H29年度予算案(その2)~教育・文化
晴れ
江田島市の平成29年度予算案は、最も重視すべき課題として、「人口減少」の改善を図り、住む人も、訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」づくりに向けた3つの挑戦のための施策を展開します。第2次江田島市総合計画の施設体系別に、今回は『教育・文化』編です。
■定住促進通学費支援事業(ワクワク検証事業)【2840万円】
市長選の公約であり、また、就任式で『市外に通う高校生の通学費補助について『早急にたたき台をつくり、新年度予算に計上したい』(→H28.12.7)と話された内容を盛り込んでいます。
これまでの江田島市では平成26年度から県立大柿高校に通う生徒に対してのバス定期代補助制度(1/2補助→H26.2.24)をスタートさせましたが、今回は対象を市外への通学・市内への通学に拡大し、公共交通機関(船舶及びバス)、補助率を1/3とする。
この事業は期間を平成29年度~平成31年度の3年間とし、市民満足度調査の結果等による成果検証を行なった上で事業継続の適否含めた見直しを行ないます。
資料を見る限り、校種が書かれてません。島から広島などに小中学生や大学生も通っていますが、どの範囲までを考えているのだろうか。『市内への通学』とあるが、教育委員会が所管の大柿高校活性化補助金に通学支援のための路線バス定期代補助と市内の小中学生のバス定期補助等との棲み分けがどうなのか気になるところ。
■ふるさと再発見事業(340万円)
合併して13年目に入った江田島市。第2次総合計画に掲げる「伝統文化・文化財の保存」に基づき、進める事業であると思います。(→H28.12.15)
ふるさとの偉人紹介そして、生誕150周年を迎える漆芸家、六角紫水(大柿町大原出身→参考)に関する企画も実施する予定。また、文化財の適切な保存・管理などについて情報収集・整理を開始することになります。
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