小中学生の通学補助
くもり一時雨
左は昨日の中国新聞から。庄原市教育委員会が来年度から公共交通機関を利用する小中学校の児童・生徒への通学補助金を市域全体で統一するという記事。
現行制度は合併前の旧市町の制度をそのまま引き継いでおり、地域によって基準が異なっているため、見直しを図るもの。
江田島市は合併して四町融和(1市4制度の早期解消)ということで多分野にわたって制度を統一したことを考えると、庄原市が平成17(2005)年3月31日に、近隣の1市6町が合併して、12年間そのままになっていたことに違和感を感じました。
また、記事を読んで意外だったのが、現行制度で徒歩通学にも支給する地域があるということです。どのような経緯でそうなったのか分かりませんが、理由を知りたいものです。
江田島市の場合、学校統合などが行なわれた小中学校の児童生徒に対して、通学のためスクールバスの運行や路線バスの定期代補助を行なって遠距離通学となった児童生徒の通学支援をしています。
左上は平成27年度決算における『主要施策の成果に関する報告書』から抜粋しています。スクールバスは基本的に通学時間帯に江田島バスの路線便がない地域であると思ってください。
今後の課題に掲げられている事項について、柔軟に対応していただき、いかに市民満足度を高めていくか、また、子ども達の教育環境向上や教職員の負担軽減など、教育委員会の腕の見せ所です。
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