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2016年1月 6日 (水)

『島』を磨いていこう

くもり

10620740_950625765011456_2011107293 肌寒い一日でした。元旦の中国新聞記事。(→PDF)人口減少と地方についての興味深い考察。

 明治維新には3,330万人(→参考)であった人口は終戦直後で7,199万人となり、その後、増加を続けて1967年(昭和42)には初めて1億人を超えました。

 2008年(平成20)の1億2,808万人をピークに減少に転じ、近年、地方再生や地方創生のもと国を挙げて人口増への取り組みをしています。

Img1061050120001  一方、江田島市場合、人口は1947年(昭和22)の63,560人をピークに減少時代に突入し、昨年(平成27/2015)12月現在で25,190人(日本人24,524、外国人666人)となり、ピーク時の6割減になりました。

 人口ビジョン及び総合戦略では2019年(平成31)の目標人口を24,000人に設定しています。(→こちら

 新聞記事で地域社会学者 徳野貞雄さんは、過疎対策を考える上では発想の転換が必要であり、思い込みは禁物という。

 JR三江線の廃止問題を例に、農山村の公共交通機関はもはや鉄道・バスではなく、自家用車であり、集落で車を共有して自主運営するカーシェアリングや自家用車を使うデマンド交通などがニーズに合うという。

 確かに、江田島市の陸上交通(バス、予約方乗合タクシー「おれんじ号」など)を考える上でも参考になります。

 ライフスタイルや生活志向の変化により、都会の若者の地方回帰が着目され、国もこの流れに沿って地方創生の政策展開(まち・ひと・しごと創生法等)をしています。恵まれた自然と広島市や呉市に近いという立地条件を鑑みると江田島市の可能性は広がります。

 平成26年(2014)8月から市内全ての地区で光回線が利用できるようになったこともセールス・ポイントの一つです。(→市HP)行政・市民・議会が「行ってみたい、住んでみたい、恵み多き島、江田島市」という共通認識をもって島を磨いていくことが大切です。

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