国際化と多文化共生をどう考える?
晴れ
先日も書きましたが、2月18日(土)に日本語ボランティア講座実践編が開催されます。昨年6月に開催された基礎講座(→H28.6.11)の内容を踏まえ、日本語教室で活動するときの具体的な方法や活動内容について考えていく講座です。
『国際交流?自分には関係ない?』と思っていらっしゃる方もいるでしょう。
しかし、日本人同士でも、お互いが理解しているとも思えません。言葉(言語)や文化習慣の違いは、ハッキリしていて気づきやすいものです。
『多文化共生の時代』といわれる今、国籍を超えた『個人』を基本に地域社会のあり方を考えていかなければなりません。
結局、国際交流とは、地域のこと、江田島市のこと、そして自分のことを考える一つの切り口だと思います。たとえば、江田島市における『四町融和』もある種の『異文化融合』であり、『国際交流』といえるのではないでしょうか。
さて、第2次総合計画では国際化・多文化共生の推進について左写真のとおり掲載されています。今年2月1日時点で外国人市民は748人であり、人口の3.05%を占めます。
地域によってばらつきがあり、沖美町では実に8.24%になります。今後、日本人の減少(自然減・社会減)もあいまって、ますます外国人比率が上昇すると推測されます。
左は2月1日現在の江田島市全体と各町ごとの外国人市民の数とその比率をグラフ化したものです。因みに、江田島市では平成23年11月1日分からHP(→こちら)で外国人市民の合計数を記載し、平成25年4月分から旧町単位で人数を公開しています。
日々生活していると、こういった数字の違いも見落としがちであり、各町の比率が1.36%~8.24%と開きがあると、市民の感覚も異なるでしょう。また、国籍も多様になっているため、従来のように漢字・英語が理解できる外国人市民も少数派になってきました。そういった意味では『やさしい日本語』(小学校低学年程度)というものが威力を発揮します。(参考→H27.12.20)
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