技能実習生の国籍に変化
晴れ
気持ちよく晴れた週末の土曜日。昨日の中国新聞、備後地区の特集記事です。先日(1/4)も触れた外国人技能実習生についてのものです。(→H29.1.24)
この記事にもあるとおり、技能実習生の国籍が変化しています。府中市ではカンボジアへとシフトしているという。
外国人技能実習生制度。(→参考)本来は発展途上国に技能を伝えるため、外国人を実習生として受け入れる制度ですが、実質的には人手不足を補ったり、価格競争で生き残るため労働コスト削減策として利用されている。
一方で、実習生は日本で外貨を稼いで本国の家族を養うためにやってくる。必然的に、本国が経済発展を遂げていくと、わざわざ日本まで出稼ぎにくる必要はなくなる。
このようなサイクルによって、日本にやってくる実習生の出身国が変遷してきています。かつて、日本の製造業が労働コストの安い生産拠点を求めて、台湾、韓国、フィリピン・インドネシア、中国、ベトナムと変遷したことと同じです。(車産業は、貿易摩擦解消のため、米国へ生産拠点を一部移した経緯があります。)
しかし、現在の日本は少子高齢化および人口減少社会へと突入し、将来、この国の産業や地域社会、そして社会保障システムを自国民で維持することが困難になることが想定されます。
2013年(H25)3月14日、江田島市ではカキ養殖加工会社(切串地区)で、実習生による殺傷事件が発生しました。今のうちに多文化共生社会の構築に向けて、少しずつ、市民意識の国際化をしていかなければならない。
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