H27年12月交通問題調査特委
晴れ
午前中は交通問題調査特別委員会に出席しました。協議事項については以下の通りです。
(1)切串宇品航路の早朝便運航に関する要望書について
10月委員会(→こちら)で確認した正副委員長が航路事業からヒアリングをすること(11/25実施)に基づいた協議が行われました。
1.切串~宇品(ダイヤ改正前の9/13までの土日祝)利用状況
朝の1便は平均5~6人
2.ダイヤ改正後の1便利用状況(平日のみの運航体制)
※小用(6:16)→切串(6:31)→宇品(6:44)
1便平均 30人前後 (利用者に聞くと小用からは2~3人)
※宇品着が遅く困って、中町航路に替わった人が数名いる。(6:40→6:44)
中町便は宇品着6:30
3.小用・切串の1便を土日祝運航した場合のメリットとデメリット
事業者にとってメリットはなく、デメリットとして、①費用対効果で経営的に採算が合わない、②船員の時間外労働が増えて、人員配置が困るということが挙げられています。
4.その他として、割増運賃・補助金については考えていない様子。
尚、市民からの要望書は行政にも提出されており、署名持参者に切串航路早朝便に関する確認事項(正確なニーズ把握)を依頼しています。行政もまったく動いているわけでなく、調査検討するために情報提供を依頼している段階であり、委員会としても要望者等からの具体が提出され、実際に検討段階に入るまで注視することを確認しました。
(2)デマンド交通に課題について
前回以降に各委員会ら提出された下記のことについて取り纏められ、次回からこの問題について協議し、年度末までに一定の方向性を纏めることを確認しました。
①人口分布や市の構造、地形などがデマンド交通に適しているかどうか。
②個々のニーズに対する利便性をどこまで追求するべきか。
③バスとの役割分担及び全体のネットワークとして機能できるかどうか。
④持続性を高めるための運賃設定、財政負担ルール、地域との責任分担の仕組み。
(3)その他
今年度末までに公共交通協議会が策定する江田島市地域公共交通網形成計画(素案)について委員もパブリックコメントを各々が提出することを確認。
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