社会増への積極的な施策を考えよう
くもりのち晴れ
今日の中国新聞から。過疎93市町村で2010年から2015年の5年間で高齢者を除く社会増であったという記事。右は一覧表をクローズアップしたもの。(→記事PDF)
出生数と死亡数のプラス・マイナスが自然増・減。人口移動すなわち人口流入数と流出数のプラス・マイナスが社会増・減。転勤や進学での転居など。93市町村は高齢者を除く社会増であり、定年後に移住された方ではなく、働き世代(家族含む)の移住者が流出を上回っているということです。
広島県内では大崎上島町、廿日市市、福山市、北広島町、東広島市の5市町が社会増であった。(廿日市・福山・東広島は市域の一部が過疎地域→広島県HP)全域過疎地域に指定されている県内市町10のうち、海・山などの自然に恵まれ、広島・呉に近いという好条件である江田島市。移住促進政策がなぜ数字に表れないのか、原因探求する必要がある。これまで現役世代・子育て世代にとって魅力的な施策が足らなかったのか。本格的なマーケティングと思い切った施策が求められるのではないか。
昨年12月に就任した明岳市長のもと、平成29年度事業では、最も重視すべき課題として、「人口減少」の改善を図り、住む人も、訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」づくりに向けた3つの挑戦のための施策が盛り込まれています。移住定住施策は結果がでるには時間を要しますが、将来、着実な成果が出ることを祈りたい。
※3つの挑戦=「しごとの創出」、「
(参考)平成29年度の新規・重点事業
H29年度予算案(その1)~3つの重点テーマ
H29年度予算案(その2)~教育・文化
H29年度予算案(その3)~産業・観光
H29年度予算案(その4)~福祉・保健
H29年度予算案(その5)~生活・環境
H29年度予算案(その6)~安全・安心
H29年度予算案(その7)~基盤
H29年度予算案(その8)~地域
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