予算主義から成果主義へ
晴れ時々くもり
昨日の中国新聞に、湯崎広島県政について2期目残り1年、という特集記事が掲載されています。
ここに注目したキーワードは「成果主義」。これまで湯崎知事は、行政運営に民間の手法を導入し「予算主義」からの脱却を図ってきました。予算を付け、使って終わりの「お役所仕事」から転換する。
平成22年7月31日に開催された自治体有志の会第7回シンポジウムin広島で湯崎県知事が基調講演をされたとき、知事は着任時に、県職員に対して①県民起点、②現場主義、③成果主義という3つの視座を示したと聞きました。
まずは、①行政サービスを受けるお客様であり、かつ、税金という形で投資する住民の視点で物事を考え、②現場に出向いて、現状を肌で感じ、解決策を検討して予算付けをする、③事業を実行した結果、どのような成果が出たのか、④この結果を分析して、次にどう対処していくか、ということになります。効果的なPDCAサイクルを通して、最終的に住民が満足するものにしていく。
そこには、職員のやる気が必要で、これが自治体の活性化に繋がります。そのためには、風通しの良い市役所でなければならず、理解を示す管理職が部下を指導し、新しいチャレンジを応援し、部下のすることに責任を取る体制も大切です。
いま江田島市も職員が真剣に、恵み多き島に向かって頑張っています。市民との対話を通して、あるべき地域作づくりに邁進してほしい。自治体職員は専門家集団であり、”地域づくり”の企画立案をするテクノクラートです。地域資源豊かな、江田島市であり、職員と市民が一つになって島を磨いていけば、素晴らしい世界が開かれると信じています。
昨年5月に木村俊昭氏(→参考、ブログ)の『地域活性プロデューサー人財塾・木村塾 in 瀬戸内』に参加しました。(→H27.6.1)目から鱗の刺激的なお話も多々あり、この方は自治体職員向けの講座も行なっています。是非機会があれば、参加してみてはいかがでしょうか。
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