H28予算委(産業建設分科会) その2
くもりのち晴れ
予算委員会の産業建設分科会2日目を傍聴しました。本日は産業部・農業委員会所管の一般会計・特別会計(宿泊施設事業)の予算審査。
農林水産及び商工観光の事業について委員から多岐にわたっての質疑がありました。その一つとして左の新規事業があります。
【多言語パンフレット作成事業】として300万円の予算計上です。江田島市を訪れる外国人観光客および市内在住外国人市民を対象としたものです。一委員からの質問として、江田島市にくる外国人観光客はどのくらいいるのか?
答えは左写真。【江田島市地域公共交通網形成計画(素案)】に平成26年実績で4,000人とあります。数値の出所は広島県の統計です。(→こちら)
参考までに、平成22年度に国のビジット・ジャパンの一環として多言語パンフレットが作られています。(→こちら)こういったパンフレットと同様のものが作成される可能性がありますが、江田島市として主体的にPRできるものが作れないか。そのキーパーソンは来年度に外部登用される地方創生参与と信じています。(→こちら)
※平成22年度のパンフレットについて、平成23年度3月議会の一般質問で少し触れていますが当時の市役所は当事者意識がありませんでした。しかし、今回は本気で作成していただけるものと思っています。
もう一つ、オリーブ戦略について。来年度予算のオリーブ振興事業で①オリーブ振興計画策定業務委託245万円、②オリーブ古木植樹業務委託料300万円があります。市として本腰を入れる決意の現れです。
②について産業建設分科会で異論もありました。確かに税金ですることではないかもしれません。しかし、【オリーブで島おこし】を進めた市長の想いも感じます。耕作放棄地対策・観光振興(シンボル)という観点から古木の植樹も必要なことかもしれません。
参考までに、国内オリーブ栽培の先駆けである小豆島ではスペインから樹齢千年の古木を移植してシンボルツリーにしています。(→こちら)江田島市のどこにシンボルツリーを植樹するのか気になるところですが、個人的には陸の玄関である旧・大君小学校グラウンドも候補地ではないだろうか。(→参考)
※オリーブ古木については、後日、財源は市民からの農業への寄付金(特定)であったことが判明。委員会で伝えれば混乱は招かなかったと思います。
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