第1回日本語ボランティア講座実践編
晴れ
日本語ボランティア講座実践編に出席しました。市職員(嘱託含む)、日本人市民、外国人市民(ベトナム・フィリピン)の約20人が参加しました。
1コマ目の東京外大の伊東祐郎先生からは、住みよい地域社会を作るために、”地域日本語教室”は、どんな貢献ができるだろうか、という問いかけを中心に講義を受け、ワークショップ(以下、WS)をしました。日本語を教える、ではなく、日本人・外国人がお互いに学ぶ場所とういことを学びました。
2コマ目は、群馬大学の結城恵先生の講座、地域で『暮らす』地域で『人財』をみつけよう・つなげよう!。
江田島市に住んでいる外国人住民の日常生活を知って、住みよい町作りを考え、住みよい地域社会を作るために、”地域日本語教室”はどんな貢献ができるだろうか、という視点でWSを通して学びました。
3コマ目はひろしま国際センター(→HP)の犬飼康弘先生の講座。楽しくなくっちゃ続かない!日本語活動を組み立ててみよう!。
図書館で本を借りる場面を題材として、必要な日本語は何か、どのような情報が必要かを考えてみる。教科書的には、受付カウンターで『本を貸してください』、『図書カードを見せてください』という会話になります。
しかし、実際には、『お願いします』の一言で終わる。参加したベトナム人市民に話を聞くと、ベトナムでは無料で本を貸し出す『図書館』はないそうです。(お金を払って本を借りる『貸本屋』はある。)
今日学んだことは、『日本語教室』ということで堅苦しく考えるのではなく、日常の生活をお互いに楽しくするために、どうあるべきか考えてみよう。そして、外国人市民と一緒に地域作りをしていこう、ということでした。
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