H28年 議会改革について その1
晴れ時々くもり
いよいよ今日から12月が始まりました。写真は平成26年議会報告会資料として、私が作成した「二元代表制:市長・市民・議会との関係は・・・」。
去る11月24日の臨時会(→H28.11.24)を傍聴しました。そのとき、一市民から、「『議会(議員)のチェック』をしてみようかしら。」 この何気ない一言ですが、理由を聞いてみると、「来年秋には改選予定の市議選。これまで傍聴してきたが議員さんが仕事をしているか・・・。」、とのこと。きついお言葉ですが、私も一議会人であったわけで、この言葉を重く受け止めました。
これまで議員として、「市政のチェック」ばかりに気をとられていました。しかし、市民は「議員のチェック」もしています。全てとはいいませんが、これが改選時、有権者の判断基準にもなります。
例えば、4年の任期中にどれだけ一般質問したのか、また、一般質問に限らず議案に対する質問力(数ではなく内容、議案に対するもの)など。ただ、各議員の公約についての検証まではなされていないように感じます。傍聴者は「内容」についても辛口評価をしますが、年に1回の議会報告会でも、出席議員の対応を厳しい視点でチェックしています。
私の平成25年市議選のスローガンは、「さらに前進!」。選挙前の平成25年9月定例会で可決した「議会基本条例」を受けて、議会改革をさらに推し進めていくことを公約にしました。『議員が変われば、議会が変わる。議会が変われば、江田島市(政)が変わる』。(→H25.9.29)有権者の方が、私の議員活動(3年間)をどう評価されたのか知りたいところ。
この3ヶ月間、有権者の方から江田島市にも「市民オンブズマン」があればいいのに、という声を複数いただきました。「市政の透明性」に関心がある現れです。「議会(議員活動)の透明性」についても同様です。全国では「市議会議員の通信簿」を作成し、公開しているところもあります。(参考: 相模原市議会をよくする会、H27.1.31臨時特集号・通信簿)
このような動きが江田島市で出てくるのかどうか分かりませんが、まずは議会の傍聴者数増加に注目してみましょう。また、働き世代の市政参画を促すことも大切で、『議会の見える化』には、議会中継の早期実現が望まれます。(→H27.6.23)
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