第三セクターへの適切な関与
晴れ
気持ちよく晴れた一日でした。左は平成27年12月議会で議員に配布された江田島バス㈱の経営状況説明書の表紙です。江能4町の合併後の動きとして2008年(平成20)4月1日より呉市営バス江能線撤退に伴い、能美バス㈱が引き継ぎ、江田島バス㈱に名称変更しました。
江田島バス㈱の概要は以下の通り。
(1)名 称: 江田島バス株式会社
(2)資 本 金: 1億円
(3)発行済株式: 5,400株
(3)株 主 数: 4(江田島バス除く)
(4)株主名簿
①江田島市 | 5240株 | 97.04% |
②江田島市企業局 | 40株 | 0.74% |
③(株)広島銀行 | 40株 | 0.74% |
④菱鹿運輸商事(株) | 40株 | 0.74% |
⑤江田島バス(株)(自己株式) | 40株 | 0.74% |
※自社株保有は第26期(平成24年10月1日~平成25年9月30日)に芸備商船㈱破綻により譲受。
江田島バス㈱はいわゆる第三セクターの会社であり、自治体(第一セクター)と民間(第二セクター)とが協働して設立した株式会社です。ただし、株主名簿のとおり自己株式40株を除いたら江田島市及び江田島市企業局の持ち株比率は5,280株÷5,360株(5,400-40)=98.5%。実質的に直営に近い。(副市長が取締役)
これまで議会に対して能美バス㈱時代より「経営状況説明書」は配布されていましたが、行政が積極的に市民への説明(情報公開)をしていませんでした。(広報えたじま等での公表等)
市民の代表である議員に配布説明した以上は公開文書であり、今回は経営状況説明書を公開します。(→江田島バス㈱の経営状況説明書PDF)さらに、第3次行財政改革実施計画において第三セクターに関する「財務諸表・経営状況の市民への公開」が目標とある以上、尚更のことです。
第三セクターについての財務・経営状況の公開もさることながら、指定管理者制度を利用した「公(おおやけ)の施設」の管理運営状況についても収支状況等を市民に公開しなければなりません。
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