H27年10月交通問題調査特委ほか
晴れ
今日も気持ちよく晴れました。江田島市内では金木犀の香りがいろんなところでしており、秋も少しずつ深まっていることを感じます。午前中は交通問題調査特別委員会に出席しました。(1名欠席)協議事項は以下のとおり。
(1)デマンド交通の課題について
9月24日に開催された第2回公共交通協議会(→こちら)で江田島市地域公共交通網形成計画(期間は概ね5年間)策定について説明があり、予約乗合タクシー(おれんじ号)の利用者アンケートも行われます。委員会としては以下の観点から次回以降、協議することを確認しました。
①人口分布や市の構造、地形などがデマンド交通に適しているかどうか。
②個々のニーズに対する利便性をどこまで追求するべきか。
③バスとの役割分担及び全体のネットワークとして機能できるかどうか。
④持続性を高めるための運賃設定、財政負担ルール、地域との責任分担の仕組み。
(2)切串~宇品航路の土・日・祝における早朝便の運航について(→こちら)
9月14日からの航路ダイヤ改正によって瀬戸内シーライン㈱の旅客船が休止することで切串発6時20分の早朝便(平日・土日祝運行)がなくなり、平日については小用~宇品の同社・高速艇が切串に寄港することになりました。(小用 6時16分発、切串 6時31分初、宇品 6時44分着)しかし、土・日・祝の運休によって利用者が不便を余儀なくされているということで住民が署名活動を行い、市・事業者及び議会(交通問題調査特別委員会)に要望書が提出されています。議会(議長)からダイヤ改正前の切串~宇品航路における切串始発便の利用状況について問い合わせしたところ、事業者からは次の回答をいただいています。
切串発(1便) 6:20 宇品行 平均利用人数(平成27年1月~8月)
平日 27.8人
土曜 10.2人
日・祝 5.2人
交通問題調査特別委員会としては上の写真の観点から調査することとし、正副委員長が事業者を訪問し、航路運営も含めてヒアリングさせていただくことを確認しました。
午後から大柿中学校体育館で開催された第30回江田島市少年健全育成意見発表会に出席しました。この大会は「中学生が友達や学校、家庭、地域社会の中で、日頃考えていることや感じていること」をテーマとして取り上げ、これを提言や希望の形で表現・発表することにより、多くの市民が青少年の意識に触れ、理解を深め、青少年の健全育成に資することを目的として開催しています。毎年、市内4中学校(江田島、三高、能美、大柿)の代表者2名づつ(計8名)が意見発表をします。
今年は戦後70年という節目の年であり、平和に関する意見発表が2件ありました。例年参加していますが中学生の考え・意見は新鮮で私にとっても大変刺激のあるものです。次代を担う彼らの前途に責任ある政治活動をしていきたい。
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