江田島市の課題2016-下
晴れ
市長選を前に『江田島市の課題』についての特集記事3日目(最終)。今回は交流人口の増加に焦点を当てる。
第2次総合計画(H27-H36)に掲げる交流人口(総観光客数=市民+市外)の目標は倍増。(54万人から100万人)宿泊施設に課題があり、高いハードルではある。しかし、少しずつ、仕掛けが動き始める。
民泊修学旅行。平成24年(2012)にスタートしたときは140人であったが、平成28年(2016)には18校2500人。順調に推移しています。ただ、受け入れ家庭の伸び悩みが今後の課題。
※第2次総合計画(概要版)→こちら
第2次総合計画実施計画(概要版)→こちら
尚、交流人口増加という人数の数値も大切ですが、観光消費額という尺度も重要。平成26年度の江田島市における一人あたり観光消費額は1,380円。これを2倍にすること=観光客倍増という見方もできます。過去にこういった取組み(→参考)もされており、これからどう伸ばしていくかということも大切。
一方、耕作放棄地を利用したサツマイモづくりも交流人口の増加策に繋がっている。平成24年(2012)から始めたサツマイモづくりが今では芋焼酎やもみじまんじゅうの餡として商品化している。(→H28.5.18)
また、新聞記事のように、広島市・呉市に近いから可能、という面もある、企業ファーム(→H28.9.9)。船に揺られて、潮風に触れ、また、島の畑で農作業をすることで日頃の疲れやストレスを解消する。そういったことには土いじりが一番。私自身も家庭菜園をしながら経験があります。
※江田島収穫体験ツアー(法人・団体向け)→こちら
江田島市は『宝の島』。これは私が15年前にUターンしたときに感じたこと。人口減少、少子高齢化、耕作放棄地などピンチをチャンスと考えて、地域資源豊富なこの島を、島民が一致団結して磨き上げることで、『明るい未来』がみえてくる。まさに、今が、『未来への挑戦』のときです。
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