汚染土処理施設反対運動 その9
雨
朝から雨が降っていますが、本日、入梅した模様です。左写真は今日の中国新聞から。昨日の議会運営委員会で、沖美町で計画される汚染土処理施設について、地元の合意形成を許認可の条件とするよう広島県(許可権者)に求める意見書案を6月定例会に提案することを申し合わせたという記事です。また、市に対する要請の決議案も上程されます。内容としては、すでに市は1月下旬に認可の判断を慎重にするよう県へ文書で申し入れていますが、『判断基準』を明確化して県へ要請するよう議会として求めるものです。この2つの発議が可決されれば、行政・議会が県に対して同一の意思表示をすることになります。(市が県に要請するかどうかは、市の判断になります。)
3月26日に汚染土えたじま持ち込み反対協議会が結成され(→H29.3.26)、1万人を目標とした反対署名は最終的に46,745名(うち江田島市民12,536名)集まり、5月12日に県へ提出されました。(→H29.5.12、H29.5.13)
このたびの議会運営委員会(議員6名で構成、写真右)は、反対協議会が市議会に提出した要望書を踏まえて協議したところ、反対署名の数だけでなく、江田島市が県に提出した『地元合意を図るよう業者の指導を求める意見書』を考慮したことで意見書を議会に提案(採択)することになりました。(この2議案について6議員のうち一部議員が難色を示した。)議員発議による①意見書案の提出、②市への要望決議案が議会に上程されることは、反対協議会が設立された3月からこれまでの間、署名活動を含め最善を尽くしたといえます。
6月定例会の会期日程は平成29年6月13日(火)~6月19日(月)となっています。議員発議は2日目の最後に以下の2件が上程されることになっています。(→市HP)
発議
番号
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案件名 |
発議第3号 | 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める意見書(案)の提出について |
発議第4号 | 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たり,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを,江田島市は広島県へ要請するよう求める決議(案) |
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