国際交流関係団体をどう考えるか
くもり
午前中は市内事業者と国際交流協会等について意見交換をしました。江田島市では人口の3%が外国人市民であり、これからも割合は増えていくと予測されます。
今後、市や地域(市民)が多文化共生社会についてどのように取り組んでいくか方向付けしていくことが求められます。(→H29.2.16)
午後からは呉市役所1階の国際交流センターに出向き、呉市国際交流協会(→HP)の職員及び外国人相談員(呉市総務部秘書広報課)と意見交換をしてきました。呉市では中心部や広地区ではボランティア団体等の日本語教室(サロン)等はあるが、島嶼部(倉橋町・音戸町など)で日本語教室が実現できておらず、今後の課題もあるとのこと。
その後、『にほんごサロン』を見学をしました。毎週日曜日に呉市役所1階の国際交流センターで開催されており、ボランティアスタッフが外国人市民のニーズに応じて少人数の班に分かれてテーブルを囲みます。日曜日には必ず日本語サロンに行くよう会社から言われている外国人市民もいるそうです。
先生のお話では、日本語能力試験(→参考)を目指す班、日常会話程度の班など多様でり、また、四季折々のイベント(春・お花見、夏・七夕、秋・紅葉狩り、冬・書初めとトンド祭り)で交流を図っているとのこと。
江田島市では文化庁の地域日本語スタートアッププログラムに採択され(→こちら)、3年間で日本語教室を立ち上げることになります。この事業の一環としてボランティア講座を開催しています。
将来的には、教室の運営、ボランティア養成、交流事業等のコーディネート等をするNPO法人や国際交流協会等が必要になってきます。外国人比率が県内でもトップクラスの江田島市に国際交流関係団体がないのも課題かもしれません。(参考→広島県内国際交流関係団体等の状況)
行政も近隣市町との意見交換をしながら、こういった団体設立に向けて検討することも重要であり、市民レベルでも話題になる日が来ることを。
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