第2回学校活性化地域協議会を傍聴～大柿高校

晴れ

　　昨年度から開催されている大柿高等学校活性化地域協議会ですが5月21日開催の第1回（→こちら）に続いて第2回会議を傍聴しました。協議内容は以下のとおり。

（１）今年度の大柿高校の取組について

　先日新聞にも取り上げられた「江田島ポプリ（仮称）」商品化プロジェクトについての概要や学校を核とした地域づくり（大柿高校だからできる～海と島と教育の輪）のスローガンのもと、①グローカルな人材育成（自然体験学習及び地域おこし活動）と②グローバルな人材の育成（国際交流、プレゼンテーション能力の育成等）についてのこれまでの取組が紹介されました。また、3年生の進学や就職状況についての報告もなされました。

（２）公営塾・県外からの生徒受入について
（３）公営塾・下宿生への補助金についての進捗状況について

　平成28年度入学生から県外募集することを決定したことによる下宿及び公営塾の開設について7月29日に大柿高校を育てる会、同窓会、PTA、学校活性化地域協議会及び高校の連名で市長に対して要望書を提出したことの報告がありました。

　下宿生へは廿日市市が決定した2万円／月の補助額と同様のことを江田島市に支援を要請するものとなっています。また、10月25日に東京・銀座の広島県ブランドショップTAUで県立高校6校の学校説明会をするとの報告もありました。（→こちら）

　尚、10月21日開催の議会全員協議会で大柿高等学校に係る補助金について執行部から説明がある予定です。

（４）地域おこし協力隊について

　今年度に江田島市が募集する予定の「地域おこし協力隊」については市の担当課（企画部交流促進課）に対し「大柿高校の教育活動の活性化」を設置趣旨とする申請書を教育委員会が学校と協議して提出したと説明がありました。協力隊員にお願いする内容としては以下のとおり（予定）。

①大柿高校が行う教育活動の支援（総合的な学習の時間における支援）
②公営塾の運営に関する支援
③大柿高校のPR活動

（５）平成28年度サッカー部・カヌー部の新設について

　専門の指導者による徹底指導で生徒募集の目玉にする。県内のカヌー部は音戸高校1校のみで大柿高校にできれば広島県高等学校体育連盟（以下、高体連）へ加入できる。尚、今年の2年生が秋の大会に出場する予定。カヌー指導者についてはすでに確保していると協議会長からコメントあり。

　サッカー部については来年2月の高体連総会に来年度からの加盟予定を伝え、4月には申請する予定。カヌーと違って団体競技（11人）であるため、部員が集まらなかった場合の対策も検討する必要がある。

（６）今後について（サッカーグラウンド整備の要望書）

　大柿高校グラウンドは野球部が使用しておりサッカー部が創部された場合のグラウンド確保が課題。協議会長からは、現在、江田島市体育協会が要望書を作成したという情報がありました。

　尚、協議会としての要望書については、いろいろ協議されましたがこのたびの結論には至りませんでした。

【参考】グラウンド芝生化についての私案ほか
①施設編→こちら
②財源編→こちら
③6月定例会一般質問→こちら