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2017年2月17日 (金)

広島県の地域振興策2017

雨のちくもり

201702160750270001  中国新聞では2017年度広島県予算についての特集が組まれています。全国的な人口減少のなか、広島県では都市部と中山間地域の強化子どもの貧困や格差解消働き方改革などを中心に政策を打っています。

 その起爆剤として、3月~11月に『ひろしま さとやま未来博2017』を展開します。(→こちら)このなかで廃校リノベーションという企画があり、江田島市の旧・沖保育園のリノベーション事業が盛り込まれています。(→こちら

 趣旨としては、建築家 隈研吾氏の監修のもと、若手建築家(東京大学隈研究室他)や地元の人々、県内外の若い世代が協働して廃校リノベーション計画をつくり、実行に移していくというもの。地域で一定の役割を終えた資源(廃校等)を生かしながら、中山間地域の元気づくりに繋げていきます。

 江田島市では2009~2013年(H21~H25の5年間)の人口自然減は209人/年、社会減は322人/年であり、年間約530人の人口減が続いています。(→江田島市人口ビジョン・総合戦略概要版)今後、この傾向は当分続くと思われます。

 しかし、広島・呉に近い地の利を生かし、自然豊かな地域資源を見直し、強みを伸ばしていくことで具体的な定住・移住施策を打って出る。教育・子育て等を中心に、1次産業の強化、光回線を十分に生かす企業誘致、起業家支援など横断的な戦略を展開していくことが、持続可能な町として生き残っていく道であると思います。

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