平成27年の振り返り(その1)
晴れのちくもり
今年1月に市営船の運航を委託する指定管理者が決定し(→こちら)、当初予定より半年遅れて公設民営化がスタートしました。
昭和23年(1948)10月23日、高田村、中村、鹿川村、三高村の共同出資によって公営船事業が発足し、昭和24年(1949)1月から中村~宇品の定期運航を開始しました。
今年9月末をもって公営船事業として66年9ヶ月の歴史に幕をとじ、12月定例会で打ち切り決算が認定されました。最終年度(半期)ですが、営業赤字6,466万円、経常赤字4,120万円、最終赤字4,117万円、事業終了時欠損金4億8,116万円。
尚、10月からの公設民営による運航はいまのところ収支的に問題ないと聞いています。
平成18年(2006)12月定例会から民間への運航委託を当時の曾根市長に提言し、その後も幾度となく同様の一般質問をしてまいりました。公設民営になるまで8年9ヶ月の歳月が経ちました。
一方、指定管理者の選定についても交通問題調査特別委員会において外部委員を選定委員会のメンバーに任命すべきこと・結果の公表を提案し、執行部への提言に取り纏めてまいりました。(→こちら)実際に外部委員が任命され、結果も公表されました。(→こちら)
現在、公共交通協議会において「地域公共交通網形成計画」策定に向けて協議がなされています。(→こちら)江田島市民にとって最適な交通体系(海上・陸上)の在り方について議論しており、行政としてしっかりと支える体制づくりが必要です。
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