汚染土処理施設反対運動 その1
晴れ一時くもり
左は3/24(金)の中国新聞から。国内最大規模の産業廃棄物不法投棄事件の現場となった香川県の手島(てしま)。
住民の草の根運動から県を動かし、県が産廃の完全撤去を約束してから17年経って3月28日に完了するという記事の一コマです。
いま江田島市内で関東以西からの汚染土を処理する施設を地元企業が建設中であり、地元住民および漁業関係者を中心に反対運動が始まったところです。(→H29.3.26)
これまでの経緯を聞く限り、事業計画する企業は、いったん立ち止まって『市民の声』や『江田島を愛するファンの声』に耳を傾けてほしいと思います。もちろん、事業者としては県の指導に基づいて建設着工をしており、適正であるという認識だと思います。
しかし、現時点で、県の見解は、『①現状は、地元の合意形成ができていないという認識、②認可の判断は、合意形成ができて以降になる』。また市としても『地元住民、漁協の相互理解が不十分であり、もう一度、最初から話し合いを始め、結論を出すべきだ』との見解であることを受け止めていただければと思います。(→H28.2.8中国新聞)
昨日、私のブログ記事を見て、『署名したい』が用紙はどこにあるの?という方の声を聞いたので『署名フォーム』をアップします。(ダウンロード→嘆願署名用紙PDF)
署名用紙の送付先は、協議会事務局です。(事務局: 鹿川漁業協同組合、住所: 〒737-2302 広島県江田島市能美町鹿川4779−1、電話:0823-45-2075) 署名用紙は最寄りの江田島市内11漁協に持ち込んでもいいそうです。(→漁協名簿)
今回の動きは、江田島市や県の水産業だけの問題ではないことをブログで書いています。(→H29.3.14) 『風評被害』の直撃を受けるのは水産業ですが、左写真の通り、農業・福祉・教育、そして定住・移住にも『風評被害』の影響を受ける可能性があります。
近隣に広大附属小学校の同窓会が運営する施設(参考→こちら)もあり、交流人口増加策をどう考えるか、市民のみさなんも自分事として考えてほしい。まずは、企業と(漁協も含めた)市民との信頼関係構築が大切です。その橋渡しを江田島市ができないものか。
(参考)3/26反対協議会を見学した県外の子育て世代ブログ→こちら
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