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2016年1月19日 (火)

H27第4回公共交通協議会

くもり時々小雪

Img508 昨日の関東地方における雪による交通網の混乱もあり、朝から広島県内でも雪に関する情報がいつも以上にテレビ・ラジオで流れていました。江田島市内でもチラチラと小雪が舞う一日。午後、平成27年度第4回公共交通協議会を傍聴。

 交通政策基本法(→こちら)に基づいて本年度中に策定しなければならない「江田島市地域公共交通網形成計画」の素案及びパブリックコメントの実施について協議がなされました。

 出席委員の方々からいろいろな意見や質疑が行われました。後日、市HPで会議要点録が公開されるのでご参照ください。協議事項について簡単に纏めると以下の通りになります。

【1】江田島市地域公共交通網形成計画(素案)について

(1)計画の構成(素案目次)

 次の項目でまとめられています。

 ・地域の現状
 ・江田島市が目指すまちづくりの方向性
 ・江田島市の公共交通をとりまく現状と課題
 ・江田島市に必要な地域公共交通網の形成
 ・計画の目標と具体的な事業内容
 ・事業の検討・決定及び進捗状況

(2)計画の区域 : 江田島市全域

(3)計画の期間 : 平成28年度から5か年間

(4)計画の評価

 地域公共交通網を維持し、より使いやすく改善していく仕組みとして、計画の目標に対して評価指標を設定し、個別の事業の取組について、関係者が情報を共有しつつ定期的に評価・検証を行う。

評価指標
・市民アンケート調査における満足度のポイント
・航路利用者数の前年比減少率
・路線バスの年間利用者数
・おれんじ号の稼働率
・バリアフリー車両の導入率
・意見交換会の開催回数

(5)基本方針および(6)計画の目標と事業内容については左写真のとおり。目標3にある①運賃負担感の軽減策の具体的な検討については次のように表記されています。

■事業の概要

Img509_2 上限運賃制度や航路、路線バス、おれんじ号の相互利用における乗継割引制度など、運賃負担感の軽減策について検討します。

・路線バスにおける上限運賃制度
・航路、路線バス、おれんじ号の相互間利用における乗継割引制度
・商業施設等と連携した乗車券サービス制度 など

Img510 私が想定していた事業概要とは少し異なっていました。(→こちら)左は江田島市過疎自立促進計画書(案)から抜粋。今回の地域公共交通網形成計画(素案)で描かれている「運賃負担感の軽減策」との整合性がないように感じます。

 船賃の割高感を払しょくするために、世帯収入と世帯利用数及び通勤手当の支給額(定期代以下の企業もある)を勘案して船運賃補助をするものと思っていました。

【2】パブリックコメントの実施について

 募集期間として平成28年1月26日(火)~2月16日(火)の22日間。出席委員から少し短いというような声や素案をコンパクトにできないかという意見もありました。パブリックコメント手続実施要綱では「意見等の提出を受ける期間は,おおむね30日」とあり、市民に関心の高い公共交通問題なので30日程度は必要であると思います。

(参考)江田島市のパブリックコメント制度概要について→市HP

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