新市長、人口減少対策に取り組む
晴れ
昨日の中国新聞から。明岳市長の初登庁に関する記事です。(任期は平成28年12月5日から平成32年12月4日)
選挙公約に掲げた人口減少に歯止めをかける対策などに取り組むよう職員に指示とあり、就任式では、市外に通う高校生の通学費補助について『早急にたたき台をつくり、新年度予算に計上したい』と話された。その他には、以下の内容が記事にあります。
・市が所有する遊休地を生かした企業誘致
・子育て環境の整備についての必要性を強調
詳細については、12月定例会の初日(12月13日10時から)に市長所信表明が予定されているので、市民の皆さんも、是非、傍聴しましょう。
これから4年間、江田島市政の舵取り役として大いに頑張ってほしい。また、議会・市民も一丸となって、恵み多き島、江田島市を活性化し、『ワクワクできる島』にしていきましょう。
明岳市長の公約は、後援会だよりに掲載されていることが、大きな柱になると思います。(参考:後援会だより)また、選挙前に立ち上げたご本人のFBおよび後援会FBに、江田島市をどうしたいかという政策方針(重点戦略)が掲載されていますので参考になります。(→本人FB、後援会FB)
この公約を実現するに当たって、市民も議会も、批判することなく、是々非々で議論する仕組み作りが必要です。その前提として、市長には、是非とも、『透明性と対話』による市政運営をしてほしい。
明岳市長の公約集については、続きをご覧ください。
参考までに、明岳市長のFBから得た画像をもとに公約集をまとめてみました。(→PDF)
大きな枠組みとして、第2次総合計画および総合戦略をベースに重点戦略をまとめたものと推察します。 尚、総合計画は市の最上位計画であり、現時点では、この方針に沿わないものを推進することはできません。(これは誰が市長になっても一緒です。)
(趣旨)
えたじま(※)は、恵み多き島である。豊かな恵みがもたらす魅力や価値を高めるとともに、その恵みを支え次世代に引き継ぐ人々の日常を守ることにより、住む人も訪れる人も「ワクワクできる島」を想像することができる。
今こそ、「ワクワクできる島」づくりに取りかかる時である。
※「えたじま」→「江田島市」にしないと、変な誤解を生みかねない表現です。
(1)安心・安全に暮らせるまちづくり(守りのまちづくり)
○災害に強いまちづくり
○交通対策の強化
○有害鳥獣(特にイノシシ被害防止)対策の強化
②地域ぐるみの福祉・医療の充実【からだワクワク!】
○地域ぐるみの健康づくりの推進(健康寿命日本一のまちづくり)
○地域包括ケアの推進
(2)魅力を高めるまちづくり(攻めのまちづくり)
○農水産品のブランド化・6次産業化の推進
○えたじまを起点とした広域的な周遊・滞在型観光の推進
④魅力あふれる島暮らしの実現【育ちワクワク!】
○次世代を担う子どもたちの育成
○移住・定住の受け入れ促進
(3)「ワクワクできる島」実現の地域づくり・人づくり
⑤協働によるまちづくりの推進
⑥近隣市町との広域連携の促進
⑦徹底した行財政改革の推進
⑧市民本位で活躍する市職員の育成
新聞記事で明岳市長は、呉市職員を約38年務めた自らの経験を踏まえ、「市職員の仕事は市民の喜びを増やし、悲しみを減らすこと。初心を思い出し、仕事に取り組んでほしい」と激励しています。
是非とも、⑧の職員育成に取り組んでいただき、市民から信頼される市役所づくりを、市長自ら率先していただきたい。市民も期待しています。
参考までに、左写真は平成26年12月20日の中国新聞記事。明岳氏を呉市の副市長に充てる人事案について呉市議会が同意したときの記事で、平成27年1月から4年の任期(平成30年12月31日まで)がありました。
このたびは、「呉市での行政経験を生かし、故郷江田島市のまちづくりや活性化に努める」(中国新聞記事抜粋)ため、呉副市長を約1年6ヶ月で辞職し、選挙を経て江田島市長になられました。
これまでの経験を大いに江田島市政のために活用し、「ワクワクできる江田島市」に向かって舵を切ってほしい。市民がその手腕に期待しています。
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