会に付託することができる。
2 委員会提出の議案は,委員会に付託しない。ただし,議長が必要があると認めるときは,議会の議決で,議会運営委員会に係る議案は議会運営委員会に,常任委員会又は特別委員会に係る議案は常任委員会又は特別委員会に付託することができる。
3 前2項における提出者の説明及び第1項における委員会への付託は,討論を用いないで会議に諮って省略することができる

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