晴れ
写真は昨日の中国新聞から。地方創生推進交付金についての記事です。これを江田島市(行政)がどう考えているか。先進的なところはロビー活動しながら情報をキャッチし、具体的な施策を策定していると思います。
記事によると増額部分はハード事業(ハコモノ系)にも活用でき、以下のことが想定されています。
①地方に移住する高齢者の生活拠点づくりに関するコミュニティー施設整備(日本版CCRCか?→H27.6.2)
②一次産業活性化のための先端設備導入
※江田島市であれば、オリーブ事業や水産業の6次産業化支援策の絵を早急に描く必要があります。(尚、道路建設等の通常の公共事業は対象外)地域の方々と話をしていると、ニーズはすぐそこにあります。産業部(農林水産課)がしっかりと地場企業のニーズを把握し、マーケティングしながら企画立案し、早期実現することで新たなる産品開発と雇用の創出、ひいては持続可能な江田島市へと繋がることを願います。
江田島市の活性化を考えるに当たり、地域資源の3F(flower花、 fruit果物、fish魚介類)を有効活用を含めて、”産官学勤労言”の知恵と工夫を結集して作ったのが「江田島市総合戦略」であると考える。(水産業については、検討委員会で、現在、江田島市水産振興ビジョンを策定中です。H29年3月完成予定。)
その絵図を実践するための実働機関は、市役所の関係部署であり、バックアップする本部は総合戦略会議に参加した各界であり、支援するのは議会ではないだろうか。
11年の議員活動を通して地域をくまなく回ったこと、広島、呉、廿日市、安芸太田、三原、東広島、福山、尾道、世羅、岩国など幅広い行政・議会・首長、そして母校(修道・慶應)の同窓生、また日本郵船時代に培ったネットワークを織り交ぜながら「恵み多き島、えたじま」の付加価値性を高めることに力を注ぎたい。
また、広島市の玄関である宇品の正面にあり、広島湾の中心であり、瀬戸内海という素晴らしい環境にある江田島市(能美島・江田島)は広島市にとっても最重要拠点であり(例えば、MICE戦略やインバウンド、観光、子育て及び高齢者の一時移住・転居など)、付加価値を高めることによって広島広域都市圏のけん引役として貢献できます。
もちろん江田島市内各港から広島・呉を結ぶ海上交通も大きな地域資源であることは言うまでもなく、岩国錦帯橋空港を擁する岩国港との連携も模索する必要があります。県境にこだわることはありません。明治時代の「廃藩置県」ではなく、「廃県」を視野に入れたダイナミックなネットワークづくりこそ次なる時代の創出ではないだろうか。
役所仕事といわれがちな前例踏襲主義、事なかれ主義では次代を生きていくことはできません。10年後の島のあり方について、いろいろと模索しており、多方面、あらゆる世代の方のご意見をお聞きしたいので、ぜひ、ご連絡ください。(→電話 0823-57-2184もしくはメール)
最近のコメント