実質をキーワードに
晴れ
いろいろなことを考えながら日々を過ごしています。最近、『実質』という概念で江田島市を見ていくことも重要ではないか、という考えに至っています。これが正しいことなのかどうか分りませんが、ひとつの分析の仕方とみるのも大切です。
例えば、高齢化率について。平成28年11月1日分の住民基本台帳では、日本人市民23,969人のうち、65歳以上人口が10,267人で高齢化率は42.83%です。しかし、よそに住む学生が住民票を実家においていたり、海上自衛隊関係の学生で瞬間的に住んでいる人もいます。
本当の高齢化率はどうなんだろう。また、自治会単位ごとに高齢化率を表すことで、見えてくる地域課題もでてこよう。単に高齢化が進んでいる、ではなく、地域によっては限界集落に近い、ということも『見える化』することで市民意識も変化するのではないだろうか。(ある意味、危機感)
外国人比率についても同様です。日本人市民23,969人、外国人市民753人を合わせた人口は24,722人。外国人比率は3.04%。旧・町単位において比率は異なる。江田島町2.17%、能美町3.22%、沖美町8.55%、大柿町1.48%。こうなると地域による外国人市民との接触率や考え方も温度差があるのではないだろうか。今後の外国人市民に対する市の施策も、地域の声を把握しながらやっていくことも大切です。
まだ試行錯誤しながら書いていますが、あらゆることに対して、いろいろな視点で見ていくと、限られた財源のなかで、何が必要なのか見えてくるような気がします。これが正しいかどうか分かりませんが、ひとつの視点としての『実質』をキーワードに、今後、江田島市を分析してみることにします。
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