議会改革のいま~議長選挙
晴れのちくもり
6月7日に入梅して晴れの日が続いています。6月1日に現職議長が逝去されました。ここに故人のご冥福をお祈りいたします。
地方自治法第106条は、『普通地方公共団体の議会の議長に事故があるとき、又は議長が欠けたときは、副議長が議長の職務を行う。 』とあります。
現時点では副議長がその職を代行しますが、議長が亡くなられたので直近の議会で議長選挙を行なう必要があります。(直近→6月定例会 H29年6月13日~19日)
任期(10月31日まで)も残すところあと5ヶ月を切った江田島市議会ですが、議長選挙でどのような方が選ばれるのか注目しましょう。仮に現・副議長が議長になった場合、副議長選挙も行なわれることになります。
私としては議長というのは『議会を代表する議員で、議会構成上欠くことの出来ない重要な地位』にあり、開かれた議会を目指すには『議会がどうあるべきか』という考えを表明して選ばれるべきであると思います。平成25年の選挙後からこのことを訴えさせていただいておりますが、なかなか議会全体での理解までには至りませんでした。(→H25.11.5、議長宛要望書)議会運営委員長になってこの問題について議題に挙げ、内規づくり(→内規案)に務めましたが最終的な合意までには至っておりません。(→H27.12.10)このたびはどのような選挙になるか分かりませんが、議会基本条例の趣旨(→条例)に沿った議会になることを願います。
地方自治法第104条
普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。
左は6月9日の中国新聞から。6月13日に開会する定例会から本会議のインターネット生中継を始めるという記事です。
先日も書きましたが(→H29.5.30)、広島県内の14市で唯一、議会中継(録画含む)をしていない江田島市議会。議会を代表する議長の本気度が試されます。
| 固定リンク
「議会改革」カテゴリの記事
- 江田島市議会、Youtubeで常任委員会録画配信(2024.12.09)
- オンラインによる『新しい議会様式』(2023.02.08)
- 令和4年第5回臨時会(2022.10.29)
- R4年会派意見交換会と議会報告会(2022.10.21)
- 政務活動費の使い道(2022.08.05)
コメント