牡蠣、幼生採取のメカニズムを探れ
くもり時々晴れ
昨日の中国新聞から。広島湾でホタテの貝殻にカキの幼生を付着させる採苗で今季異変があったという記事。右写真は昨年夏のもので牡蠣ひびに吊るしてあるホタテの貝殻。
今年は付着数が一定水準になるのが北部が南部に比べて1ヶ月遅く、同じ湾内で時期に大きな差がでるのは異例とのこと。
広島県では原因を探れば年ごとの好不調のメカニズムを解明することができるとしています。一昨年とその前の年が不調で牡蠣養殖業者にとっても厳しい時期がありました。(→H26.10.31)
今年は必要量が確保できたとのことで安心ですが、今回の調査が将来に生きていくことを願っています。
左は新聞記事にあったカキ採苗の定点観測地点。広島湾の中心に位置する江田島市域がまさにタネを取る場所となっています。
右写真のとおり、全国生産量では1位呉市、2位江田島市、3位広島市、4位廿日市市という順番です。(参考→H27.10.2)
広島の牡蠣を支えている広島湾の活性化には、江田島市が輝くことが大切です。市民の皆さんとともに行政・議会が思いを一つにして頑張りましょう。
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