H29年度予算案(その4)~福祉・保健
晴れ
江田島市の平成29年度予算案は、最も重視すべき課題として、「人口減少」の改善を図り、住む人も、訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」づくりに向けた3つの挑戦のための施策を展開します。第2次江田島市総合計画の施設体系別に紹介していますが、今回は『福祉・保健』編です。
■定住促進奨学金返還支援事業(1220万円)
市長選の公約に掲げていた事業を盛り込んでいます。奨学金を利用した子育て世代の負担軽減やUIJターンによる移住促進に繋げるねらい。
対象となる奨学金が限定されており、次のとおり。
1.江田島市奨学金
2.その他市長が認める奨学金等
となっており、IJターン者を何処まで取り込めるか、そして江田島市に居住してもらうための雇用の場をどうアピールするか、戦略も必要になります。
補助期間を3年として、UIJターンの動向並びに市民満足度調査等の結果による成果検証を行なった上で、事業継続の適否を含めた見直しを行なう。
■(仮称)認定こども園えたじま新築工事(6億9,366万円)
来年度予算案で最大規模の事業になります。江田島小学校区にある老朽化した江田島保育園、認定こども園こよう(小用)、宮ノ原保育園、飛渡瀬保育園を統合して、新たに『(仮称)認定こども園えたじま』を新設するもの。
予定地は旧・江田島小学校跡地であり、国から用地を取得する予定になっています。中国財務局の資料(第117回国有財産中国地方審議会→開催結果、議事録)では小学校跡地の利用について、本件以外に、学童・市民農園や子育て支援センターも利用計画に入っています。
左写真は第117回国有財産中国審議会の資料から。土地10,707.16㎡、処理区分は時価売払であり、利用計画は認定こども園、子育て支援センター、学童・市民農園敷地となっています。
ご参考までに、子育て支援センターおよび学童・市民農園についても計画図が示されています。
2月定例会の議案第24号に『土地の取得について』がありますので、おそらく、このたびの土地購入についての議案でしょう。取得価格及び(仮称)認定こども園えたじま以外の利用計画についても説明があるものと思われます。議会の審議(質疑応答)に注目してみましょう。
■障害者施設整備費等補助事業(3,000万円)
平成26年3月に閉園(→H26.3.26)した旧・高田保育園施設を利用した事業計画。障害者就労継続支援A型事業所(→参考)の開設にかかる施設整備費等を補助します。
プロポーザル方式受託者特別審査会を設置し、事業所を選定することになります。
| 固定リンク
「江田島市」カテゴリの記事
- 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)2024(2024.11.05)
- 江田島市、21年目スタート(2024.11.01)
- R6年度 第1回江田島市交流定住促進協議会(2024.10.31)
- まもなく市制施行20周年(その2)(2024.10.30)
- 江田島市市制施行20周年記念映像(2024.10.21)
コメント