外国人技能実習生による事件から4年
晴れ
今日の毎日新聞から。2013年(平成25)3月14日に起こった中国人技能実習生による殺傷事件から4年が経ちました。
この事件を契機として、江田島市も外国人市民への支援を推進しています。記事によると来年度から月1~2回の日本語教室を開くとありますが、教室開催にはボランティアスタッフや運営組織が必要になってきます。
(1)ボランティアスタッフについて
江田島市は文化庁の日本語教育事業(地域日本語教育スタートアッププログラム→H28.8.24)により、3年間で教室の立ち上げを目標としており、昨年6月にボランティア基礎講座(→H27.6.11)が開催され、今年から実践編(→H29.2.18)が始まり、今週土曜日には第2回実践編が開催される予定です。
何も特殊な技術が必要ということではありません。日本語教室は、日本語を教える、ではなく、日本人・外国人がお互いに学ぶ場所であり、江田島市での日常生活をキーワードに会話をする、ということです。より多くの市民の方がスタッフになっていただいて、外国人市民と一緒に『島みがき』が出来ればと期待しています。
(2)運営組織について
これまで人権推進課を中心として料理教室、相談員(フィリピン人・中国人)の配置、スポーツ交流等を行ってきました。日本語教室の定期的な開催をするには呉市のような国際交流協会等の運営組織が設立されることが望ましいと考えます。(参考→H29.3.5)
行政も近隣市町と意見交換をしながら、こういった団体設立に向けて検討することも重要であり、市民レベルでも話題になる日がくるよう広報活動等が必要です。また、外国人市民が特に多い地区では積極的に地域行事への参加を働きかけるのも大切であり、自治会組織等との意見交換や協力要請も必要でしょう。
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