汚染土処理施設反対運動 その10
晴れ
今日の中国新聞から。6月定例会最終日(2日目)の6月14日、本会議にて議員発議により「汚染土壌処理施設について、地元の合意形成を許認可の条件」とするように求める意見書および「業者への指導を県に要請するよう」市に促す決議が賛成15の全会一致で採択されたという記事です。(→新聞PDF)
発議第3号では議会(議長名)が許可権者である県知事へ意見書を提出するもので、近く県に届け出る。意見書には、協議会と業者とが書面によって合意しない限り建設を許可しないよう県に求めると記事にあります。
発議第4号では議会が江田島市に対して同様の趣旨で県知事に要請することを求める決議です。新聞では明岳市長のコメントとして、「1月にも県に業者への指導を求めたが、業者の地元説明は不十分だ。県に再び業者への指導を強く求めていく」とあるので1月下旬同様、文書で申し入れると思われます。
この2つの発議が採択されたことにより、行政・議会が県に対して同一の意思表示(許認可の条件として地元合意)をすることになります。
反対協議会が設立された3月からこれまでの間、署名運動を含めた活動は今回の議会による採択で一区切りです。市及び議会の意思表示に対して県がどのように判断するか、また、事業者と協議会がどのように協議の場を設けるかが次の焦点になります。
番 号 | 案 件 名 |
発議第3号 | 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める意見書(案)の提出について |
発議第4号 | 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たり,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを,江田島市は広島県へ要請するよう求める決議(案) |
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