H28年1月交通問題調査特委
くもり
午前中は交通問題調査特別委員会に出席しました。協議事項は前回(→こちら)に引き続いて以下の2点です。
(1)切串宇品航路の早朝便運航に関する要望書について
署名持参者(要望者)から委員会に次のことについての回答がありました。(詳細省略)
①土日祝祭日全ての運航の必要性
②航路利用の可能性
確認事項(正確なニーズ把握)については記載されていません。委員間で協議する中で、議会に執行権がないことから、現在策定中の江田島市地域公共交通形成網計画の根拠法である改正地域公共交通活性化再生法(平成26年11月施行)やその上位法である交通政策基本法(平成25年12月施行)の基本原則を鑑みて、委員会としては市に対し対象地域の市民にアンケートでニーズ調査を図るよう提言することとしました。
※交通政策基本法の基本原則
・日常生活等に必要不可欠な交通手段の確保等
・まちづくりの観点からの交通施策の促進
・関係相互間の連携と共同の促進等
※改正地域公共交通活性化再生法
目標:本格的な人口減少社会における地域社会の活力の維持・向上
①地方公共団体が中心となり、
②まちづくりと連携し、
③面的な公共交通ネットワークを再構築することが求められる。
(2)デマンド交通の課題について
以下の4点について協議し、次回取り纏め。
①人口分布や市の構造、地形などがデマンド交通に適しているかどうか。
②個々のニーズに対する利便性をどこまで追求するべきか。
③バスとの役割分担及び全体のネットワークとして機能できるかどうか。
④持続性を高めるための運賃設定、財政負担ルール、地域との責任分担の仕組み。
(3)その他
次回開催は2月9日午後。先方の予定があえばデマンド交通(おれんじ号)運行地域の自治会関係者から現状の問題点や改善提案等についてヒアリングします。
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