H28予算委(文教厚生分科会) その1
晴れ
今日は春めいた一日でした。朝から予算審査特別委員会の文教厚生分科会を傍聴。最後に傍聴議員も質疑可能です。
左は今日の中国新聞から。来年度から新規に外国語指導事業として英語検定4級以上の検定料助成をします。昨年度は中学校3年生で準2級取得者(高校中級程度の英語力)は6人いたとのこと。
午前中は教育委員会所管の一般会計予算についての審議。H28年度は新規事業として魅力化事業を含めて県立大柿高等学校への支援策が特徴です。左以外にも台湾の学校との交流事業に灘尾弘吉先生教育振興等基本条例に定める基金から40万円を補助します。(→こちら)
写真の通り大柿高校魅力化事業では次の2つがあります。
①公営塾(大柿高校生対象)
大柿高校、大柿公民館、下宿(大柿町深江)の3拠点で行うとのこと。
②島外生徒の下宿代補助(2万円/月)
委員からは江田島市内の中学校区からも通える公共交通も充実してはどうかとの意見もありました。(切串、三高地区など)
余談になりますが、日本サッカー協会のJFAグリーンプロジェクト(→こちら)を利用して大柿高校のグラウンドを天然芝化する計画もあります。選定されたら、6月下旬に植え付け作業がありますが、市内小中学校の児童・生徒も参加していただければと思っています。地域資源としての高校グラウンドに島の子どもたちが芝生を植え、そして芝生グランドを利活用してもらえたら素晴らしい。
午後から福祉保健部所管の一般会計・特別会計(国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険))の予算案について審議。
平成27年度介護保険法の一部改正により、新しい地域支援事業が始まります。地域包括支援センターの充実及び機能拡充を図るため、新たに地域包括支援センターを増設し、江田島市社会福祉協議会に委託します。(委託料1,200万円、→参考記事)
このことについて傍聴議員として以下の点について質疑及び要望(提言)をしました。
①センター業務委託をする場合、介護保険法第115号の47第1項で、市町村がセンターの運営方針を示すことになるが策定されているか。→現在作成中。
②市町村が地域包括支援センターの業務内容や運営状況に関する情報の公表に努めることが法制化(介護保険法第115条の46第10項)されているがどうか。→検討
③地域包括支援センター運営協議会の委員で広島県内23市町で議会議員が委員になっているのは江田島市のみ。(しかも学識経験者、→古い資料ですが広島県HP) 包括的連携・協力協定を結んでいる県立広島大学(→こちら)や広島県福祉士会等に運営協議会委員派遣のお願いをしてはどうか提言。
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