H28年度戦没者追悼式
くもり
午前10時より、農村環境改善センターにて平成28年度江田島市戦没者追悼式が行われました。戦後71年目、ご遺族の方々も高齢となり、参列者も少なくなりました。
海軍とゆかりのある、江田島ならではですが、海上自衛隊第1術科学校長の追悼の言葉もあり、幹部候補生学校長も参列されます。
遺族代表者の謝辞からは、歴史を後世に伝えるため、今後も追悼式を開催していただきたいとの言葉がありました。
式後、沖美町に向かう。80歳の男性とお話しする機会がありました。戦後、中学校を卒業して、造船所で修行し、独立して機帆船から漁船までを建造した船大工さん。いまは息子さんが後を継いでいます。
戦時中、小学生のころ、勉強をするどころではなく、畑仕事を手伝ったこと。江田島湾に停泊していた軍艦【利根】(→参考)に向かって米軍機が機銃掃射や爆撃したこと。広島から目と鼻の先の地域であり、8月6日の広島原爆投下後のキノコ雲を見たこと。この方のお兄さんは戦争末期、海軍に志願して戦死したこと等を伺いました。
丘の上からは海上自衛艦が広島湾を通過し、呉基地に向かっている光景を見る。 先の大戦が終結して、71年。この平和な日本が永久に続くことを願います。
夕刻、海上自衛隊第1術科学校にて、観閲行進を見学。議会にご案内いただいたのは初めてです。
幹部候補生(一般、部内、飛行、公募)の357名が10月18日から東広島市の原村演習場で野外訓練を行い、本日、朝6時に原村を出発し、熊野~吉浦~(船)~小用~術校の約40kmを執銃徒歩行進。幹部自衛官になるための過酷な訓練です。
歴史的に海上自衛隊(旧海軍含む)とともに歩んできた江田島市(江田島町)。一市民として、学生が安心して学べる環境づくりを応援していきます。また、彼らにとって、第2の故郷である江田島をしっかり守っていきたい。
(参考)昨年4月のTBS報道特集のyoutube→こちら
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