H27第2回行財政改革審議会
晴れ
午後から行財政改革審議会に出席しました。昨年11月に議会の常任委員会の構成が変わったことにより審議会委員となりました。(常任委員会の副委員長3人が委員となっています。)議題については以下の通り。
(1)第3次行財政改革実施計画について
昨年4月に第3次行財政改革大綱(H27~H31の5年間)が策定され、11月に実施計画が取りまとめられたことの説明。
(2)重点取組項目の進捗状況について
①行政経営の視点による事務改善の実施
今年度、事務事業評価シートを作成し、平成28年度から第2次総合計画・実施計画の「部門別計画」の【施策・事業の展開】にある248事業(国・県を除く単市事業)で導入することになります。評価の仕方にも工夫がいる意見もありました。評価公表については審議会で公表方法等について別途検討する予定。
②市民ニーズに対応した人材育成と組織体制の構築
今年度は人事評価制度(保育士・消防職員除く)を実施、職員研修の推進を行った。また、6月には内部資料(非公表)として第2次江田島市定員適正化計画を策定。
③公共施設の再編・整備による効率的な施設運営
「公共施設のあり方に関する基本方針」に基づき、設置目的や利用状況を踏まえて既存施設の再編整備を進めます。自治会単位の集会所を1地区1施設に集約することを今後推進します。(→集会施設等再編整備事業補助金制度)平成28年度には一部施設を地元自治会等に認可地縁団体になっていただき委譲することを検討。地元協議が始まります。(→参考)
※認可地縁団体: 地方自治法第260条の2第1項の規定による市長の認可を受けた地縁による団体。法人取得を可能にし、団体名義で不動産登記が可能です。(例:自治会)
④「新たな広域連携」の枠組みの中でのより効率的な行政運営の検討
広島広域都市圏(→広島市の連携中枢都市宣言書)と江田島市・広島市海生交流協定に基づいて行政サービスの向上を図る。圏域内職員交流・研修事業をどう活用するかが課題になると思います。
⑤アウトソーシングの積極的な利用
アウトソーシング基本方針(H28.3月策定)に基づく計画的な民間委託による効率化を目指す。①にある事務事業評価シートの有効な活用およびアウトソーシングの手法(指定管理者制度、PFI、民間委託、自治会等の団体との協働)について全市的に理解いていただくことが重要(共通認識)。
尚、このたびの審議会に関する資料および議事録は後日、市HPで公開されることになります。(→過去の審議会等)
江田島市の地方創生に関しては問題が山積していますが、職員の方々による頑張りによって艱難辛苦を乗り越えられると思います。市民に愛される市役所になることを願っています。
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