H29年度予算案(その8)~地域
晴れ時々くもり
江田島市の平成29年度予算案は、最も重視すべき課題として、「人口減少」の改善を図り、住む人も、訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」づくりに向けた3つの挑戦のための施策を展開します。第2次江田島市総合計画の施設体系別に紹介していますが、今回は『地域』編です。
■えたじま向上委員会事業(290万円)
『地域づくりに興味がある』または『地域の現状に危機感を持っている市民』が、地域活性化を図るための具体的な活動に内容に協議して、自らが実行する取り組みを支援するもの。
大変興味深い事業です。行政支援としては、①協議の場の設定、②実行経費(補助)になります。私の身近なところでも、複数の異業種交流会などが開催されています。
この事業に応募者(団体等)があり、地域力向上に繋がるワークショップが開かれることを願っています。参考までに単発ですが、昨年9月に『交流と定住サミット』を開催しました。(→H28.9.22)10月に県立大柿高校の存続についても開催を試みましたが時期的なもので実現しませんでした。
■縁作り!えたじま海生交流事業(20万円)
平成26年に広島市と締結した『江田島市・広島市海生交流協定』(→H26.4.17、市HP)に基づき、広島市民の来訪機会を提供して、江田島市を知ってもらおうというねらい。
平成27年12月~平成28年1月にかけて広島・呉市民、それぞれ1000人に実施したアンケート調査結果で、約5割が良い印象を持つ一方で、「分からない・よく知らない」との回答が約4割でした。(→H28.8.13)交流人口100万人を掲げる江田島市として、PRも大切ですが、イベントへ招待することをしてみようということです。
■江田島空き家物語(仮)ウェブサイト構築事業(50万円)
空き家情報を市のHPで紹介しています。(→こちら)この仕組みをもっと便利に出来ないか。そして、持ち主の不動産に対する思い入れ等、業界紙等では得にくい情報も提供して成約率を上げていく(流動化促進)を検討しているようです。最終的には、以前書きましたマッチングシステム(→H29.2.9)に繋がっていけば面白い。
現在、江田島市空家等対策計画を策定中であり、パブリックコメントを募集しています。(→市HP)定住・移住促進と空家対策は切っても切れない関係であり、関係部署の連携とそれに関係する事業者・市民との情報共有とシームレスな共同戦略が求められます。
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