県営水道36年度に赤字
晴れ
今日の中国新聞から。広島県の水道事業が現行のままでは2036年度(平成48年、21年後)以降に単年度収支で赤字になる長期試算を纏めたという記事。
人口減による利用量減に伴う収入減、そして、水道管更新費用も嵩むことが大きな要因。今後、利用する13市町への売値の変更(値上げ)を含めた財源確保を検討するという。
江田島市の上水道は平成26年度で島内原水率(自給率)は15%。それ以外は県用水を購入して賄っています。県が水代を値上げすると江田島市の水道事業にとって大きな影響が出ます。
江田島市内の水道施設においても老朽化した第2配水池(大柿町)、海底導水管(呉市天応~江田島町前早世)の更新に20億円近い投資が必要であり、また石綿管の更新完了(6.9km)に3億円弱かかるとの予測もある。
左写真の通り、江田島市の水道料金は広島県で一番い。最低料金の大竹市の3.2倍。(10㎥の場合)一人の県民としては、県内の水道事業は県が一括して運営し、県民が同一料金で利用できればと思います。
※広島県には水道施設への支援要望を毎年しています。→参考(H26年度事業に関する要望活動)
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