« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年6月

2017年6月30日 (金)

新消防庁舎整備 総事業費21億円

くもり

H29328zenkyofire_station_2

 予算議会を終えた後、3月28日に急遽、建設予定地の変更を議会に説明した新消防庁舎庁舎建設計画。いま議会で波紋を呼んでいるようです。完成までの総事業費は21億円。市民の皆さんは身近な議員さんにこの件について質問してみてはいかがでしょうか?

当初案: 鷲部公園(市有地)
変更案: 旧江田島ボール(民有地を更地で9千万円で購入)

H29526l_total_project_cost_for_fire 11月の上本議員による文書質問『新消防庁舎整備に係る建設現場を含めた再検討及び住民説明での主な意見について』では市の回答は『全市的視点から総合判断し、再検討は考えていない』(→こちら)とあったにもかかわらずの変更。今年度行なう設計業務で約4千万円削減できるということで議会は了解したが、5月下旬には浸水対策工事(擁壁、地盤改良、盛土)で45千万円かかり、総事業費見込みは21億円。当初案(鷲部公園)でも浸水対策コストはかかるとの説明もあったという。当初案と変更案でのトータルコストを比較するとどうなのか、そして江田島市民にとって最良の施策なのかということを行政は丁寧に説明する必要があります。市長が12月定例会で行なった所信表明において以下の考え方を示しています。(→H28.12.13

○取り組みに対する2つの考え方
1.江田島市にとって何が最善かを唯一の判断基準とする。
2.職員の役割は、市民の喜びを増やし、悲しみを減らすこと。自覚を持って全力で挑戦してほしい。

※江田島市議会議員政治倫理条例→PDF

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月29日 (木)

どうなってる?消防本部庁舎移転

くもりのち雨

H29budget_of_fire_station

170403firestation1

 本年度予算(左)と4/3中国新聞(右)について、過去に記事を書いています。(→予算H29.3.1新聞H29.4.3
 新聞では急な移転先の変更について、元ボーリング場の敷地を所有者が建物を取り壊した後、市が約9千万円で更地を購入し、新庁舎の建設費を含む事業費を1億3千万円と見込むが、当初案より約4千万円節約できるとある。(金額は次年度以降を含まない今年度予算についてのものだと思います。)

※当初案
 鷲部公園に新庁舎を建てるには、造成や近隣の江田島図書館などの防音工事、代替公園などが必要だったという。

 しかし、現在、雲行きがどうもおかしい。当初の議会への予定地の変更に関する説明時(今年3月)にはなかったものとして、更地を地上げ等(防潮関連含む)をするため、更にコストがかかるという話を聞きます。
 ただ、私は直接行政から説明を聞いていないので何も言えない立場ですが、実際のところどうなのか。議会(委員会)がきっちり行政を問い質し、市民に広く説明していただきたいものです。議員の皆さんが文書質問制度を有効に活用するのもひとつです。(文書による回答が市HP(→こちら)で公開されます。)

※過去ブログ(→H29.5.23)から以下抜粋

『これまでの文書質問のうち興味深いものとして、上本一男議員の『新消防庁舎整備に係る建設現場を含めた再検討及び住民説明での主な意見について』(→こちら)があります。昨年11月の質問ですが、消防庁舎建設予定地について旧江田島ボウリング場(民有地)での条件が整えば再検討を行うかとの質問に対し、執行部(担当部局:消防本部)からは、『全市的視点から総合判断し、再検討は考えていない』との回答がありました。しかしながら、2月定例会で鷲部都市公園(当初予定)を建替え場所として予算案(→H29.3.1)が議決されたあと、市は急遽、建設予定地を旧江田島ボウリング場に変更しました。』

※『全市的視点から総合判断し、再検討は考えていない』行政が本年度予算が可決したあと、急遽、変更した本当の理由を知りたいところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月28日 (水)

第32回ヒロシマMIKANマラソン大会 参加者募集はじまる

雨のちくもり

 ~第32回ヒロシマMIKANマラソン大会の参加者募集~

No32_mikan_marathon

 32回目を迎える今年の大会は1015日(日)に開催されます。瀬戸内の心地よい潮風かおるコースで「恵み多き、宝の島、えたじま」を体感でき、また、日本陸連公認のハーフマラソンの部もあることから、例年たくさんのランナーがエントリーします。(→昨年31回一昨年30回)2012年(H24)第27回大会からスタートしたオリーブ冠も花を添えることでしょう。(→H24.10.21
 開会式(閉会式)が行なわれる県立大柿高校グランドでは朝から「ふるさと特産品ふれあい産業まつり」が開かれるのでご家族連れにとっても楽しいひと時を過ごせます。天気に恵まれ、賑わいのある一日になることを願っています。
 例年すぐ定員オーバーになるので参加希望者はお早めに手続きしてください。(こちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月27日 (火)

えたじまの魅力発信にむけて

くもりのち雨

Impression_of_etajima

Infomation_of_etajima

 少し古い話ですが、平成27年度に実施した江田島市印象調査で、最も近い広島市・呉市の両市民(無作為抽出)へのアンケート調査で約5割が良い印象を持つ一方で、「分からない・よく知らない」との回答が約4割という衝撃的な結果がありました。情報入手経路ではTV・ラジオが約4割を占め、「HPSNS・インターネット」は利用者が一番多いと思われる若年層でも低いことが分かり、対策の糸口が見えたような気がします。(→市HP
 第2次総合計画で交流人口100万人を掲げる江田島市ですが、PRをどのようにするかが大きな課題であり、多くの方に「恵み多き、宝の島、えたじま」を知っていただき、来ていただける仕組づくりが大切です。

201702231409400031

Koujyouiinnkaigaiyou

 今年度の新規事業として、えたじま向上委員会事業(290万円)があります。『地域づくりに興味がある』または『地域の現状に危機感を持っている市民』が、地域活性化を図るための具体的な活動内容を協議して、自らが実行する取り組みを支援するものです。市は①協議の場の設定、②実行経費(補助)を支援します。
 その一つに「江田島の魅力発信~よく知られていない江田島市のことを,他市町の人に宣伝しよう!」という分野があります。ワークショップで面白いアイデアがでることに期待しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月26日 (月)

国宝を創った男~六角紫水

くもり

26626rokkaushisui 平成26626日の中国新聞文化面から(→PDF明治期の絵葉書から分かったこととして、明治初期の神仏分離令により厳島神社が一時期、白木の社殿であったことがあり、1902年(明治35)からの朱塗りに関わったのがキリンビールのマークを考案したとされる漆芸家、六角紫水(江田島市大柿町大原出身)だそうです。

 今年は紫水・生誕150年ということで江田島市の「ふるさと再発見事業」で偉人紹介として企画展を実施する予定になっています。郷土出身者の偉業を学ぶことは大切なことで、市内小中学生の皆さんにはこれを期に「ふるさと学」に興味を持っていただければと思います。だそうです。

 尚、2008年(H20)に県立美術館で“「国宝」を創った男 六角紫水展”が開催されたことがあります。(→県立美術館HPH20.11.24参考PDF

H29_furusato_rediscover1(参考)ふるさと再発見事業

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月25日 (日)

第23回江能修友会総会@サンビーチおきみ

くもり

19400602_1522523104488383_6140287_3

 昨日の雨も 上がり蒸し暑い一日でした。年一回の母校、修道学園(中・高)・江田島支部(江能修友会)総会および懇親会を「サンビーチおきみ」で開催しました。(参考→昨年

19452845_1522523337821693_6834021_4

 公私ともにご多用の中、貫名同窓会副会長および山田・高校教頭先生にご臨席いただき、盛会であったことに感謝。
 江田島市内在住の先輩は言うに及ばす、広島市内から、そして姫路・横浜から「恵み多き宝の島、えたじま」に一時帰郷してご参加いただいた先輩方にも事務局として感謝です。
 6月10日に解禁となったコイワシ(かたくちいわし)のお刺身を皆さん楽しんでいただき、今日の良き日をともに過ごせたことに感謝。

 中締めとして、50年の年の差を超えた同窓生の肩組みながらの校歌斉唱は感慨ひとしお。また来年お会いすることを共に誓いました。

(追記)1725年(享保10年)創立の藩校を起源とする母校もあと8年で300年の節目の年を迎えます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月24日 (土)

空き家対策@尾道

くもりのち

H29623akiya_in_onomichi

 6/23の中国新聞から。尾道市内の司法書士や弁護士たちの協議会が所有者が無償譲渡を希望する不動産情報の紹介を始めたという記事。
 いま全国的に空き家問題が深刻化しているなかでの尾道市の事例です。不動産の賃貸や売買などには登記関連など複雑な法手続きが必要であり、法律家である司法書士・弁護士が取り組むこの事業は所有者や不動産を探している方からすると相談しやすいのではないかと思います。
 江田島市内でも不動産業界と司法書士で面白い仕組み作りが出来たらおもしろい。尚、江田島市では今年度の新規事業として、「江田島空き家物語(仮)ウェブサイト構築事業(50万円)」があります。

201702231409400033

 空き家情報を市のHPで紹介しています。(→こちら)この仕組みをもっと便利に出来ないか。そして、持ち主の不動産に対する思い入れ等、業界紙等では得にくい情報も提供して成約率を上げていく(流動化促進)を検討しているようです。最終的には、以前書きましたマッチングシステム(→H29.2.9)に繋がっていけば面白い。
 定住・移住促進と空家対策は切っても切れない関係であり、関係部署の連携とそれに関係する事業者・市民との情報共有とシームレスな共同戦略が求められます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月23日 (金)

イノシシ対策の問題~国の制度

晴れ

H29621_chojukujo  6/21の中国新聞から。有害鳥獣を駆除した猟師に対する自治体の補助金制度についての記事です。 

 江田島市も含めた県内16市町は尻尾や報告書の提出だけで補助金を支払っていますが、国の交付金を元にした補助金制度(農林水産省)では証拠写真の提出が必要。

 国の制度を活用した自治体では、全国的に偽造写真による不正受給が問題化しているそうで、専門家の意見として「不正根絶へ全国統一ルールを作る必要」があるとの声もある。

 国の制度を活用した県内市町(三原市、尾道市、福山市、海田町)では不正は把握していないそうです。

 尚、江田島市の捕獲状況ですが平成27年度決算資料(主要施策の成果と報告書)によるとイノシシ捕獲・処分として報奨金対象となった捕獲数は785頭で報奨金額は392万5千円。対象外(捕獲報奨金の交付申請を行なわな補助事業活動)として60頭を捕獲しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月22日 (木)

教育無償化の財源

晴れ

H29621_resources_for_education_free

 6/21の中国新聞から。(→PDF)教育無償化の財源について井出英策・慶応大教授が意見を発表しています。
 最近、自民党の小泉進次郎議員が幼児教育を実質無償化する財源として「こども保険」を提唱しています。財源論に向き合うことは素晴らしいが保険方式には問題点を抱えているのでもう少し議論することが必要であり、財源の選択肢として税金もあるとの内容。財界においても「こども保険」の現在の案では高齢者が支えて手にならず、不公平との指摘もある。教育無償化には多くの論点があり、国民的な議論が必要です。今後の動向に注視するとともに深く考えてみたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月21日 (水)

GL校 開校へ準備加速

くもりのち晴れ

H29619gl

 6月19日の中国新聞から。(→PDF)何度かブログで取り上げているグローバルリーダー育成校(以下、GL校→H29.6.9)に関する記事。
 広島県教委が大崎上島町に設置するGL校は全寮制の中高一貫校であり、平成31年(2019)4月に開校する予定です。
  高校では授業の大部分を英語で実施する計画であり、教員の確保が大きな課題であるとも。「教育県ひろしま」の復活に向けて大きな推進力になると思います。
 一方、江田島市ですが第2次総合計画および総合戦略で学校教育の充実(→PDF)の計画及び重要業績評価指標(KPI)を掲げています。校種間(小・中・高・特別支援学校)の連携の推進もそのひとつで、県立大柿高校の存続を市民全体で応援することが大切です。江田島ブランドの教育を確立し、そして保育制度(認定こども園、保育園)や子育て環境の充実を図ることで移住・定住へと繋がってほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

県議会で”子供議会”

晴れのち雨

H29620_childassembly

 午後から久しぶりのまとまった雨が降っています。左写真は今日の中国新聞から。日本青年会議所(→JC本部HP)広島ブロック協議会(→HP)が主催し、広島県議会や県が共催として「子供議会」を8月26日(土)に開くことになったという記事。小中学生が議員役になり、県政の課題などを県幹部に質す「子供議会」はインターネットで生中継や録画中継も予定されています。議会に先立ち、質問を考える勉強会も7月30日に議事堂で開くそうです。

H2712_qa_for_child_assembly

 江田島市も平成22・23年の2月に子ども議会(市内小中学生)を実施したことがあります。その後、休止。平成27年6月に公職選挙法の改正で選挙権の18歳までの引き下げが決まったことで、平成27年12月定例会で、「子ども議会の再開と少年議会」を提案しました。当時の塚田秀也教育長からは子ども議会の再開については「小中学校長と検討」、少年議会(仮称)については市内4中学校と高校の校長に情報提供するという答弁をいただきました。(→参考H28.10.24
 今年、新教育長が着任されました(→H29.3.20)。急激な少子化および人口減少が進む中、江田島市としては「教育の島」として活路を見いだすことも大切です。県立大柿高校の存続もその一つであり、特色のある教育を模索するためにも「子ども議会の再開と少年議会」を実施してもらいたい。

※平成12月定例会議事録抜粋(一般質問)→PDF

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月19日 (月)

ふるさと再発見事業~古い写真を募集

晴れ

H29_furusato_rediscover1

 暑い一日でした。教育委員会所管の今年度の新規事業である「ふるさと再発見事業」というものがあります。(左写真)合併して13年目に入った江田島市。第2次総合計画に掲げる「伝統文化・文化財の保存」に基づいて進める事業です。
 その一環として、このたび「ふるさと古写真」を募集開始しました。(募集期間:平成29年6月19日~平成30年2月28日)
 昭和の時代までに撮影された、江田島市の町並みや自然の風景、行事、生活の様子などが撮影された写真で、カラー・モノクロは問いません。

201706191529120001

201706191529230001

 市HP(→こちら)にあるとおり、「こんなものが?」と思っているものが、実は大切な歴史の記憶(記録)であり、後世に伝えるべき重要な資料となるかもしれません。ふるさとの歴史や文化を次の世代へ伝えていくため、ぜひ、お写真の整理がてら探してみてください。もしかしたらお宝写真が出てくるかもしれません。
※応募写真は原則複製処理の後、返却されます。提供された写真は市事業(行事、展示、チラシ掲載等)で応募者の許可なく利用することがあります。詳細については募集要項(→PDF)をご覧ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月18日 (日)

H29年度第5回日本語クラブ、SEA TO SUMMIT ほか

晴れ

 朝6時30分から町内一斉清掃に参加。江田島市内どの地域もそうかもしれませんが、私の住む地域もみなさんが前もって掃除をされていますので早く終わることができました。

 地域の方々が一同に集まる機会としてコミュニケーションの場になっています。今日は父の日ということで実家に立ち寄り、ささやかな贈り物をしてきました。

19149470_1513050635435630_70785730519247575_1513050688768958_403934272 実家を後に、沖美町のサンビーチおきみへ。昨日開幕した『江田島SEA TO SUMMIT 2017』も今年で4回目になり、認知度も広がっているのではないでしょうか。(→初回

 正午からはSEiREN(アイルランドの伝承を紡ぐバンド)のライブもありました。歌声がとても心地よかったです。(→参考映像Youtube

19149023_1513215628752464_9175816_2 お昼からはゆめタウン1階の文化教室をお借りしての日本語クラブ。今回で5回目になります。アメリカ(1)、ベトナム(2)、フィリピン(2)国籍の5人、ボランティア日本人市民13人の参加者でした。

 日本語の会話を楽しんだり、ひらがなの練習をしたりと外国人市民のみなさんのやりたいことをマンツーマンでやってみました。そして、少し早いのですが七夕の飾りをみんなで作ってみました。

19225583_1513215698752457_418669171H29618nihongoclub_2 外国人市民のみなさんには好きな(書きたい)日本語を筆で短冊に、日本人市民のみなさんには英語・ベトナム語・タガログ語のどれかを選び、教えていただきながら書いてみました。私はタガログ語で『Salamat Papa』。ヒントはブログのはじめにあります。この七夕飾りですが市役所ロビーに飾っていただく予定になっています。
 3年前の国際交流『七夕会』でも七夕飾りを外国人市民のみなさんと作ったことがあり、そのときは大柿公民館で飾っていただきました。(→H26.7.6

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月17日 (土)

復活2年目の大柿高校・体育祭

晴れ

 梅雨入りして雨が降らない日々が続いています。午前9時から開催された深江漁業協同組合の通常総会に出席しました。例年以上に組合員の出席率が高かった総会でした。

 近年、若者が複数名、組合員となり、漁業を生業として頑張っています。恵み多き島、江田島の原動力になることを期待して応援していきます。

H29617_ogakihs_sports_dayH2917_ogakihs_lawn その後、10時過ぎに県立大柿高等学校へ。昨年9月に復活した体育祭ですが、今年は6月開催です。(昨年→H28.9.24

 会場はすでに盛り上がっており、着いたときには「玉入れ」競技をしているところで、生徒のほか、PTA、地域の方々、県議、市議も参加して熱戦を繰り広げていました。

19149257_1511746508899376_206839090  昨年6月に植えた芝生も会場を盛り立てています。(→H28.6.18)江田島市唯一の高等教育機関である県立大柿高等学校。ブログで何度か取り上げていますが、『地域の宝』である大柿高校の存続に向けて市民が一丸となる必要があります。

 おととし7月に訪問した大崎上島町にもヒントがあります。(→H27.7.7)この動きをサポートする藤岡慎二氏の月刊「地域づくり」に掲載した論文が参考になりますのでご一読を。(→魅力的な高校づくりで地方創生の実現を

H29617_comprehensive_strategy_of_ed もちろん高校だけでなく、小中学校の学力向上に向けた動きと一体となって、江田島市総合戦略(左写真)にある江田島市内の校種間(小・中・高・特別支援学校)の連携の推進を進めていく必要があります。

 そして子育て環境の充実には保育制度(認定こども園、保育園)との連動性も必須であり、これらをどう具体化して取り組むかという議論が必要です。このヒントとして何度か江田島市にも来ている周防大島町の大野圭司氏(→こちら会社)の活動も参考になります。

昨年のNHKニュース(芝生植栽)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月16日 (金)

H29年 カワウ被害の現状

晴れ

H2966_kawau

 6月6日の中国新聞から。尾道市周辺におけるカワウ食害に関するもので、尾道市は2015年度(H27)の被害額を1,100万円と推計。鳥獣被害防止計画の対象鳥獣にカワウを追加し、県や漁協などと連携し、捕獲や繁殖抑制に取り組むという。
 広島県ではカワウ被害について広域的な取り組みを求める声が大きくなったことにより、平成26年度から生息状況モニタリング調査を実施し、平成27年度には調査結果を取りまとめました。(→H28.1.7中国新聞記事)、今年4月にはカワウの管理計画を策定しています。(→H29.4.6広島県カワウ管理計画
 江田島市も鳥獣被害防止計画があり、対象鳥獣として「イノシシ、カラス、アナグマ、カワウ」を指定して対策を行っています。(計画は3年の期間で見直)(→H23年度作成H29年度作成

20170616133255

 左は平成27年度の江田島市における被害状況をまとめたものです。平成21年でのカワウによる被害額が30万円であったのに対し、6年後の平成27年度では420万円へと拡大しています。特にメバルなどの有用魚種や放流魚等の採食被害が発生していると分析しています。 
 カワウによるメバルなどの採食被害対策としては、定期的な海上巡回による銃器捕獲及び追い払い活動を中心に行う方針であり、漁業関係団体と連携して飛来状況や生息情報などの情報を広島県へ提供し、県域規模での広域的な対策計画に基づいて対応を行うこととしています。被害状況は年々増加傾向にあり、有効な手立てが中々見つからないのが現状ですが、なんとか打開策がないものか国も含めての調査研究及び対策が望まれます。

環境省が平成25年(2013)に特定鳥獣保護管理計画作成のためのガイドライン及び保護管理の手引き(カワウ編→こちら)を作成しており、手引きを読む前の基礎知識としてのパンフレットもあります。(→こちら
※環境省→「カワウの保護管理ポータルサイト

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月15日 (木)

汚染土処理施設反対運動 その10

晴れ

H29615

 今日の中国新聞から。6月定例会最終日(2日目)の6月14日、本会議にて議員発議により「汚染土壌処理施設について、地元の合意形成を許認可の条件」とするように求める意見書および「業者への指導を県に要請するよう」市に促す決議が賛成15の全会一致で採択されたという記事です。(→新聞PDF
 発議第3号では議会(議長名)が許可権者である県知事へ意見書を提出するもので、近く県に届け出る。意見書には、協議会と業者とが書面によって合意しない限り建設を許可しないよう県に求めると記事にあります。
 発議第4号では議会が江田島市に対して同様の趣旨で県知事に要請することを求める決議です。新聞では明岳市長のコメントとして、「1月にも県に業者への指導を求めたが、業者の地元説明は不十分だ。県に再び業者への指導を強く求めていく」とあるので1月下旬同様、文書で申し入れると思われます。
 この2つの発議が採択されたことにより、行政・議会が県に対して同一の意思表示(許認可の条件として地元合意)をすることになります。
 反対協議会が設立された3月からこれまでの間、署名運動を含めた活動は今回の議会による採択で一区切りです。市及び議会の意思表示に対して県がどのように判断するか、また、事業者と協議会がどのように協議の場を設けるかが次の焦点になります。

  番 号 案  件  名
発議第3号 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める意見書(案)の提出について
発議第4号 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たり,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを,江田島市は広島県へ要請するよう求める決議(案)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月14日 (水)

正副議長の交代@2017

晴れ

H29614gikai_election  昨日から始まった6月定例会ですが、議長に副議長の登地靖徳氏、副議長に林久光氏が選挙で選ばれました。ともに初めての就任です。

 登地氏が第1会派の政友会(8人)、林氏が第2会派の政研クラブ(5人)に所属しています。(→議員名簿委員会名簿)正副議長が異なる会派に所属するのは平成25年10月末以来です。これまでの約4年間は政友会が正副議長を輩出していました。

 さて今日で6月議会も終了しましたが、議案についてはいろいろあったようです。詳細は別の機会にしますが、新消防庁舎関連では当初予算議会(2月定例会)後に場所等の変更(→H29.4.3)を行っていますが、今後、市民の皆さんも注目する案件になるかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月13日 (火)

H29年6月定例会の予定 その2

晴れ

 本日から開会の6月定例会ですが、明日(6/14)の予定(6月定例会2日目)は以下のとおりです。お時間のある方は傍聴してください。

(追記)議長に副議長の登地靖徳氏、副議長に林久光氏が選挙で選ばれました。ともに初めての就任です。

    会議名
日時
内容

平成29年

第3回定例会(2日目)

平成29年6月14日(水)
午前10時開会

1 開会
2 一般質問
3 議案審議等
(1)報告
(2)条例改正
(3)契約
(4)補正予算(案)
4 議員発議


 まずは本日に続いての一般質問が予定されています。2名の議員が以下の内容で質問されます。

一般質問

質問者
質問内容
片平 司 (1)療養病床削減について
(2)子どもの貧困対策について
山本 一也 (1)千年に一度の大災害に対する減災対策について
(2)部落差別の解消の推進に関する法律について

 その後、3件の報告があり、7件の議案審議が予定されています。内容については以下のとおりです。

報告(3件)

番号
案件名
報告第6号 平成28年度江田島市一般会計予算の繰越明許費に関する報告について
報告第7号 平成28年度江田島市地域開発事業特別会計予算の繰越明許費に関する報告について
報告第8号 成28年度江田島市下水道事業会計予算の繰越に関する報告について


議案(7件)

番号
案件名
議案第35号 江田島市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例案について
議案第36号 江田島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第37号 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例案について
議案第38号 江田島市老人集会所等設置及び管理条例の一部を改正する条例案について
議案第39号 (仮称)認定こども園えたじま新築工事(建築)請負契約の締結について
議案第40号 財産の取得について
議案第41号 平成29年度江田島市一般会計補正予算(第2号)

 議案38号、39号、40号でどのような内容が審議されるのか気になるところです。最後に議員からの発議3件が予定されています。議案39号の(仮称)認定こども園えたじまに関する予算については過去記事をご参照ください。(→H29.2.27

発議(3件)

番号
案件名
発議第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)の提出について
発議第3号 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める意見書(案)の提出について
発議第4号 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たり,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを,江田島市は広島県へ要請するよう求める決議(案)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月12日 (月)

H29年6月定例会の予定 その1

晴れ時々くもり

 明日13日から6月定例会が始まります。先日ブログ(→H29.6.10)で書いたとおり、議長の逝去に伴う議長選挙が予定されています。なお、現・副議長が議長に選出された場合は副議長選挙も行われます。
 6月定例会の会議日程は市HPで公開されていますが初日は以下のとおりです。(→こちら

   会議名
日時
内容

平成29年

第3回定例会(初日)

平成29年6月13日(火)
午前10時開会
1 開会
2 諸般の報告
3 会議録署名議員の指名
4 会期の決定
5 追悼の式
6 議長の選挙
7 一般質問

 このたび6人の議員が一般質問を通告していますが、初日は時間の関係で4名の議員が以下の内容で質問に立たれます。お時間のある方は傍聴してください。

一般質問

質問者
質問内容
浜西 金満 本市の人口減少対策について
酒永 光志 地方自治法等の一部を改正する法律案について
山本 秀男 (1)公園整備計画について
(2)施設の適正管理について
(3)本市の消防団員について
平川 博之 (1)介護従事者の人材確保等について
(2)独居老人対策について

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月11日 (日)

H28年度江田島市行財政改革審議会

くもり

 3月22日に開催された平成28年度江田島市行財政改革の議事録・資料がHPで公開されました。(→こちら
 審議会の議論で興味深いのは定員適正化計画と事務・事業評価。昨年の総務常任委員会でも取り上げられた職員の定員適正化。(→H28.8.5H28.9.2)市は総務省の第9次定員モデルにそって作成していますが、江田島市独自の条件を加味したものを検討しても良いのではないだろうか。(検討することは大切です)また、事務・事業評価ですが、総合評価のみの公開(→こちら)ではなく、事務事業評価シート(→参考)の公開をすることも必要であると考えます。予算・決算の審査で役立つ資料になりえます。
 第2次総合計画を事業展開していくには、財政計画とならんで重要な行財政改革です。『市民満足度の高いまち』を目指すには、行政・市民・議会が議論しあえる場づくりが出来たらと思っています。まずは議会報告会であり、一方で市政懇談会(行政と市民)がその役割を担うと思います。(共通認識が醸成できれば)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月10日 (土)

議会改革のいま~議長選挙

晴れのちくもり

 6月7日に入梅して晴れの日が続いています。6月1日に現職議長が逝去されました。ここに故人のご冥福をお祈りいたします。
 地方自治法第106条は、『普通地方公共団体の議会の議長に事故があるとき、又は議長が欠けたときは、副議長が議長の職務を行う。 』とあります。
 現時点では副議長がその職を代行しますが、議長が亡くなられたので直近の議会で議長選挙を行なう必要があります。(直近→6月定例会 H29年6月13日~19日)
 任期(10月31日まで)も残すところあと5ヶ月を切った江田島市議会ですが、議長選挙でどのような方が選ばれるのか注目しましょう。仮に現・副議長が議長になった場合、副議長選挙も行なわれることになります。
 私としては議長というのは『議会を代表する議員で、議会構成上欠くことの出来ない重要な地位』にあり、開かれた議会を目指すには『議会がどうあるべきか』という考えを表明して選ばれるべきであると思います。平成25年の選挙後からこのことを訴えさせていただいておりますが、なかなか議会全体での理解までには至りませんでした。(→H25.11.5議長宛要望書)議会運営委員長になってこの問題について議題に挙げ、内規づくり(→内規案)に務めましたが最終的な合意までには至っておりません。(→H27.12.10)このたびはどのような選挙になるか分かりませんが、議会基本条例の趣旨(→条例)に沿った議会になることを願います。

地方自治法第104条
普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表する。

H2969hatsukaichinet

 左は6月9日の中国新聞から。6月13日に開会する定例会から本会議のインターネット生中継を始めるという記事です。
 先日も書きましたが(→H29.5.30)、広島県内の14市で唯一、議会中継(録画含む)をしていない江田島市議会議会を代表する議長の本気度が試されます

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 9日 (金)

教育の島をめざす大崎上島町に続こう

晴れ

H2968education_in_osakikamijima 昨日の中国新聞記から。2019年(H31)4月に広島県立の中高一貫校であるグローバルリーダー校(GL校→パンフレット)の開校が予定されている大崎上島町で『教育の島』の在り方を考えるシンポジウムが県立大崎海生高校(参考→H27.7.7)で開催された。

 記事によると、大崎上島町と交流するアトランティック大学(以下、ア大)の教授や文科省補佐官たちが意見を交わし、町民など約120人が参加。ア大からは、同大学が人口減に取り組む離島に開学し、起業家を育ててきた歴史の紹介があり、教育を通じた『地域づくり』について語った。(参考:大崎上島町がサテライトキャンパス誘致を目指す→こちら

 学校というのは『地域資源』のひとつであり、江田島市も自然豊かな環境と素晴らしい伝統・文化があります。保育園から小・中・高の連携強化を図りながら『教育の島』を目指していくには十分な場所であると思います。そのためには県立大柿高校の存続が大前提です。高校のない島には子育て世代の移住先としての選択肢から外れてしまいます。

 昨秋、『大柿高校を市民全体で考える』イベントを企画立案し関係部署に提案しました。残念ながら諸事情で関係団体・機関等からの賛同は得ませんでした。そのとき講師を快諾していただいてた大学後輩の藤岡慎二氏(島根県隠岐島前高校の魅力化に携わる)の論文『魅力的な高校づくりで地方創生の実現』をご参考までに読んでみてください。(→こちら会社HP

H2969ogakihscanoe_2 今日の中国新聞に大柿高校カヌー部の1年生が全国大会に出場する記事がありました。8月7から10日に山形県西川町である全国高校総体のカナディアンペアで出場されます。創部2年目での快挙であり、私たち地元の励みにもなります。大柿高校では野球部、サッカー部の皆さんも日ごろの部活動に頑張っています。カヌー部に続いてくれることを期待します。

※大柿高校サッカー部保護者会ブログ→こちら

(参考)過去ブログ記事
■教育の魅力化をどう展開するか→H29.215
■広島県、地域未来塾開設へ支援→H29.3.7
■大学入試改革を期に『教育の島』を目指そう!→H29.3.8
■大柿高校、33人の新入生を迎える→H29.4.8
■江田島市長、広島県知事と会談→H29.4.21
■教育の島にむけて→ H29.5.2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 8日 (木)

基金増加による交付税削減の動き

晴れ

H2968kikin

 昨日梅雨に入ったのですがいい天気でした。左は今日の中国新聞から。(→PDF自治体の貯金に当たる基金の残高が増加傾向にあることを『問題視』し、地方交付税を削減する動きがあるという記事です。
 全国的に自治体の基金は2015(H27)年度末で10年前に比べて8兆円増えて約21兆円になったという。国と地方を合わせた借金が1千兆円を超える状況であり、地方の基金が増えているのであれば交付税を減らすというロジック。確かに国側からするとプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化をするには一つの方法である。しかし、地方には地方の理屈もあり、新聞紙面に各市町の意見や全国知事会など地方6団体(→参考)の動きも載っています。
 広島県内では広島市と熊野町を除く21市町が基金増加しています。江田島市は10年前の1.8倍の96億7900万円。自由度の高い財政調整基金も合併当初7億6千万円から平成27年度決算時点で54億4千万円と積み増しました
 しかし、今後のさらなる少子高齢化・人口減少や既存の公共施設の大改修・立替などを考えると大変厳しい状況であるといわざるを得ません。今般、公共施設等総合管理計画を策定しているのでご参照ください。(→市HP)また、平成23年1月に公共施設に関する市民講演会『公共施設更新問題が起こります~ハコモノの未来について考えてみませんか~』(ブログ記事→H25.1.13、講演会資料→こちら)も参考なると思います。

H16h28kikin

H16h28shisai

 左は合併後の基金と市債の推移を表したものです。合併当初は『財政が厳しい』ということもあり、市民の方々が不安に思われた時期もありました。また、4町の独自サービスを統一することで特定地域の方々のサービスが低下したという案件もあり、市民の皆さまからのご不満をお聞きすることもありました。
 今現在、市の基金は潤沢に見えますが、『第2次総合計画』にある施策を実行するなかで『財政計画』や『第3次行財政改革実施計画』とにらみながら事業展開しています。これは『交付税の推移』が現状見込みという大前提があり、それでも公共施設の大改修・立替を考えていくと将来、財源不足に陥らざるを得ない状況も想定されます。今後、公共施設をどう集約(統廃合)していくか悩ましい大きな課題が残されています。公共施設等総合管理計画の期間が2017(H29)年度から2046(H58)年度と30年間であることを考えると長期的な課題であることが分かると思います。今後の国の動きを注視しましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 7日 (水)

汚染土処理施設反対運動 その9

H29671

 朝から雨が降っていますが、本日、入梅した模様です。左写真は今日の中国新聞から。昨日の議会運営委員会で、沖美町で計画される汚染土処理施設について、地元の合意形成を許認可の条件とするよう広島県(許可権者)に求める意見書案を6月定例会に提案することを申し合わせたという記事です。また、市に対する要請の決議案も上程されます。内容としては、すでに市は1月下旬に認可の判断を慎重にするよう県へ文書で申し入れていますが、『判断基準』を明確化して県へ要請するよう議会として求めるものです。この2つの発議が可決されれば、行政・議会が県に対して同一の意思表示をすることになります。(市が県に要請するかどうかは、市の判断になります。)

H2966ikensho

H2811h2910giun_2

3月26日に汚染土えたじま持ち込み反対協議会が結成され(→H29.3.26)、1万人を目標とした反対署名は最終的に46,745名(うち江田島市民12,536名)集まり、5月12日に県へ提出されました。(→H29.5.12H29.5.13
 このたびの議会運営委員会(議員6名で構成、写真右)は、反対協議会が市議会に提出した要望書を踏まえて協議したところ、反対署名の数だけでなく、江田島市が県に提出した『地元合意を図るよう業者の指導を求める意見書』を考慮したことで意見書を議会に提案(採択)することになりました。(この2議案について6議員のうち一部議員が難色を示した。)議員発議による①意見書案の提出、②市への要望決議案が議会に上程されることは、反対協議会が設立された3月からこれまでの間、署名活動を含め最善を尽くしたといえます。
 6月定例会の会期日程は平成29613日(火)~619日(月)となっています。議員発議は2日目の最後に以下の2件が上程されることになっています。(→市HP

発議

番号
案件名
発議第3号 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たっては,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを求める意見書(案)の提出について
発議第4号 株式会社フルサワ汚染土壌処理事業申請の許可の判断に当たり,地域住民及び関係漁業協同組合との合意形成を前提とすることを,江田島市は広島県へ要請するよう求める決議(案)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 6日 (火)

えたじま 「花まつり」と「音楽祭」~6/11(日)

晴れのちくもり

18838862_701542663387778_6523697003

 昨年も開催されましたが(→H28.6.11)旧・沖小学校プール周辺で『えたじま 「花まつり」と「音楽祭」』が開催されます。
 プールではホンモロコ(淡水魚)を養殖しており、また、スイレンの花も見ごろなのではないでしょうか。
 3月23日には旧・沖小学校の校舎跡地に沖美市民センターもオープンしたことで様変わりし、周辺もオリーブ等の果樹が栽培され、眼下に海を見下ろせる絶好のロケーションです。また、近くにある旧・沖保育園は「さとやま未来博2017」の廃校リノベーション対象建築になっています。(→こちら
 そういった意味ではイベント参加だけでなく、周辺を散策してみるのも楽しいでしょう。今回のイベント自体は「さとやま未来博2017」ではありませんが、江田島市内ではいたるところで楽しイベントが開催されています。『恵み多き、宝の島、えたじま』でワクワク体験を市内外問わず、沢山の人に味わってもらい、定住・交流人口増加に繋がることに期待したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 5日 (月)

さとやま未来博2017 in えたじま

晴れ

201706060654250001_2

 早くも6月に入っています。3月25日から11月26日の期間で中山間地域の活性化に向けた活動機運を拡大していくプロジェクトとして『ひろしま さとやま未来博2017』(ひろしま里山交流プロジェクト実行委員会)が県内の中山間地域で始まっています。

 江田島市全域も県条例で中山間地域に指定されています。(→こちら)未来博の一環として『ココロザシプロジェクト』というものがあり、地域づくりに取り組む住民の多様な活動を後押しており、江田島市内でも期間中にさまざまな催し物があります。市HP(→こちら)でもイベント情報が紹介されています。これまでもあったものや新規のさまざまなイベントがあり、ぜひ、イベント参加して『地域活動・づくり』に触れてみてください。新たな発見があったり、『恵み多き島、えたじま』を体感できると思います。私のブログでも少しずつですが紹介させていただきます。(直近のイベント→こちら

(過去のイベント) 
 4月30日  第10回えたじま手づくり市(→こちら
 5月 4日 竹盛イベント(→こちら

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 4日 (日)

H29年度第4回日本語クラブ

晴れ

 午前はカラオケ大会に参加して『365日の紙飛行機』を歌わせていただきました。作曲者のひとりである角野寿和さんは江田島市(大柿町)ゆかりの人と聞いています。2番の歌詞にある『どう飛んだか、どこを飛んだのか、それが一番大切なんだ』というくだりがいいですね。

18893140_1494762463931114_913607167

 お昼からゆめタウンの文化教室をお借りしての日本語クラブ(教室)にボランティアスタッフとして参加しました。
 アメリカ、ベトナム、フィリピン国籍の9人、ボランティア日本人市民10人の参加者でした。
私とペアになった方は会話もでき、カタカナ・平仮名も大丈夫。今日は漢字の練習です。住所を漢字で書くことにトライしました。広島県・江田島市(町)など『島』という漢字が多い。学習者にとっては難しく、どうしても他の字に比べて大きくなります。書き順を学び、大きなマスから練習し、徐々に小さなマスへ変えていくとバランスの良い字に上達。自分の書いた字が良くなると私たちもうれしいものです。学習者も満面の笑みを浮かべていました。一歩、一歩です。

18839041_1494801610593866_478383636

 最後は日本人・外国人市民が今日やったことのスピーチ。外国人市民の皆さんも楽しく勉強が出来たことに喜びを感じていました。
 今年度スタートさせたばかりのクラブですが、少しずつ試行錯誤しながら、力を合わせて、よりよいクラブ(教室)づくりをしていきます。多くの日本人市民の皆さまにも関心を持っていただければ幸いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月 2日 (金)

地域資源を生かした特産品づくり

晴れ

18768490_1346171665464117_162671106

 江田島市内の山々に柑橘系、ビワ、カキなどの果樹が沢山あります。いつまでたっても収穫されていない木々も見受けられることもあり、もったいないなと思うことはありませんか。地域資源が生かされていない良くない例です。また、家庭菜園で作りすぎて食べ切れないこともあるでしょうし、農家さんも規格外がでてくるでしょう。そんな『もったいない』(果物・野菜)を使ってドライフルーツドライベジタブルという商品を開発して販売をスタートさせた事業者(→島彩(しまいろ))が登場。江田島市内で購入することも出来ますし、インターネット販売もしています。昨日、ひろしま夢ぷらざ(広島市本通り)で試食販売をされました。(写真)7月20日(木)も試食販売を予定しているそうです。

※江田島市内では第一術科学校の土産店、里の駅・能美産直市場、江田島オリーブファクトリー等で販売。 

 これまで耕作放棄地を活用したさつまいも芋作りから焼酎・もみじまんじゅう・二重焼きへと特産品へ広げていった若者もいます。(→H28.5.18
 江田島市は今年度、
えたじまブランド開発関連事業6次産業化対策事業(推進戦略の策定)に取り組みます。『恵み多き島、えたじま』の豊かな地域資源を生かした『特産品づくり』へと繋げていく動きが広がっていくことで、観光・定住促進などの特効薬になるかもしれません。

(参考)
過去記事【H29年度予算案(その3)~産業・観光】からの抜粋(→H29.2.26

えたじまブランド開発関連事業(36万円)

H29etajimabrand

 新規に採用する地域おこし協力隊(えたじまブランド請負人H28.12.17)と商工会との連携による地域資源を活用した新たなビジネス創出によって地域活性化を図る事業。
 キーとなるのは地域おこし協力隊。商工会と協力隊員のコーディネート役を行政担当部署が責任を持って行なわないといけないし、将来的に協力隊員が島に定住するためのフォローも重要です。

6次産業化対策事業(581万円)

H296jiindust

 1次産業という地域資源をどう生かすか。新たに6次産業化・地産地消推進協議会を設置して推進戦略を策定する。
 戦略策定委託料に469万円。コンサルに作ってもらって承認するだけでは、絵に描いた餅になりかねない。協議会が単なる承認機関にならないよう願うとともに、もっと市民を巻き込む工夫と職員自ら現場に出向き、声を吸い上げながら戦略を構築することが求められます。そして何よりもPDCAサイクルをしっかり回していくことが必要で、議会もチェックすることが大切です。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2017年6月 1日 (木)

まてがいの採捕禁止期間

晴れ一時雷雨

Article_35_of_hiroshima_fishery_adjPenalty_of_chaching_solen_strictus 昨日、江田島市HPに『まてがいの採捕についてお知らせ』が掲載されました。(→HP

 内容としては、『広島県漁業調整規則(第35条)により、広島県内の海面において、まてがいは51日から731日の期間は採捕が禁止』されており、『漁業者だけでなく、すべての皆さんにも適用されるので守りましょう』という広報です。(→県HP

 先日Facebook長瀬海岸で海上保安部から事情を聞かれた方がいるという情報が流れていました。『まてがいの採捕禁止期間』について漁業関係の方にお聞きしましたが一様に知らないということでした。

 江田島市としてはHPに掲載するだけでなく、7月以降の広報えたじまにも掲載し広く市民のみなさんに知っていただき(HPをご覧にならない方も多くいます)、また、『採捕禁止期間』の看板を適切な場所に掲示することが肝要です。

H2961chinu 一方、市(産業部)としてもこの規則がいつごろ、どういった目的で策定されたのか、そして現在も必要なのか調査してみることも必要です。今日の中国新聞では『チヌの放流』についての記事がありました。(左写真、→PDF)かつては高級魚として漁業者の収入増を見込んで放流事業が開始(2008年まで)されたが、いまは牡蠣幼貝をねらう食害に悩んでいるという。

 何事においても仕組みを作ることは大きなエネルギーが使われ注目されます。しかし、時代に即したものかどうか、検証し、修正していくことは作る以上に大変な作業ですが重要です。

 ひとところ潮干狩り(あさり)で賑わいを見せた江田島市内の海岸ですが、最近では『マテ貝採り』がひそかなブームになっており、江田島市の観光資源のひとつになっていたので今後の観光施策にも影響が出てくるだろう。

H296satoyamahiroshima_2 少し気になることとして、さとやま未来博2017で江田島市を会場としたイベントの中にマテ貝採りをアクティビティーのひとつとして取り入れているものもあります。県が応援するイベントであり、申請時に実行委員会(広島県中山間地域振興課内)から何らかのアドバイスはできなかったものだろうか。採ったものをリリースするには問題ないかな。

(追記)増えすぎたチヌですが、広島県内でダントツの漁獲高を誇る江田島市。チヌを使った6次産業化も視野に入れてはどうだろう。(→H27.10.28中国新聞PDF

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »